上大岡トメの老いを楽しむ!生き方のタネ・6

50歳からの人生が楽しくなる生き方とは?

公開日:2021/04/29

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イラストレーター・上大岡トメさんのコミックエッセイ『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎刊)のストーリーとともに、書き下ろしコラムをお届けします!今回のテーマは「50歳からの人生が楽しくなる生き方」です。

50歳からの人生が楽しくなる生き方とは?
上大岡トメの老いを楽しむ!生き方のタネ・6

カラダからのサインを受け止めて

これまで、不思議なおばあさん・アンさんから、骨の老化筋肉の老化感情の老化について学んできたトメさん。最後に教えてもらったのは、「50歳からの人生が楽しくなる生き方」でした。

※マンガ画像は複数あります。Yahooで閲覧している方は、画像をスライドしてストーリーを確認ください

上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)P.122
引用:上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)P.122
上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)P.123
引用:上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)P.123
上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)P.124
引用:上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)P.124
上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)P.125
引用:上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)P.125
上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)P.126
引用:上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)P.126
上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)P.127
引用:上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)P.127
上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)P.128
引用:上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)P.128

上大岡トメの老いを楽しむ生き方のタネ

20代の4人の男女は、キラキラと輝いていました

先日、展覧会『ふくもの展』を開催中の出来事。

その4人が入ってきた瞬間、ギャラリーの雰囲気が一変しました。この4人から光が放たれているように、室内が明るく、そして清々しい空気になったのです。まるでエネルギーの塊。

あっけにとられました。そして素直に思った。「若さって、すごいエネルギーがあるんだ」と。

同時に自分が年を重ねることで一番失ったものがハッキリとわかりました。エネルギー(氣)だ!

普段は自分の世代前後の人(40代から60代)と接することが多い私には、忘れていた感覚。痛烈な体験でした。

年をとるってことは、こうやってエネルギーを失って、死に近づいていくんだなぁ。

でも不思議と、そこに寂しいというキモチはありません。事実だもの。淡々と受け入れるだけ。

これも、アンさんのおかげでしょうか。

「エネルギーボール(氣)」の大きさは人それぞれ

「人は生まれながらにしてそれぞれ『エネルギーボール』を持っているのよ。そしてその大きさは違うの」そうアンさんは言います。

エネルギーボールのサイズは、女性は28歳、男性は32歳で最大になり、そこから年を重ねるごとに小さくなっていく。生活習慣にも大きく影響され、不摂生や病気も小さくする原因になります。小さくなっていくなり方も、人それぞれ。

こればっかりは人と比べても「しょうがない」ことなんです。

大きなイベントの終了後、私はベッドに直行。翌日も廃人状態です。でも私と同じ年の知人・Aさんは、翌朝早朝からトレッキングに行っている! 

これこそエネルギーボールの大きさの違い。私が同じことをしたら、大怪我をすること間違いなしです。

人生を楽しむために「養生」することが大切!

人生を楽しむために「養生」することが大切!

これから先の人生は、そのエネルギーボールをいかに小さくしないかということが大切です。

では、どうするか? それがマンガでいう4本柱の「養生」なのです。

この地味で基礎的なことを「やる」かどうかが、この先の人生を楽しめるかどうかの大きなポイントです。

体調を崩したり(私も)、最悪命を落とす同世代を見ていると、「寿命」は確実に近づいているなあ、と感じます。若い頃は人生に締め切りがあるなんて、考えたこともなかった。

もうなんでもかんでも、片っ端からがむしゃらにやっていくことはできません。少なくとも私は。

やりたいことの「優先順位」をつけないと、あっという間に「蛍の光」が流れてきて「あれ?もう人生おしまい……!?」ってことになってしまうかもしれない。

悔いを残さず人生を楽しむために、自分が一体今、何をやりたいのかをあぶり出すことにしました。

やりたいことには、優先度をつけること!

やりたいことに優先度をつけること!

「これからの人生でやりたいことは何ですか?」そう聞かれたとき、あなたはすぐに答えられますか?

いくつか答えられた人は、優先順位をつけてください。そして、順位が決まったら迷わずGo! ただし、エネルギーボールには気を付けて。

「えーと……これから何をしようか?」という方は、以下のヒントを見ながら、今すぐ紙と筆記用具を用意して書き出しましょう。

  • 最近、何をやっているときが楽しい?
  • 以前は何をやっているときが楽しかった?→またやってみたい?
  • やってみたいこと、またはやってみたけれど、諦めちゃったことは?

それで出てこなくても、諦めない。自分の楽しいことを探し続けることが大切です。

その原動力は「好奇心」。好奇心を持ち続けることは、エネルギーが必要。そこでやっぱりキーになるのが、早めの養生なのです。好奇心が焚き火だとすれば、養生は薪。火が消えないように、随時薪をくべる。

「養生は積極的に年をとることであり、人生を自分らしく生き抜くための戦略」というアンさんのコトバは、これからの私の人生を照らしてくれます。

養生は積極的に年をとることであり、人生を自分らしく生き抜くための戦略

それでも、もやもやして、今何をしたらいいかわからないときは、以下3つのことを1週間だけ続けてみてください。必ず変化が起こるはず!

  1. いつもより、1時間、早く寝る(12時前には寝る)。
  2. 食べるときは、腹八分目。
  3. 毎日散歩に30分行く。

これからの人生で、今が一番若い。毎朝、鏡の中の自分にそう言って、人生の後半戦を楽しむことにします!

★今回で、マンガ連載はいったん終了。次回からは、1回2分で心と体をケアできる簡単エクササイズ「トメサイズ」をご紹介していきます。お楽しみに!

著者プロフィール:上大岡トメ

上大岡トメ


かみおおおか・とめ 1965(昭和40)年、東京都生まれ。東京理科大学卒。イラストレーター。山口県宇部市在住。著書に『キッパリ! たった5分間で自分を変える方法』『ずさんな家計を整えました。』『子どもがひきこもりになりかけたら』『日本のふくもの図鑑』など多数。

※本記事は、上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)より一部抜粋して構成しています。

構成=竹下沙弥香(ハルメクWEB)

■もっと知りたい■


トメさんの著書『老いる自分をゆるしてあげる。』発売中

老いる自分をゆるしてあげる。

50歳を超え、次々と体に変化が起こり始めたイラストレーターの上大岡トメさんが、自身の老化に真正面から向き合いながら描いたコミックエッセイ。自分の中で起こる老化の意味を知るうちに、気付けば、変化するカラダ、人生が楽しみになっていくはず。老いる自分のことがより愛おしくなる、体をめぐるコミックエッセイです!

Amazonや全国の書店でお買い求めいただけます。

上大岡トメ

1965年、東京都生まれ。東京理科大学卒。イラストレーター。山口県宇部市在住。著書に『キッパリ! たった5分間で自分を変える方法』『ずさんな家計を整えました。』『子どもがひきこもりになりかけたら』『日本のふくもの図鑑』など多数。

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