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- 女性必見!疲れないウォーキングシューズの選び方
今日からウォーキングを始めよう! と思ったら、まずは靴選びが肝心です。初心者でも疲れないサイズの測り方で、正しい足のサイズをチェック。また、スニーカー、ウォーキングシューズ、ランニングシューズの違いを知り、最適な1足を選んでくださいね。
歩くための靴、ウォーキングシューズとは?
“歩く”という日常動作の延長でもあり、歩き方によってはスポーツにもなるウォーキング。気軽に誰でも少ない費用で簡単に始められる運動です。成人病予防やダイエット、健康維持、リラックスなど、さまざまな効果が期待できます。
ウォーキングをより効果的に、より安全に続ける上ではウォーキングシューズを使用されることをおすすめします。ウォーキングシューズとは、その名の通り「歩くための靴」のことです。ウォーキングシューズを履くことで、安定感のある歩行ができるようになります。
日頃歩いている距離よりも長距離を歩きたいという方や、足にトラブルのある方、ひざ痛・腰痛といった体にトラブルがある方は、ウォーキングシューズを履くことで体への負担を減らすこともできます。
また、長距離を歩かなくても日頃から歩くことに違和感がある方は、ウォーキングシューズを日常使いするのも一つの手です。歩く上での違和感が解消されるかもしれません。
では、ウォーキングシューズはどのような特徴があるのでしょうか。選び方、おすすめの商品などをご紹介します。
ウォーキングシューズの特徴
ウォーキングをするときに、ただ”歩くだけ”と思って靴底が薄いフラットなシューズを選んでいませんか? 底の薄い靴で長距離を歩くと、足裏の筋肉や、ひざ、骨盤、腰に対する衝撃が大きくなり、ひざ痛や腰痛につながることもあります。
ウォーキングシューズなら、靴底がしっかりしていてサポート機能もついている上に、正しい姿勢で歩行を行うことができるように設計されています。
特徴1:安定した靴底
ウォーキングシューズは、ウォーキングをしたときに体への負担が少なくなるように作られています。効果的なウォーキングの方法は、かかとが地面に着地してから、足裏全体を使って前に進み、つま先で蹴り出すという動作を繰り返すように歩くこと。そのため、ウォーキングシューズには足裏全体をサポートできるものが多いです。
特徴2:耐久性のある素材
ウォーキングシューズの本体は、天候に左右されることなく、どこでもしっかりと歩けるように耐久性のある素材で作られています。また、ウォーキングはかかとから着地することが多いので、かかとが減りにくいようにラバーソールを採用しているものが多いでしょう。
特徴3:少し重い
ウォーキングシューズはランニングシューズよりも重さがあります。その理由は、足の振り子の原理を利用して、足が疲れたときでも前に一歩進みやすくするためです。 また、厚底にすることにより、安定した歩行を可能にしています。
スニーカーとウォーキングシューズの違い
違い1:ファッションアイテム
ウォーキングシューズは、ウォーキング専用だったり、歩くことに特化しています。一方、スニーカーはファッションアイテムとしての側面が強く、ウォーキングシューズと比べて、フィット感や靴底のクッション性などはあまり重視されていないともいえるでしょう。
違い2:素材や見た目
ファッションアイテムとしてのスニーカーは、使用される素材もさまざまです。レザーやスエード、ニットなどが季節や用途に応じて使用されています。
また、ハイカット、ローカット、ハイテク、ローテクなどスタイルも多種多様であり、歩きやすさよりも見た目のオシャレさが評価される傾向にあるようです。
ランニングシューズとウォーキングシューズの違い
違い1:軟らかい靴底
ランニングの場合ははねる動作が続くため、軟らかい靴底で衝撃を吸収するように作られているものが多いです。一方ウォーキングシューズは地面に着地してからつま先で蹴り出すまで足裏全体を使います。そのため、足裏全体をサポートできるものが多いのが特徴です。
違い2:メッシュ素材
ランニングをすると足にも汗をかくため、ランニングシューズは蒸れにくいメッシュ素材を使用しています。伸縮性があるメッシュ素材は足にフィットする効果もあり、靴ずれ予防の役割も果たしてくれます。
違い3:非常に軽い
ランニングをしたときに足にかかる負担は、ウォーキングよりも大きいため、足に負担がなるべくかからないように、ランニングシューズはとても軽く作られています。
