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更新日:2024年01月15日 公開日:2020年10月27日
効果的なウォーキングの歩き方、時間、距離は?
今年こそ痩せたい! 運動不足が気になる方におすすめなのが、気軽に始められる「ウォーキング」です。脂肪燃焼効果はもちろん、血流もアップ。脳への良い刺激となり、リフレッシュにもつながります。正しい姿勢や速度、シューズの選び方をご紹介します!
「最近、太ってしまった」という方は、気軽に始められるウォーキングの効果をチェックしてみましょう!
ウォーキングのメリットは、なんといっても「脂肪燃焼効果」です。ウォーキングは有酸素運動の代表格。有酸素運動時のエネルギーの素となるのが脂肪や糖なので、正しくウォーキングをすることで脂肪が燃焼します。結果として中性脂肪や体脂肪の減少につながり、生活習慣病を予防する効果も期待できます。
さらに、大またでスピーディーに歩く「速歩」を効果的に取り入れることで、筋トレ効果がアップし、関節の可動域が広がるという、うれしい効果も期待できます。
また、外の空気を吸いながら体を動かすことは、脳への良い刺激となり、リフレッシュにもつながります。
ウォーキングには、どの程度のダイエット効果が期待できるのでしょうか。
そこで、脂肪燃焼効果があるウォーキングの効果を検証すべく、コロナ自粛の期間に体重が2.5kg増えてしまったハルメクスタッフが「8週間毎日ウォーキングチャレンジ」を開始。結果としては、食事制限なしで2.2kgの減量に成功しました。うれしいことに、気になっていた体脂肪率も減少しました。
自粛太りを解消できただけでなく、毎日外に出て歩くことで気持ちがふさぐことなく、気分よく生活することにもつながったようです。また、毎日「どのくらい歩いたか」という成果を見えるようにすることで、達成感がアップ。スマートフォンの歩数アプリを見返してがんばった自分をほめることも大切だと感じたそう。
一つ注意したいのが「ウォーキング」と「散歩」は違うということ。ウォーキングの「正しい歩き方」を意識することが大切。ハルメクスタッフがチャレンジして効果を実感した、ダイエット効果を高める歩き方を詳しくご紹介します。
ウォーキングのダイエット効果を望む場合には、ただ何も意識せずにダラダラと歩くのはNG。より一層カロリーを消費できて、ダイエット効果がアップする歩き方があります。
この3つを意識して歩くと、「運動した!」という達成感も得られます。さらに歩くスピードや心拍数を意識すると、運動効果が高まります。
ウォーキングの効果的な運動強度、運動量になっているかどうかは、心拍数でわかります。歩く速度を調節することで、心拍数が変化します。年齢により理想の心拍数が異なるので、自分の年代に合わせてチェックしましょう。この数字の低い方を通常のウォーキング、高い方を速歩として考えてください。
「たくさん歩けば歩くほど健康にいい」と思われがちですが、大事なのは歩く時間より、どう歩くか。東京都健康長寿医療センター研究所・青栁幸利さんがウォーキングの運動効果を調査・研究した「中之条研究」では、以下のポイントが重要だとわかりました。
歩くことで血糖値が安定することはよく知られていますが、さらにこの研究では「1日8000歩、20分速歩き」が、糖尿病、高血圧症、脂質異常症、メタボリックシンドロームなど、病気の予防につながることもわかりました。
1日8000歩はどのぐらいの距離なのかは、歩幅から計算することができます。一般的に人の歩幅は身長×0.45cmとされています。身長160㎝であれば×0.45cm=72cm。歩幅72cmで8000歩歩くと、歩幅72cm×8000歩=5.76kmとなります。つまり、1日に歩くべき距離は、5km強などと計算ができます。
ウォーキングのダイエット効果を高めるにはフォームや速度はもちろん大切。加えて、「どの時間帯に行うか」によっても効果が異なるようです。
健康運動指導士・黒田恵美子さんによれば、朝10分以上のウォーキングをすることで「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンが十分活性化する効果が期待できるそう。一方で、夕方~夜に有酸素運動をすることによって夕食に食べた糖が脂肪になることを防ぐことにつながります。朝ウォーキングと夜ウォーキングを上手にミックスすることで、毎日の生活が楽しくなりそうですね。
それぞれの時間帯のウォーキングの注意点やメリットについて知った上で、毎日の予定に組み込んで習慣化してみてはいかがでしょうか。
ウォーキングを避けたほうがいい時間帯はある?
夜にウォーキングをする場合には、夕食直後を避けます。夕食をとってから少なくとも30分程度たってから行いましょう。
ウォーキングを始めたけれど、急にがんばりすぎて体を痛めてしまった……ということは珍しくないようです。自分の体力や柔軟性を超えた負荷をかけることで、ケガをしやすくなってしまいます。ケガを防ぐためには、少しずつ歩数を増やしていくことが大切。
重点的にストレッチングするのは、ふくらはぎの裏や、太もも、肩。ケガを防ぎ、股関節の可動域を広げるストレッチの方法を解説しています。
翌日に疲れを残さないために、クールダウンも大切。歩き終わったらその場でリズミカルに大きくももを上げて20回ほど軽く足踏みし、帰宅後にはマッサージを。ふくらはぎから下を「さする」、「たたく」、「もむ」の3つの動作を組み合わせて気持ちがいいところを重点的に。
ウォーキングのときは、足にフィットした「ウォーキングシューズ」を選びましょう。最初のうちは、手持ちのスニーカーで始める人が多いかもしれませんが、スニーカーの難点は、長時間・長期間歩くのにはあまり適していない点。これから本格的に始めようと思っている方は、足に与える影響を踏まえてランニングシューズやウォーキングシューズを持っておきましょう。
シューズを選ぶ際には、自分の足をチェックする意味でも、専門家に足の「サイズ」と幅の基準「ワイズ」を計測してもらいます。スポーツ専門店でベストな一足を見つけるのも楽しいのではないでしょうか。
ウォーキングは、簡単に始められて無理なく続けられる有酸素運動です。脂肪燃焼効果もさることながら、自宅にこもっていることでたまってしまったストレスの解消にもつながります。まずは、「下腹」「腕ふり」「一直線」のフォームを意識して少しずつ歩数を伸ばし、慣れてきたら心拍数やペース配分も意識するようにするとダイエット効果がアップします。
ウォーキングは続けると日常が楽しくなってくる、楽しくなるとずっと続けたくなる……と、好循環が生まれやすい運動です。毎日続けられるか不安という方は、近所のお店を新たに開拓するつもりで、ウォーキングコースを決めるのはいかがでしょうか。
1人で、夫婦で、近所の友人と肩を並べて、自分に適したやり方を見つけて、移り変わる季節を肌で感じながらウォーキングを楽しんでみましょう。
※この記事は2020年10月の記事を再編集して掲載しています。
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