顔の印象は前髪で決まる!?老け見えさせない作り方!

50代で前髪ありはおかしい?お悩み&ポイントを紹介

公開日:2024.04.03

前髪を作ってみたけれど、なんだかおかしいと感じたことはありませんか?その理由は、年齢に合っていない前髪にしてしまうから。うまく作ることができれば、一気に顔の印象が若々しくなります!50代にありがちなお悩みや、ポイントをご紹介!

50代で前髪ありはおかしい?お悩み&ポイントを紹介

50代で前髪ありはおかしいの?ない方がいい?

50代で前髪ありはおかしいの?ない方がいい?

50代で前髪ありのヘアスタイルをしているのはおかしいのかというと、決してそうではありません。

しかし、前髪によって顔全体の印象が大きく変わってしまうため、どんな前髪にするかが非常に重要になります。

50代で前髪ありがおかしいと感じるのは、髪質や毛量フェイスラインなどが変化しているからです。

ヘアカタログなどで若い人がしている前髪の形をそのまま真似してしまうと、「なんだかおかしい?」という事態が起きてしまいます。

例えば、ぱっつん前髪や厚め、重めの前髪は若見えすると思われがちですが、実は50代の女性がすると変に若作りしているように見えてしまうことがあります。

また、前髪なしのヘアスタイルでも髪質や毛量、フェイスラインに合っていないなどの場合は、同じようにおかしいと感じる可能性があるでしょう。

例えば、髪のボリュームが減っている状態で前髪をセンターで分けてしまうと、地肌や白髪が目立ってさみしげな印象を与えてしまい、余計に年齢を感じさせてしまうことがあります。

つまり、前髪のあるなしに関係なく年齢に合うよう工夫することが、若々しい印象を与えるために大切なことなのです。

50代の女性にありがちな前髪のお悩み

50代の女性にありがちな前髪のお悩み

年齢を重ねると、今まで似合っていると思っていた前髪が、急にしっくりこなくなることがあります。

特に50代頃からは、髪のツヤボリューム感が減ってまとまりもなくなってくるなど、髪のお悩みも増えてくる時期です。

前髪は人と面と向かったときにもっとも視界に入りやすい部分だといえます。

顔まわりの印象を決める重要な要素となるため、前髪が思うように決まらないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

ここでは、50代の女性にありがちな前髪のお悩みについて、詳しく解説します。

前髪が薄い・伸びない

前髪が伸びない・薄いというお悩みは、50代以降の女性に多く見受けられます。

前髪のボリュームが減ってしまう原因は、主に以下の5つです。

加齢

年齢を重ねると、髪質が変化します。

30代頃から徐々に髪のパサつきや傷みが目立ち始め、40代になると髪質の変化に気付く人も増えてきます。

そして50代前後になると更年期によってホルモンバランスが乱れ、髪にハリやコシがなくなり、髪の本数や太さなどの減少が顕著になるため、以前よりもボリュームがなくなってしまうのです。

特に不規則な生活をしている人や過度のストレスを感じている人は、女性ホルモンのバランスを崩しやすく、前髪のボリュームが減りやすくなります。

頭皮へのダメージ

頭皮へのダメージも、前髪のボリュームが減る原因の一つです。

例えば、シャンプーやリンス、トリートメントの洗い残しなどは、頭皮へのダメージにつながります。

前髪のボリューム感に影響しやすいのは、ファンデーションの洗い残しなど。おでこに塗ったファンデーションが落とし切れていないと、それが頭皮に悪影響を与えてしまいます。

また、爪を立ててシャンプーしている、髪を乾かさずに寝ているなどの場合や自分の頭皮に合わないヘアケアアイテムの使用も、頭皮へのダメージを蓄積させる原因となるため注意が必要です。

前髪が割れる

前髪が割れてしまうというお悩みも、年齢を重ねた50代の女性にありがちなお悩みの一つです。髪をセットしても、前髪がぱっくり割れてしまうと、気分も下がってしまいます。

前髪が割れてしまう一つ目の原因は、生えグセを整えていないから。前髪部分につむじがある場合などは、毛の流れにクセができてしまっているため、割れやすくなってしまいます。

二つ目の原因は、ドライヤーの当て方です。前から前髪にドライヤーを当てて乾かしたりセットしたりしていると、分け目にクセがついてしまいます。

三つ目の原因は、自然乾燥によるものです。ドライヤーで乾かさず自然乾燥した場合は本来のクセが現れやすいだけでなく、寝癖も付きやすく前髪が割れやすい状態になってしまいます。

前髪がうねる

前髪のうねりも、50代の女性にありがちな髪のお悩みです。もともとはストレートだった髪質も、年齢とともにクセが出てくることがあります。

仕組みははっきりと解明されていませんが、髪がうねるのは加齢による毛穴のたるみやコルテックス細胞(毛髪を形成する細胞の一つ)の変化によって、髪の内部の細胞が偏るからだといわれています。

コルテックス細胞は、加齢やパーマ、カラーを長年繰り返すことで偏りやすいといわれているため、白髪染めを頻繁にしている人などは、前髪がうねりやすいといえるでしょう。

お悩み別!50代が前髪を作るときのポイントは?

お悩み別!50代が前髪を作るときのポイントは?