ウォーキングシューズの選び方と重要なポイント5点
安全に楽しくウォーキングをするためには、ウォーキングシューズを正しく選ぶ必要があります。ウォーキング初心者の方は正しい姿勢と歩き方を身に着けることが大切です。そのためには、サポート力が高いウォーキングシューズを購入しましょう。
ゆくゆくは、サポート力がない靴でも正しい着地と足裏の動きができるようになり、自分の足でしっかり歩けるようになることを目指していきましょう。
選び方とポイント1:足の長さ
普段靴を選ぶ際に、その靴が何センチかを確認しますよね。これが足長(そくちょう)サイズです。 かかとの一番出っ張っているところから、つま先のもっとも長い指の先までの長さを測ります。 左右で大きさが違う方は、大きい方に合わせて選びましょう。
選び方とポイント2:足の幅
自分の足長サイズは知っているけれど、足の幅「足囲(そくい)」を知らないという方は多くいます。 足囲とは、足の幅の中でもっとも広い部分(親指の付け根から小指の付け根までの幅)の周囲の長さを指します。
ウォーキングシューズの心地よいフィット感には、足の長さだけではなく、足囲の計測も重要になります。
選び方とポイント3:求める機能
ウォーキングシューズは、シーンによって機能が変わってきます。シンプルにウォーキングをしたい方は、必要な機能をしっかり備えたもの。普段遣いもしたいという方は、脱いだり履いたりがしやすく、デザインがシンプルなもの。ビジネスで履きたい方は、スーツに合うようなデザインで通気性がよいのものを選ぶなど、自分が使いたい用途に合ったウォーキングシューズを探してください。
選び方とポイント4:つま先にゆとりがあるか
歩くためにつま先を蹴り出すときに、5本の指は靴の中で大きく広がります。足指を使って歩くためには、足指の広がりを妨げないような、つま先部分のゆとり(1㎝程度)が必要です。蹴り出したときに、指先のどこかが圧迫されるような感じがあれば、もう少し大きめのサイズを選びましょう。
選び方とポイント5:かかとのフィット感
つま先部分にはゆとりが必要ですが、かかと部分は隙間があるとしっかりとした蹴り出しができません。そのため、かかと部分がしっかりとフィットしたものを選んでください。
選び方とポイント6:お気に入りのデザインとカラーを
2~3年前から厚生労働省主導で健康増進のために、日常生活の中でも歩くことが推奨されるようになりました。ウォーキングシューズを普段使いをする方も多く、フォーマルでもカジュアルでも合わせやすい落ち着いた色みのでデザインがそろっています。ビジネス向けのウォーキングシューズもあるため、外回りの多い営業職の方などに選ばれているようです。
10年ほど前までは、ウォーキングシューズは高齢者のための靴という印象が強かったかもしれませんが、最近のウォーキングシューズはカラフルな色みのものが増えており、ファッション性も高くなっています。楽しく歩くためにも、ぜひお気に入りの一足を見つけましょう。
夜に公道を歩くことが多いのであれば、自分の身を守るためにも目立ちやすい色だと安心です。また反射板を身に着けておくといっそう安全を確保できます。
初心者でも疲れない!ウォーキングシューズのサイズの測り方
ウォーキングシューズを買う前に、自分の足のサイズをしっかり把握する必要があります。ここからは、正しい足のサイズの測り方をご紹介します。自分にぴったりのウォーキングシューズを選ぶことで、初心者でも疲れにくく、楽しんで歩くことができますよ。
測り方1:足長
かかとの一番出っ張っているところから、最も長い足指(親指や人差し指など個人によって異なります)の先端の長さを測りましょう。このときに気を付けたいのが、いすに座った状態で測るのではなく、体重がかかった状態の足を測ることです。
簡単に足の長さを測る方法があります。紙の上に立って、ペンでなぞり足の型を取り、その足型を定規やメジャーで測ります。また、左右の足のサイズは異なるので、必ず両足を測りましょう。大きかった足のサイズを参考にして、靴選びを行います。必要があれば、小さい足のサイズの靴にはインソールを入れて調整するといいでしょう。
測り方2:足囲(ワイズ)
親指の付け根と小指の付け根にメジャーを一周させます。メジャーがない場合は紐などを一周させ、それを定規で測りましょう。
測り方3:サイズ表で確認
足長と足囲を計測したら、JIS規格の靴のサイズ表で正しいサイズを確認することができます。
どれくらいの余裕があるべき?
