肩甲骨はがしで肩こり解消!セルフでのやり方を解説
2024.09.142023年08月25日
これくらい大丈夫は間違い
熱中症からの脳梗塞、誰にでも起こること
自分の過信が引き起こした重大な病気。熱中症の先にあったのは、とても痛くて苦しい日々。誰にもこんな思いはして欲しくないから話します。
2週間で3回の熱中症
2023年7月初旬、梅雨なのに毎日30度を超える暑さ。地域によっては、スコールのような集中豪雨があるからなのか、なかなか梅雨明け宣言は出ません。
そんな中、知人から誘われたバーベキュー、庭木の伐採、地元神社の祭礼による神輿の出迎えなど、屋外活動が立て続けにありました。
熱中症予防のドリンクと水を2リットル飲み、冷感グッズを活用して、帽子をかぶり、風通しの良い服を着る。
娘を応援するサッカー観戦で慣れている猛暑の屋外、対策は万全と自負していました。
ところがわずか14日間の間に、3度も熱中症に。
毎日続く頭痛を軽く見ていたら
頭がズキズキと痛い、吐き気がする、意識が朦朧としてくる。
屋外作業のたびにこんなことがありました。
よくよく考えると、サッカー観戦での屋外は長くても120分程度。しかし、この2週間の私は、毎度6時間以上涼むことなく屋外で作業していました。
私の屋外での活動限界は、おそらく120分。いつもの対策で大丈夫なわけがなかったのです。
完全に回復しないまま頭痛を軽視して、2週間のうち6時間の屋外作業を3回、合計18時間以上していたことになります。
常備していた頭痛薬を飲みながらやり過ごし、私の体はギブアップ。ついに救急車に乗ることになりました。
「大丈夫」は「大丈夫じゃない」
かかりつけ医で検査を受け、半年前に取ったMRIと見比べ、頸部の血管に新しい血栓と収縮が見つかりました。
通常120-60程度の血圧が、178-110という数値を示し、一時的に高血圧症状も現れています。
「脳梗塞ギリギリですよ。一歩手前。いや、この状態は脳梗塞と言えますね」と医師の言葉。
8種類の薬で投薬治療、毎日点滴の通院をしながら自宅療養です。
かつて、サッカーチームで受講した熱中症対策と処置方法。
分かっているから大丈夫と自分自身を過信した結果、私は軽度の脳梗塞に。熱中症よりはるかに苦しい日々を過ごすことになりました。
熱中症そのものも、もちろん怖い。でも、それを引き金に起こる病気の恐ろしさ。
「大丈夫は大丈夫じゃない」が自身を救うことを、多くの人に感じてもらえたらと思ってこの記事を書きました。
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