桜蘂(さくらしべ)降ると言う季語を知る
2022.04.22【甲子園 一緒に観てた 父初盆】
父と私は、春夏ともに甲子園が大好きで、夏休みは父と観戦するのが日課でした。もちろん、プロ野球や大リーグも観戦します。本当に楽しい思い出になりました。
句会にての直し
句会の講師は、やけにこの句を気に入って下さり、一つ一つと添削して下さるのです。
まず一つ ~新盆の 父に観せたき 甲子園~
もう一つ ~初盆や 遺影の父と 甲子園~
と、ありがたく二句も添削して下さり、父もさぞかし満足だろうと思います。
私の一句から二句も生まれて感激だったのですが、後日講師から二つ目の句を講師の所属している句会に提出してもいいですか? とお伺いがありました。
それも光栄と了解しました。私の赤い俳句帳面に、きっちりチェックしました(笑)。
最後に行った甲子園
ある年の春の甲子園、突然父が「甲子園行こか!」と言い出しました。
小学4年の甥っ子と父と私の三人で出発。道中父は、昔の電車の思い出や、一人でお弁当を作ってもらって一日中高校野球を楽しんだことを話してくれました。今も昔も変わらないですね。
甲子園に到着しまして、甥っ子といつものように無料の外野席に行こうとしましたら、父が「内野行こや」と。「えっ」と驚く甥と私を尻目に、父はサッとチケットを購入しに行きました。
お言葉に甘えて内野席に。父は階段が少々つらそうでしたが、席についてもう感激!! すぐそばに選手が見えます。甥も満足気です。
そして昼近くなりますと、これまた父が「サザエがうまそうやな」と外野席では販売していない物を堪能致しました。すべて父の奢りです。ごちそうさまです。
ゲームも盛り上がり、私のお腹も盛り上がったのは言うまでもありません。楽しく、おいしく甲子園を後にしました。父と甥で、甲子園をバックに記念撮影も致しました。
ここで一句
野球観戦は、私の中で父を外す事はできません。 亡き父からすれば、ひ孫さんの画像をアップします。
~甲子園 父に感謝の ホームラン~
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