気温25度の服装は何を着る?目安とおすすめコーデ集
2022.10.012024年09月30日
今日何着る?気温に合った服選びで失敗なしのおしゃれ
服装指数とは?見方やコーデの目安、上手な活用法!
涼しい日も増えてきて、毎朝洋服選びに悩む方も多いのでは? そんな時に便利なのが「服装指数」。 意味や役立て方、見方、数値別コーディネートの目安、温度調節のコツをご紹介します。衣替えのタイミング決めにもおすすめです!
「服装指数」を知らなきゃ損!どんな意味?
服装指数とは、日本気象協会が発表しているさまざまな指数のうちの一つで、その日の朝・昼・夜の気温から、どんな服装が適しているかを教えてくれるサービスです。
季節の変わり目は気温が不安定で、一日の最低気温・最高気温が大きく変化することもあり、服装選びが難しいこともあります。晴れていても風が強く肌寒い日もあるため、天気予報だけをチェックして服装を選ぶと「羽織るものを持っておけばよかった」と後悔することも。
出掛ける前に服装指数を知っておくと、毎日外出するときの服装選びに役立てられ、寒過ぎたり暑過ぎたりすることなく一日をより快適に、楽しく過ごすことにつながります。
朝・昼・夜の予想気温で服装指数が決まる
服装指数は、毎日の朝・昼・夜の予想気温をもとに決定されています。
同じ日でも時間帯によって気温差が大きくなることがありますが、服装指数ではそれぞれの時間帯の指数が細かくわかるため、「朝と昼は気温が高いけど、夜は気温が下がって冷えるみたいだから羽織るものを持って行こう」など、気温変化にも柔軟に対応できるようになることがメリット。
服装指数を参考にすれば、おしゃれさだけではなく、快適さまで考えたコーディネートができるようになります。
地域で指数が変わる
北海道、東北、関東・甲信、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州、沖縄のように日本全国の服装指数が発表されており、「東京」など特定のエリアをクリックすると更に細かい地域の服装指数を確認できます。
エリアが拾い場合は、同じ県内でも、住んでいる場所によっては指数が変わることがあるので、注意しましょう。
服装指数は10日先までわかる
服装指数は毎日最新の情報が発表され、エリアごとに最大で10日間の服装指数が確認できます。
今日明日の服装指数だけではなく、10日先までの朝・昼・夜の服装指数が細かくチェックできるので、レジャーや旅行の予定を立てるときやにも便利です。
服装指数はどこでチェックできる?
服装指数は、天気予報や注意報、紅葉情報、桜の開花予想などのサービスを提供する日本気象協会が発表しており、同協会が運営するウェブサイト「tenki.jp」で確認可能です。
なお、日本気象協会では服装指数の他にもいくつもの指数情報を紹介しています。
- 洗濯指数
- お出かけ指数
- 紫外線指数
- 睡眠指数
- 洗車指数
- アイス指数
- ビール指数
- 蚊ケア指数 など
アイス指数やビール指数などユニークなもの、蚊ケア指数やお出かけ指数などレジャー・旅行に役立てられそうなものもあるので、服装指数と合わせてチェックしてみるのもおすすめです。
スマートフォンのアプリもあり、iPhoneなら「App Store」から、Androidであれば「Google Playストア」からダウンロードできます。
服装指数の段階や見方
服装指数は10〜100まであり、10段階に分けた数値で発表されています。服装指数の数値が低いほど寒いため服装は厚着になり、数値が高いほど暑くなるため薄着になります。
以下は、日本気象協会のウェブサイト「tenki.jp」で発表されているそれぞれの服装指数と服装の目安です。
- 10:ぶるぶる、何を着ても寒い!!
- 20:ダウンジャケットでしっかり防寒
- 30:コートを着ないと結構寒いなあ
- 40:裏地付トレンチコートがおすすめ
- 50:薄手のジャケットを羽織ろう
- 60:長袖シャツ・カットソーで快適に
- 70:半袖+カーディガンで温度調節を
- 80:半袖Tシャツ一枚で過ごせる暑さ
- 90:ノースリーブでもかなり暑い!!
- 100:暑さ対策必須!何を着ても暑い!
