1回2分の「トメサイズ」で50代からの運動習慣を!
2024.04.122024年01月17日
50歳からの挑戦で人生激変!?輝く女性の生き方とは
女性の50歳からの生き方│人生を豊かにするコツ11
人生の折り返し地点を迎えると「女性の50歳からの生き方って?」とこれからの人生について考える機会が多くなるもの。第二の人生への期待と不安、更年期による心身の不調、今後のキャリアや老後など考えることはたくさん。人生を豊かにするコツ11を紹介!
現代女性にとっての「50歳」とは?
人生100年時代といわれる現代では、「50歳」という年齢に対する意識は大きく変化しています。「50歳」とは、現代を生きる女性にとってのどんなタイミングなのでしょうか。
定年までのキャリアが見えてくる時期
仕事をしている女性の場合は、50歳は定年までのキャリアが見えてくるタイミングです。
50代の女性のキャリアはさまざまですが、長年勤めたことで組織での自分の役割が明確になり、これからの働き方についてもある程度見通しが立ってくるでしょう。
今後10年のスキルアップ・キャリアアップなどについて、新しいチャレンジをするのかそれとも同じ環境でさらに技術に磨きをかけるのか、じっくり考えることも大切です。
老後や将来について考えるタイミング
人生のちょうど折り返し地点ともいえる50歳の節目は、自分の老後や将来について考えるタイミングでもあります。
現代の50歳はまだまだ元気な人が多いですが、更年期に差し掛かる年齢であり、女性も男性も体の変化や衰えを自覚する時期でもあります。
50代になると親の介護をする人や親との死別を経験する人も増えてきて、働き方だけでなく、今後の自分の人生について考える人も増加します。
子育てが一段落したことをきっかけに、これから新しく仕事を始めようという人や、昔の仕事への復帰を考える人もいるでしょう。
60歳、70歳以降の人生を豊かなものにするためにも、50代のうちから早めに動いて、理想の暮らしに向けて準備を始めましょう。
キャッシュフロー(お金の流れ)を見直すタイミング
老後の生活について意識し始める50歳という年齢は、これまでのキャッシュフロー(お金の流れ)を見直すタイミングでもあります。
備えるお金は年代で異なり、20〜30代では結婚や住宅の購入、40代では子どもの進学のためのお金について考えることが多いですが、50代では老後資金や病気などのリスクに対する備えが重要です。
60歳の退職に備えて退職前と退職後の収入・支出についてそれぞれ考え、またさらに「60歳以降の働き方」や「住宅ローンの管理」などについても考えるといいでしょう。
特に、独身の場合は老後資金に加えて手に職をつけておいたり、就労不能な状況になっても収入を途絶えさせない方法について将来についてしっかり考えて準備しておくことが重要になってきます。
積立投資は長期間かけて行うことがリスク分散につながるため、資産運用の必要性を感じているのであれば先延ばしにせず、早めに行動に移すことが大切です。
ただし、投資にはリスクもあるためメリットだけでなくデメリットやリスクも踏まえた上で慎重に検討しましょう。
第二の人生(セカンドライフ)の始まり
自分のキャリアや老後にしっかり目を向ける時期であると同時に、50歳は第二の人生(セカンドライフ)の始まりでもあります。
子どもが大きくなり、職場での立場も安定して、定年後の生活について考え始める人は多いです。
セカンドライフというと昔は「余生」といったイメージが強い言葉でしたが、近年では定年後も会社に残ってバリバリ仕事をしたり、再雇用制度で新しい仕事に就いたり、自分で起業をしたりと、生き生き暮らしている50代以降の女性がたくさん。
「50歳から新しい人生のスタート」と前向きに考えて、自分のやりたいことや自分らしい生き方について考えてみましょう。
50代女性が抱えやすい悩み
50歳は第二の人生を始めるタイミングですが、変化を前にして不安を抱えることは誰しもあるものです。ここでは、50代女性が抱えやすい悩みについて見ていきましょう。
更年期や体力低下など健康面の心配
50歳前後になると、更年期による心身の変化に悩まされることも少なくありません。
更年期症状にはホットフラッシュやのぼせ、ほてりといった身体症状の他にも、イライラや不安感、気分の落ち込みといった精神症状も存在します。
思い通りにならないことから「自分はダメだ」と「前はできたのに」自分を責めてしまう人も多いですが、不調は更年期症状のせいであり、自分を否定する必要はありません。
あまりにも更年期症状(更年期障害)がつらい場合は、ホルモン補充療法(HRT)など適切な治療を受けることが大切です。
スキルやキャリアに対する不安
今の自分のスキルやキャリアに自信が持てず、新しいことに挑戦することに不安を感じたり、変化を恐れている人も多いでしょう。
ただ漠然と不安ばかりを感じていると、新しいチャレンジでステップアップしていくことが難しくなってしまいます。
自分にないものに目を向ける前に、「自分が持っているものをどう生かせるか」を考えることも大切です。
女性の50歳からの生き方・人生を豊かにする11つのコツ
ここからは、女性の50歳からの生き方を豊かにするコツを紹介します。
1:短時間でも自分のための時間をつくる
仕事や家庭のこと、親御の介護や自分の健康のことなど、何かと忙しい50代女性。
ついつい自分のことは後回しになってしまいがちですが、1日にほんの短時間でも自分のための時間をつくるようにしましょう。
例えば、寝る前の1時間は自分の時間にして好きなことをすると、短い時間でも自分の好きなことをする時間を取ることでリフレッシュでき、夢ややりたいことに向かうエネルギーにできます。
