公開日:2018/07/02
更新日:2021/11/22
髪のボリュームをアップする朝の3分ヘアセット&ブローのやり方を解説します。年を重ねるごとに髪のボリュームがダウンしますが、夜のドライヤーと朝のセットするときの簡単なテクニックでふんわりヘアは取り戻せます。
忙しい朝にもたった3分で完成するのが、小島けさきさん流、簡単へアセット術です。
「前日にドライヤーでボリュームを出して乾かしているので、就寝中に多少髪がつぶれても、復元しやすいんです。また最近はヘアカットの技術が向上し、ボリュームが出やすいスタイルにしてくれる美容室も多い。だからヘアセットは、ボリュームをちょっと出すだけですぐ完成します」
ポイントは頭頂部。そこにボリュームが出れば、全体がふんわり見えるのだそう。髪が根元から立ち上がることで、伸びかけの白髪も目立ちにくくなります。
「ただし、ただのボサボサ頭に見えないよう、前髪はなでつけて、つやを出すことが大切です」
1 まずは頭頂部の髪の根元に整髪料を一吹き
髪の根元を立ち上げるため、片手で髪を一束つかみ、髪の根元に整髪料を吹きかけます。スプレーなら、さまざまなキープ度がありますが、固めすぎないものを使って。
2 そのままくるくるとカーラーを巻いて放置
髪をひっぱりながら、根元から毛先までカーラーを巻きつけ、最低約2分置きます(もっと長くてもOK)。さらにボリュームを出したい人は後頭部や前髪にも(右写真)。
3 分け目をジグザグにして、さらにボリューム!
カーラーを外して髪をほぐします。その際、いつもの分け目で髪を押さえつけるのはNG。くしの先端で分け目をぼかせば、さらにボリュームが出ます。
4 ボサボサに見せないために前髪だけなでつける!
若々しさにもつながる、最後の大事な仕上げがこちら。ボサボサ頭に見えないよう、ブラシやくしで前髪だけをなでつけ、つやを出します。
日中にボリュームがダウンしたら、手ぐしで髪の根元から立ち上げるように整えます。もともと髪の根元に整髪料がついているので、再びふんわり。
ホットカーラーだと強く癖がつくため、温めない、くっつくカーラーがおすすめ。カーラーの太さは髪の長さに応じて選んでください。
アンケートで多かった髪型の第1位は、耳が隠れるくらいのショートヘアでしたが、その髪型の方には細めのカーラーをおすすめします。100円ショップでも売っています。
1位 何も使わない 127票
2位 ヘアスプレー 90票
3位 ヘアオイル 67票
※複数回答あり
読者アンケートでは整髪料を使わない人が多数でしたが、「ふんわり感のキープには整髪料が便利です」(小島さん)。ムースやワックスよりも、実はスプレーやミストの方がおすすめ。
■もっと知りたい■
取材・文=野田有香、田渕あゆみ(ともに編集部)、撮影=中西裕人、スタイリング=大貫まりこ(モデル)ヘアメイク=小島けさき モデル=関裕子
※この記事は、「ハルメク」2018年1月号を再編集、掲載しています。
■この記事の前編>> 髪をボリュームアップ!正しい洗髪&夜のドライヤー術
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