体感温度が下がるほど、服装指数の数値も低くなります。
ただし、暑さや寒さの感じ方は人によっても違いがあります。暑がりの人、寒がりの人もいるので、あくまで服装指数は目安として、自分に合った服装選びをすることが大切です。
服装指数別!コーディネートの目安
ここからは、服装指数別のコーディネートの目安やポイントをご紹介します。
服装指数10:厳しい寒さ
服装指数10は、ダウンやコート、ジャケットなどでしっかり防寒しても寒さが厳しい、冬本番の日です。
アウターにプラスして、温かいインナーやセーター、マフラーを活用して寒さ対策をしましょう。お出掛けの予定がある場合など、外に長時間出ている可能性がある場合は、カイロを持っておくといいかもしれません。
服装指数20:寒い
服装指数20も、しっかり防寒が必要な寒さの日です。厚手のアウターを着込み、風が強い日などはさらに手袋やマフラーがあると安心です。
服装指数30:コートを着ないと寒い
服装指数30は、真冬ほどではないものの、コートを着ないと寒さを感じる日です。外出の際はコートを着て、しっかり防寒をして出掛けるといいでしょう。
服装指数40:じんわり冷え込む
服装指数40は、季節が秋から冬へ変わる頃のように、じんわり冷えるような寒さの日です。日が落ちてからや風が強い日は寒さを強く感じることもあるため、しっかりめのアウターがおすすめです。
服装指数50:やや肌寒い
服装指数50は重ね着がおすすめの、やや肌寒さを感じる日です。長袖シャツやカットソーに薄手のジャケットやカーディガンを羽織って寒さに備えておくと、おしゃれを楽しみながら温度調節ができます。
服装指数60:暖かく過ごしやすい
服装指数60は、暖かく過ごしやすい気温で、長袖のカットソーやシャツ1枚でもOKな日です。暑がりの人は半袖にして羽織るものを用意しておくと、温度調節がしやすいでしょう。
服装指数70:朝晩は冷えるが、昼間は快適
服装指数70は、朝晩は冷えることもありますが、気温の上がる昼間は半袖で快適に過ごせる日です。早朝に出掛ける場合や、予定で夜遅くまで外出する場合は、薄手のカーディガンなど羽織るものがあると安心です。
服装指数80:半袖1枚で過ごせる暑さ
服装指数80は、半袖1枚でも快適に過ごせる暑さの日です。
このくらいの気温の時期になると、電車やバス、オフィス、商業施設など場所によってはエアコンを効かせているところも出てくるので、カーディガンやストールを持っておくと肌寒さを感じたときに羽織ることができて便利です。
服装指数90:かなり暑い
服装指数90になるとかなり暑く、外を歩いているだけでも汗をかくほどの暑さです。コットンやリネン、麻素材など通気性のいい素材の服を選ぶと快適に過ごしやすいでしょう。
服装指数90以上は紫外線も強くなるため、日焼け対策もしっかりしておくことが大切です。
服装指数100:とにかく暑い真夏日
服装指数100は、何を着てもとにかく暑い真夏日です。ノースリーブやショートパンツなどどんな服装をしていても暑く、熱中症対策も十分に行う必要があります。
汗をたくさんかくため、速乾性・吸湿性に優れた素材の服を選ぶと快適に過ごせるでしょう。屋外が暑い分、屋内はしっかり冷房を効かせているところも多いので、羽織るものを持っておくと体を冷やし過ぎずに済みます。
服装指数をコーディネートに活用するポイント
ここからは、服装指数をコーディネートに活用するポイントをご紹介します。
季節の変わり目の服装選びに
四季のある日本は、季節の変わり目の服装選びが難しいことも少なくありません。
日によっては季節外れの暑さ・寒さになることもあり、何を着て出掛ければいいか迷うことがありますが、そんなときも服装指数を参考にすれば、朝晩の寒暖差対策もばっちりできます。
衣替えのタイミング決めに
ダウンやジャケット、コート、マフラーや手袋などの防寒具を出す衣替えのタイミングを決めるときにも、服装指数は役立ちます。
服装指数80の日が多くなったら、夏物へ衣替えするのにいいタイミングです。秋物から冬物への衣替えは服装指数50〜60、厚手のコートなどしっかり防寒できるアイテムが活躍する頃は、服装指数20を目安にするといいでしょう。
一般的に、夏服から冬服への衣替えは9月下旬にスタートして、10月中に夏服から秋冬物へと徐々に変えていくのがおすすめ。
最高気温が25度を切ったら、そろそろ長袖の出番。気温20度の服装は、薄手のニットやパーカー、スウェットなど、暖かさが確保できるアイテムがぴったり。コートなど、本格的な冬服への衣替えは、最高気温が15度以下が目安です。
旅行やレジャーの洋服選びに
服装指数は旅行やレジャーのときの洋服選びにも活用できます。地域によって気温が異なるため、遠出するときは服装指数をチェックしておくといいでしょう。
また、ディズニーランドやUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)など、遊園地は朝から夜まで屋外で過ごすことが多いレジャー施設です。服装指数で朝晩の寒暖差をチェックしておくと、一日中安心して楽しく過ごせますよ。
コーディネートで温度調節するときのポイント
ここからは、コーディネートで温度調節するときのポイントをご紹介します。服装指数をチェックしたら、その日に合わせたコーディネートで快適におしゃれを楽しみましょう。
重ね着で温度調節する
朝晩の寒暖差が大きい日や季節の変わり目など、服選びに迷った日は重ね着で温度調節をしましょう。例えば「長袖シャツ一枚」を「半袖+長袖の薄手のカーディガン」に変えるだけで、温度調節がしやすくなります。
重ね着すると着回しができるので、おしゃれの幅が広がり、ファッションを今まで以上に楽しめるようになるのでおすすめです。
季節に応じた素材を意識する
服の素材を季節に応じたものにすると、温度調節がしやすくなり、快適に過ごせます。
例えば、羊毛から作られるウール素材は保温性が高く、冬など寒い季節におすすめ。夏は吸水性に優れ肌触りもよく、通気性の高いコットンがぴったりです。季節に合った素材を選ぶと、楽しみながら温度調節ができますよ。
また、ストールやマフラーなどの小物を取り入れるのもおすすめです。
湿度もチェックする
暑さや寒さの感じ方は、湿度によっても変化します。例えば、夏は気温があまり高くない日でも、湿度が高いと蒸し暑く感じやすくなります。
快適に過ごすためにも、服装指数と合わせて湿度もチェックしておくといいでしょう。
服装指数をチェックしておしゃれをもっと快適に!
服装指数は、日本気象協会のウェブサイト「tenki.jp」でチェックできる、その日の服装選びの目安にできる指数です。
「今日は何を着ていこう」「明日のお出掛けの服装はどれにすればいい?」など、服選びに迷ったときに参考にすると、寒過ぎる、暑過ぎるということにならず、一日を快適に過ごすことにつながるでしょう。
特に、寒暖差が大きくなる季節の変わり目は天気だけではどんな服を着たらいいか迷うこともあります。そんなときは、服装指数をチェックすることで、服選びの失敗を減らせるでしょう。
※この記事は2022年9月の記事を再編集して掲載しています。
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