趣味がない人は、自分にぴったりの趣味を探してみるのもおすすめです。
2:運動の習慣をつける
健康的な生活の維持のためには、運動が非常に重要です。
人間は誰しも老化し、加齢に伴い筋力は衰えていくもの。しかし、習慣的に運動をしていれば筋肉量を維持でき、ストレスに強い心身を作る効果も期待できます。
激しい運動や長時間の運動を無理に行う必要はなく、軽いウォーキングや散歩などで体を動かすだけでもOK。
50歳からの新しい人生のスタートを生き生きしたものにするためにも、健康な肉体でいることが大切です。
3:ライフプランを考える
忙しい日々を過ごしていると、時間はあっという間に過ぎていってしまいます。50歳であれば、60歳の定年までの10年間のライフプランを立てておくといいでしょう。
ライフプランを立てるときは、「自分がやりたいこと」を考えるだけでなく「やりたいことの実現のために何が必要か、どんなスケジュールで進めるか」といった点まで具体的に考えるようにします。
しっかりと自分を見つめ直す時間をつくり、これからのライフプランを落ち着いて考えてみましょう。
4:日記を書く・自分史をつくる
日記を書いたり写真を取ったり、「自分史」をつくるのもおすすめです。自分がこれまでしてきたことの記録ができるだけでなく、後で振り返って自分を見つめ直すこともできます。
ノートや日記帳に書くのが好きな人は紙に書いてもいいですし、手軽に記録したい人はSNSやブログを日記代わりにすると手軽です。
5:新しい友達・知り合いをつくる
家族や職場の人など、いつも特定の人とだけ付き合っていると、考えが偏ったり視野が狭まったりしてしまいがちです。
新しい友達をつくると、同時に新しい話題や情報も入ってきて刺激になり、脳細胞が活性化します。今までは知らなかった新たな価値観や、新しい居場所が見つかるかもしれません。
習い事やボランティアの集まりなど、新しい人に出会える場所や機会はたくさんあるので、ぜひ出かけてみましょう。
6:やりたいことに優先順位をつける
年齢を重ねると、若い頃のようになんでもかんでも試すことは難しくなります。悔いを残さないためには、「これからの人生で自分がやりたいこと」に優先順位をつけることが大切です。
中には、とてもパワフルで、自分には考えられないくらいアクティブな人もいます。しかし、「エネルギーボール(自分が持っているエネルギー)」の大きさは人それぞれ異なるため、他の誰かと比べるのはNG。
自分のエネルギーボールの大きさを知り、優先順位ごとにエネルギーを配分していく必要があります。
うまくまとまらない場合は、まずは自分がやりたいことを紙やノートに書き出してみるといいですよ。
7:新しいメイクに挑戦してみる
「若い頃と同じやり方のままメイク方法を変えていない」「もう何年も同じコスメを使い続けている」という人は、新しいメイクのやり方を試してみたり、持っているコスメを新しくするのもおすすめ。
メイクのやり方ひとつで、印象は大きく変わります。メイク方法やコスメを変えるだけで、新鮮な気持ちでこれまで以上にメイクやおしゃれを楽しめるようになるかもしれません。
自分に似合う色やファッションがわからないという人は、パーソナルカラー診断や骨格診断を活用するのもおすすめです。
8:両親との時間をつくる
50歳になると、親もかなり高齢になります。まだ元気に見えても、「孝行したいときに親はなし」という言葉もある通り、親の生きているうちに親孝行すればよかったと後悔することも多いです。
50歳からの人生をより豊かにするためには、自分の親や夫、子どもなど家族の幸せについて考えることも大切。
ちょっとしたときに親に電話をかけたり、顔を見せるようにしたり、一緒にいられる時間をつくるといいでしょう。
9:ネガティブな言葉はポジティブに言い換え
ついつい「忙しい」「疲れた」「できない」など、ネガティブな言葉が出てきてしまうときもあります。しかし、ネガティブな言葉が癖になってしまうと自分や周囲の人のパワーを奪ってしまうことになりかねません。
ネガティブな言葉が出そうになったら、代わりにポジティブな言葉に言い換えるようにしましょう。
例えば「疲れた」と言いそうになったときは「疲れたけどがんばってよかった!」、「忙しい」と言いそうになったときは「忙しくてありがたい」などです。
10:勇気を出してやりたいことに挑戦する
「今の年齢からじゃ遅過ぎる」「私にはできっこない」と、始める前から諦めてしまうのはもったいないこと。自分でハードルを高く設定し過ぎず、楽しむつもりで思い切ってやりたいことに挑戦しましょう。
思うように勇気が出せないときは、同じような年齢から何かに挑戦した人の本やエピソードに触れてみると、背中を押してもらえるかもしれません。
11:自分らしさを大切にする
子としての自分、妻としての自分、母としての自分など、家族との生活の中でさまざまな役割を演じてきた人も多いでしょう。
50代は、これらの役割から解放されて自由になるタイミングでもあります。
自分らしく堂々と生きる女性はいくつになっても素敵に見えるもの。これからどんなふうに生きていきたいか、どんな人間でありたいかを考え、自分らしさを大切にしていきましょう。
女性の50歳からの生き方をもっと素敵に!
50歳は人生の折り返し地点。さまざまな変化のタイミングでもあり、先行きに不安を感じることもあるかもしれませんが、50代女性の楽しみはまだまだこれからです。
この先の人生をより充実したものにするためにも、一度立ち止まってしっかりと自分と向き合い、50歳からの生き方について考えてみましょう。
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