ウォーキングをする上で大切なことは、地面から足が離れるときに足指の力を使ってしっかり蹴り出すことです。この動作の中、シューズの中で足指は5~6mm前後動いています。
この動きを妨げないように、つま先に約1cmほど余裕のあるウォーキングシューズを選ぶ必要があります。この隙間は「捨て寸」と呼ばれ、特にウォーキングシューズを選ぶ上では重要になります。
ウォーキングシューズに合わせる靴下
ウォーキングをするときの靴下は、ぜひ5本指ソックスにしましょう。効果的なウォーキングをするためには、足裏全体&足指の力を使ってしっかり蹴るという動きをする必要があり、そのためには靴下は5本指ソックスの方がいいです。
それに加えてアーチをしっかりサポートし、かかとをホールドするような機能のある靴下があれば、それを使うといいでしょう。
各シューズメーカーは、ウォーキングシューズの開発に力をいれており、その機能性はどんどん向上しています。健康維持、エクササイズ、ビジネスユースなど、自分の目的と足にあったウォーキングシューズを選んで、毎日のウォーキングや快適な歩行に役立ててください。
監修者プロフィール:長坂靖子さん
ながさか・やすこ 日本ウォーキングセラピスト協会代表理事として全国80か所以上の教室で活動。1990年、準ミスワールド日本代表。 美と健康をテーマに幅広く活動し、日常で簡単に取り入れる姿勢維持法・ウォーキング法を、書籍をはじめ各種メディアで発信中。社団法人セカンドキャリアプロジェクト理事として、女性のセカンドキャリア就職の支援にも力を入れている。http://imprex.jp/
※この記事は2020年12月の記事を再編集して掲載しています。
ハルメクおすすめ!レディースのウォーキングシューズ
ここからは、さまざまなシーンで使えるレディースのウォーキングシューズを、各ブランドごとにご紹介していきます。
ミズノ
1906年創業、さまざまなスポーツ用品を手掛けているミズノ。機能性に優れたウォーキングシューズを作るメーカーです。日本のメーカーだからこそ、日本人の足にフィット感を追求して作られているので足に合う一足が見つかるはず。「ミズノウェーブ」というかかとから前足部に伸びた波形プレートが、着地の際の衝撃を和らげぐらつきを抑えます。
- LD40V(レディース) 1万7600円(税込)
はくと、かかとがしっかりホールドされると同時に、甲の部分も足にフィットしてずれにくい作りになっているウォーキングシューズ。靴裏にも技術が詰まっています。傾斜をつけたかかとが衝撃を緩和しながら横ブレを防ぎ、多数の溝が着地時の推進力をまっすぐ前に伝え体重移動をサポート、つま先はグリップ力のある素材が地面をしっかりとらえ、足指をしっかり使った蹴り出しになるように設計されています。
革製で、エレガントなデザインなのでオン・オフともに使えるオールラウンダーなウォーキングシューズです。
- ウエーブリム4 1万1000円(税込)
ラクに歩けるスタイリッシュな1足。硬さの違うミッドソール素材を重ねた「フォームウェーブ」という新構造で、地面からの衝撃を和らげるクッション性と、かかとがぶれない安定した歩行をサポートします。長時間歩くのにも頼もしい靴底設計なのに、片方で約200g(23.5cmのサイズ)、なんとLサイズの卵3個分ほどの重さで、軽やかな足取りを実現します。3E相当の方向けのシューズです。
アサヒシューズ
1892年の創業、「あなたと人生を共に歩く靴」をモットーに日本人の足を研究し続け、それぞれのライフスタイルの中で気持ち良く履ける靴づくりを目指すメーカーです。健康・快適・信頼をキーワードに、子どもから高齢者までがしっかりと楽しく歩ける靴を提供しています。
- アサヒ メディカルウォーク1645 2万5300円(税込)
医療機関、九州大学と共同開発した「SHM®機能」を搭載。かかとにあるオレンジのスクリュー部分のフィンが、体重の圧力でたわむため、踏み込むとつま先をやや外側に回旋させ、ひざにかかる負担を分散し正しい歩行を促します。また、ゴムの弾力でひざへの衝撃を分散・吸収します。歩行時の安定性・支持性を確保し、足への負担を軽減するため、長時間の歩行でもラクになります。またファスナー付きで脱ぎはきが楽です。
- メディカルウォーク MS-L 1万6500円(税込)
“ひざの不安を感じず歩ける!”と大反響。人気のアサヒシューズのメッシュタイプ。通気性がよく、履き心地が軽やかです。靴底に付いた独自のスクリュー構造のSHM®機能が、ひざのトラブルを予防します。足指ゆったりの「4E」設計です。また外側ファスナーで脱ぎ履きが楽です。
世界長ユニオン
日本の老舗シューズメーカーです。中でも、女性におすすめのブランドは「TOPAZ」。 1992年には「軽くて・歩きやすく・疲れにくい」といった女性向けコンフォートシューズを生産した、先駆け的存在です。"より軽く・より歩きやすく・より疲れにくい"をコンセプトに、「足に優しいシューズ」を提案しています。
- トパーズ2401 6780円(税込)
