桜蘂(さくらしべ)降ると言う季語を知る
2022.04.222022年08月03日
私の昔の俳句です(第十三弾)
句会で最も評判になった花火の俳句です
句会でナンバーワンの得票を獲得した「花火」の句です。初めて句会で皆様に絶賛していただきました。
【一瞬の 花火の命 潔し】
この句は2009年(平成21)年八月に詠んだ俳句です。
私が句会に入会して初めてナンバーワンの得票を獲得し、舞い上がるほどうれしかったのを覚えています。やはり人から認められますと、気分の良いものです。
この句の由来
私の近所では、夏になりますと花火大会がいくつかあります。
堤防に上がったりしてどうにか見えるのですが、花火が大きいので「ドーン」という音と共に打ち上がり、花火が顔を出します。打ち上がったと思いましたら、次の瞬間にはハラハラと散っていきます。
また次が上がりますが、なんとも花火の潔さに圧倒されます。 普通なら大輪の花火がきれいとか連打で上がる花火がすごいと思いを馳せますが、私はハラハラ散っていき消えていく花火に目が入ったのです。
なんて花火は気持ちよく消えていくのだろう、「潔し」と感心しました。
句会の友人が絵手紙を描いて下さる
なんと句会の水墨画の名人が、私の句のイメージが頭に浮かんだので絵手紙を描いてくれまして、うれしいやらありがたいやら飛び上がりそうになりました。
人が絵まで描きたる句が詠めた事も胸が熱くなりますし、多忙な方なのに感謝でいっぱいです。
その方とその後
その方とは親子ほどの年齢差があるのですが、お家にお邪魔するぐらい仲良くなりました。
その方のお家は緑地に近くて、桜の季節などは桜吹雪が出迎えてくれますし、秋の紅葉の季節にはオレンジ色の落ち葉がサクサク音を聞かせてくれます。
植物園に行ったり、カツサンドを作って下さったり、多趣味でおられるので話出したら止まりません。ずーっと二人で談笑します。
今回その方が描いて下さった絵手紙を紹介できる事が、良い恩返しになるといいなぁと思います。
ここで一句
コロナの影響で花火大会は中止が続きましたが、医療従事者への感謝を込めて極秘で花火があがり、花火は日本の心のようです。
~大輪の 上がる花火も 散る花火~
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