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大事な人の79回目の誕生日祝い
念願の贅沢ランチと三人乗り人力車
2023年5月、79歳の誕生日をお祝いするにあたり、浅草を訪れました。彼女が80歳になるまでの一年間で、いくつの望みを叶えられるでしょうか。
フォトグラファー清水伸彦さん撮影
死ぬまでにやりたいことを叶える
2023年5月、私の大切な女性が79歳の誕生日を迎えました。
彼女の体が自由に動く間に「ずっとやりたかったこと」を叶えるお手伝いをしよう、というのが私と娘の約束。
彼女の口癖は「もういつ死んでもいいよ」
その声を聴くたび「まだまだ生きてよ、やりたいこと叶えたいよ」と背中をたたきます。
まずは、身近で叶いそうな願いからスタートさせることに。第一弾は誕生祝いから。
「ちょっと」をたくさん食べるためにビュッフェで
「たまには贅沢にホテルの食事。私はたくさん食べられないけど」
何となく彼女が呟いた一言。それならば、と浅草の眺望のよいホテルでビュッフェスタイルのレストランを予約、誕生日の人がいることを伝えました。
眺めの良い窓際の席で、浅草の街を一望しながらのランチ。途中スタッフさんがバースデープレートと歌をプレゼントしてくださり、とてもうれしそうに何度も「ありがとう」を言って涙ぐむ姿が印象的でした。
たぶん日本一ステキな車夫さんとの出会い
雷門の前でたくさんの車夫さんが観光客に声をかける中、後方でにこやかに笑う車夫さんのことが気になった彼女。
「もう浅草は十分知っているから、ほんの少しだけ記念に乗せてもらえないのかしら?」
事情を話すと、三人乗りの人力車を用意して、コース外で乗せてくださると。清水伸彦さんという個人車夫さん、本業はフォトグラファーだそうです。
人力車に乗せてくれるだけでなく、無料で本格的な写真を撮ってくださるオリジナルなサービスがありました。
私たちのわがままな願いを叶えてくれる最高の車夫さんとの出会い。私はハルトモ倶楽部のライターであることをお伝えし、写真を含めて記事にしたいと申し出、快諾くださいました。
「良い出会いっていうのは本当に幸せを運んでくるね」
幸せそうにほほ笑む79歳になった大好きな人、この言葉。
「またいつか、清水さんの人力車に乗りたいね」
やりたいことがまた一つ増えたようです。
■もっと知りたい■
晴間千妣絽
はるまちひろ。老舗旅館を閉館して2023年より電子小説「大人だって友だちが欲しい」を配信中。女性の人生の悲喜交々を小説に綴り暮らしています。ハルトモ倶楽部を通して、日常のあれこれを楽しくほっこりとお伝えできればいいなと思っています。ブログ『普通の主婦のこだわり日記』『私の見ている世界』
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