うれしさ、悲しさ、ないまぜの春がくる

いつまでも同じ状態は続かないのに

公開日:2022.03.02

更新日:2022.03.02

昨年(2021年)と同じじゃない。コロナの種類も。あなたの気持ちも。切り替えないと前に進めない。マスク生活の息苦しさの中でも、前向きに考えよう。せめて気持ちだけでも。

いつまでも同じ状態は続かないのに
福岡市の大濠公園で。パッと現れたコスモスの花、癒やされます

いつまでも同じ状態は続かないのに

同じにしてるのは誰? それは自分、そう思いませんか。

ちょっとテレビを見ない生活をしてみよう。生活を変えて見方を変えると、見えてくるものがあるんじゃないかと思いつつ。

どうしても見たい番組は、録画して観ることにしました。CMはスキップできます。映画鑑賞はたっぷりと引き込まれる感じを味わい、贅沢時間が生まれます。

コロナでちょっと気持ちが暗い時も、こんな時間が永遠には続かないことに気づき、明るい気持ちに切り替えていこうと思うんです。いいことも悪いことも、永遠ではないんですもの。

自分の気持ちの切り替えでしか、解決策はないんだと言い聞かせて。

うれしさ、悲しさ、ないまぜの春がくる

1月は寒かったとニュースの報道。私の体感も100%寒い。気のせいじゃなく、やはり当たってたんだと。毎日のように貼るカイロが必需品になっています。

節分の2月。鬼ごっこも昔は孫とあっちこっちに隠れて楽しんだが、もう成長して今は付き合ってくれないだろうな……。

孫の成長ぶりに驚きます。学校から帰ると塾に行く、とにかく忙しい。中学受験、私立に入りたいらしい。志望校を目指している。がんばれー。

世界中で毎日のように増えるオミクロンの脅威、でも行きたいゴッホ展。エイッ、思い切って出かけよう。予約なしなので、新幹線代が高かったけど。熊本から20分で博多駅、地下鉄に乗り換えて大濠公園駅、そこから公園の中を歩いて福岡市美術館へ。

うれしさ、悲しさ、ないまぜの春がくる
福岡市を見下ろす彫像

何年ぶりだろう? 予定していた美術展がコロナで中止になったり。母が危篤状態で、展示会で自分の作品も見れず、表彰式にも出たかったが出られなかったり。

あきらめざるを得ない状況で、もう3年も来ていません。近い県なのに……。大濠公園のキラキラ光ってる水面を眩しく、内心うれしく見ながら。住んでるところとは空気が違うなーと思いつつ、マスクの中で深呼吸して。

うれしさ、悲しさ、ないまぜの春がくる
大濠公園駅近景、爽やか

ランニングしてる人たち、ウォーキングしてる人たち、喫茶店でコーヒー飲んでいる人たち。楽しそうです。

普段と同じ光景にほっとして、力強さがあるゴッホの絵に感動しました。しみじみとこんな時間が必要だと……。14時過ぎに福岡に着き、熊本の自宅には19時過ぎには帰れました。

こんなにも感動したことは最近なかったから、その安堵感といったらこの上ない。さっと行ってさっと帰った旅でしたが、コロナ禍で旅するには、こんな方法しかないと思います。なんとも慌ただしかった旅でした。

次はゆっくり、のんびりと行ってみたいな

それにしても、自動販売機の水のなんとおいしかったこと。驚いたのは自動販売機、ほとんどがキャッシュレス化されていて、現金が使えたのは5台のうち1台だけであること。この日階段の上り下りが多かったせいか、なんと2万歩達成!

熊本では売ってないおいしい水を飲み終えたら、じわじわと湧き上がってくるものがある。怒り、喜び、見上げれば空は真っ暗。キラキラ星が瞬いています。

 

■もっと知りたい■

スミレ

高校の時に美術クラブに入り 油絵を始める。結婚し家庭に入り油絵はすっかり忘れて過ごしていたが、定年後に時間ができて絵を描きたいと思い、カルチャーセンターへ。だんだん面白くなり最近では展覧会に応募し、大作にも挑戦しています。

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