医師と共同開発。靴底の「足裏アーチフィット」は、内面波型構造で屈曲性が抜群、軽量化とクッション効果をかなえており、立体的に足裏を支えています。また体重移動の際に自然と体が前に出て歩きやすくなるような靴底の構造になっています。さらに、土踏まずの特徴を靴型に取り入れ、ゆったりとした足幅の靴で、足裏が気持ちよく感じる靴といえるでしょう。
ニューバランス
1906年、マラソンの街として有名なアメリカのボストンで誕生した「ニューバランス」。老若男女向けのスニーカーの製造を行い、さまざまなサイズの商品展開で顧客のニーズに応え続けています。ニューバランスでは、足幅のサイズが標準のDから幅広の2Eまでそろうので、自分に合った一足が必ず見つかるはずです。
- ニューバランス ウォーキングシューズ WW880 1万3200円(税込)
抜群のクッション性と安定性のあるミッドソール、そして、足元をおしゃれに演出する洗練されたスタイル。「ウォーキングシューズ WW880」は、クッショニング、安定性、フィット感に優れ、ウォーキングはもちろん、旅行、ビジネスシーンからデイリーユースまで、幅広く活躍するウォーキングシューズです。
前足部分には、縫製せずに熱圧着させる「no sew」機能を搭載。前進運動で動く足の指へのストレスを軽減しフィット感を感じられるため、スムーズに歩くことができるでしょう。
- W990v5 3万6300円(税込)
1982年に開発されて以来、改良され続けている「990」は、ニューバランスのアメリカ国内の工場で生産され続けているフラッグシップモデル。
足を包み込むフィット感の良さとクッション性の高さが特徴です。伝統と最新技術がマッチした、流行に惑わされないデザインは、性別、年齢、シーンを問わずどんな瞬間でもパフォーマンスを発揮、ランニングシューズとしてはもちろん、オールラウンドシューズとしても人気が高い一足です。
アシックス
1949年「鬼塚商会」として日本で誕生したアシックスは、スポーツ用品をはじめスニーカーやウォーキングシューズを販売している国産ブランドです。アシックスのシューズの特徴は、なんといっても、通気性の良さと長時間履いても疲れない履き心地のよさ。デザインや色のバリエーションも豊富で、メンズ、レディース問わず人気のブランドです。
- ハダシウォーカー TDW725 レディース 1万890円(税込)
ハダシウォーカー「TDW725」は、スポーティなデザインのファスナー付きレディースワイドモデルです。かかとには、足への衝撃を軽減するため、クッション素材のゲルが配置されています。また、足なりに曲がる屈曲溝が施してあるため、心地よく快適に1歩を踏み出せるようになっているので、ウォーキングシューズとして最適です。
また、ソールの中央部分を補強しながらねじれを抑制する「トラスティック構造」が、歩くときの安定をアシストしてくれます。体の負担にならない軽さも評価が高く、ハダシウォーカーシリーズがロングセラーモデルとして根強い人気を集めています。
- ライフウォーカー ボシサポート2 1242A017 レディース 9680円
楽しく快適に歩くことで健康な生活を実現する、アシックスのヘルスサポートシューズライフウォーカーシリーズ。「足病学(ポダイアトリー)」をテーマに掲げた診療を行うことで有名な、医療法人社団青泉会下北沢病院。同病院とアシックススポーツ工学研究所で共同開発した、母趾への負担を軽減する特殊な中敷を搭載、「ボシサポート」を履くと母趾の関節運動が行いやすくなります。また、土踏まず部分に硬めの素材を配置することでアーチを支え、足が内側に倒れ込むのを抑制します。
シューズ上部には、足なじみのよいソフトな素材が使用されているため、やさしく足を包み込んでくれます。ゴムヒモ仕様による履きやすいスリッポンタイプで、普段使いしやすいカジュアルなデザインが魅力。サイズは3E相当で、屋内外どちらにも使用できます。3E相当です。
NIKE(ナイキ)
ナイキは、1971年から自社ブランド開発をスタートさせ、現在は世界的なスポーツブランドとして、サッカー、野球、バスケなどさまざまな有名競技をサポートしています。
ナイキのスニーカーの特徴は、エアバックを仕込んだソール。ナイキが考案した代表的な技術として有名です。他にも、足の動きにソールが追従するような仕様や、反発力をスピードに変換する技術など、初心者から上級者まで走りやすい機能が満載のスニーカーを作り続けています。ナイキにはウォーキングシューズに特化した商品は販売されていませんが、クッショニングと柔軟性が感じられるソールのランニングシューズはウォーキングシューズとしても併用できます。数kmの街歩き向き。
- ナイキ レボリューション 5 6600円(税込)
ランニング時の着地の衝撃を和らげる柔らかいフォームクッショニングを使用しています。軽量のニット素材が足を包み込み、通気性とサポート力を発揮。ミニマルなデザインだから、どんな場所にも履いていけます。
※商品の情報は2024年3月16日時点のものです。
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