同じ長さのヘアスタイルでも、前髪があるかないか、どんな前髪にするかで雰囲気はガラリと変わります。

特に顔まわりのお悩みが増えやすい50代は、前髪によって老け見えしてしまうこともあるため、お悩みに合わせて前髪で顔の面積を調整することで、理想のスタイルに近付けていきましょう。

ここでは、50代が前髪を作るときのポイントをお悩み別にご紹介します。

老け見えショートは前髪を厚めに

50代になるとすっきりしたショートヘアにする人も増えてきますが、前髪がぱっくり割れていると、疲れた印象を与えてしまう可能性があります。

特に毛の細さが気になる人は、分け目があると貧相な印象を与えやすく、老け見えしてしまうため注意しましょう。

老け見えを防ぐポイントは、前髪に分け目を作らず厚めにすること。それと同時に襟足はすっきりさせると、トップにボリュームが出て若々しく見えます。

髪にうねりが出てきて悩んでいる場合も、前髪を厚めにするのがおすすめです。

丸顔さんのミディアムは前髪に隙間を

ミディアムは、ショートヘアに抵抗がある丸顔さんにおすすめのヘアスタイルです。

しかし、ある程度長さのあるヘアスタイルは重心が下がりやすく、顔のたるみが目立ってしまうこともあるため、トップに高さを出して顔まわりにレイヤーを入れた縦長シルエットに仕上げるのがポイントです。

前髪はあえて隙間を作り、ここでも縦のラインをさりげなく強調すると、フェイスラインの丸みが気になりません。

分け目が割れてしまう場合は、髪の根元からこするように前後左右に引っ張りながらブローしてみてください。

面長さんは分け目なしの前髪で顔の面積を小さく

フェイスラインが縦長の面長さんは、もともと前髪が似合う顔の形です。

しかし、前髪のスタイルによっては顔が間延びして見えてしまう可能性もあるため、顔の縦の長さをカバーしてくれるような前髪にすると、顔のバランスが整います。

前髪を作るときのポイントは、分け目が割れないようにすることです。真ん中でぱっくりと分かれてしまうと、フェイスラインの縦の長さが強調されてしまいます。

特に前髪にボリュームがない場合は、老け見えや顔が大きく見える原因になるため、注意が必要です。

分け目を作る場合でも、センターから少しずらして斜めに流すなど、横の流れを作るとよいでしょう。

自分でもできる!50代に似合う前髪の作り方

自分でもできる!50代に似合う前髪の作り方

前髪が伸びてきたから整えたいけれど、忙しくてどうしても美容院に行けないという場合は、自分で前髪を切ってみるのも一つの方法です。

とはいえ、自分で切ると切り過ぎてしまったり、思った通りに仕上がらなくて後悔したりすることもあるはず。そのような場合は、以下のポイントに注意して前髪を切ってみましょう。

前髪を根元から濡らしてしっかりと乾かす

前髪を切るときは、最初に前髪を根元から濡らしてしっかりと乾かし、クセを取っておくことが大切です。

前髪を下に引っ張りながら、完全に乾くまでドライヤーをかけましょう。

前髪以外の髪をヘアクリップで止める

次に、前髪だけをしっかりと取り分けてそれ以外の髪はヘアクリップやピンで止めておきましょう。ここでしっかりと前髪を分け取っておくことで、あとで切りやすくなります。

セルフカットの場合は、両目の黒目の間にある毛髪だけを切るようにすると、失敗しにくいのでおすすめです。

髪専用のハサミを使う

当然のことですが、ハサミは文房具ではなく髪専用のものを使うのが基本です。これからも自宅で前髪を切る可能性がある場合は、一つ買っておくとよいでしょう。

前髪を指で挟まずに切る

セルフで前髪を切るときは、前髪を指で挟んで持ち上げないのが鉄則です。

つい前髪を指で固定したくなってしまいますが、指で挟んでしまうと思っていたよりも短くなって失敗する原因になります。

ハサミを縦に持って斜めに切っていく

素人が前髪をまっすぐに切るのは難しいため、ハサミを縦に持って斜めに入れて切った方が失敗が少なく自然な仕上がりになります。

クシなどで支えながら少しずつハサミを入れていきましょう。そのとき、クシを持ち上げ過ぎず、おでこに近い位置で切るようにするのがポイントです。

前髪の横の顔まわりの毛(サイドバング)は切らない

前髪の横の毛はサイドバングと呼ばれ、残しておかないと前髪全体のバランスが悪くなってしまうため、自分で切るときはサイドバングは切らないようにした方が無難です。

そのため、できれば美容院に行ったタイミングで切ってもらうようにしましょう。

自分に合った前髪で50代を楽しもう!

前髪を作るか迷っている人の中には、子どもっぽく見えてしまうことを心配している人もいるかもしれませんが、重ためのぱっつん前髪を避ければOKです。

また、50代になると前髪が薄くなったり割れたりうねったりなど、前髪に関するお悩みが増えてきます。

そのような場合でも、お悩みをカバーするような前髪であれば、周囲に若々しくはつらつとした印象を与えられます。

前髪はセルフカットでも切ることはできますが、自信がないときは美容院で前髪だけカットしてもらうのもおすすめです。

ぜひ、自分のなりたい印象に合わせて前髪を作って、50代を楽しんでください。

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ハルメク365編集部

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