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住宅のすみにこっそり咲く、彼岸花(ヒガンバナ)を見つけました。
【彼岸花 ふとした所に 見つけたり】
この句は、2020(令和2)年九月に詠んだ俳句です。
ちっとも彼岸花が咲いている事に気付かず過ごしていました。突然、現れたと言っても過言ではあれません。そのくらいふっと何気なく咲いているのです。
幼い頃に言われた事
彼岸花は赤が主流ですが、一番下の画像のように白色もあります。
赤がメインだった頃のお話です。
私が小さい時よくおばあちゃんが「その花(彼岸花)触ったらあかんよ!」と。私はすぐに「なんでぇ? なんでぇ?」と聞き返します。
するとお婆ちゃんが「その花(彼岸花)触ったらやけどすんねんでえ、ほんで家に持って帰ったら家が火事になんねんで!」
えっと驚き、私は触ってないし家に持って帰ってなくても、その言葉を想像してゾッとしてしまい……。けっこうきれいな彼岸花なのに、と幼いながらもとても恨めしく思いました。
おばあちゃんの言葉
時が流れて、おばあちゃんも旅立って幾年も経ちますが、あの言葉は私の脳裏に鮮明にインプットされています。
ラジオなどで、彼岸花の季節になっておばあちゃんの言っていた事が放送されますと「そうそう、怖いお花ですよ彼岸花は」と同調しますし、本当におばあちゃんが言っていた事は「言い伝え」なんだなぁと実感する次第です。
あちこちにどこにでも咲き誇る彼岸花
今年(2022年)試してみようと思いますのが、私の行動範囲でどれだけの彼岸花に出会えるかを数えてみようと思います。ボーっと歩くより、目的意識を持って歩くほうが、脳にも刺激になるのではないでしょうか?
彼岸花は、けっこう目立ちますからね。
ここで一句
彼岸花が一輪で咲いているところは、見たことがありません。密集して咲いてます。白色と赤色が並んで咲いていると、食いしん坊の私は「紅白饅頭」のようにえるのでした(笑)。
~彼岸花 炎のような 祖母話~
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