足がつるってどうしてなの?
2022.06.272022年04月11日
モチベーションアップの目標設定
還暦スイマー!目指すは『自己ベスト』!
還暦スイマーのたちよみです。人生や日常の中で、モチベーションアップに目標設定は大切です。年齢別水泳大会に出場する大人のスイマーの上手な目標設定から学びました。
吉永小百合さんもスイマー!
2022年3月末、新しいビールの披露会の模様がテレビで放映されていて、CMに起用された女優の吉永小百合さんがビールに関するご自身のエピソードを話されていました。
「水泳合宿で泳ぎまくり、記録会で自己ベストが出て、その時にお仲間と飲んだビールが格別においしかった」といった内容でした。
吉永小百合さんは、乳製品のCMで華麗なバタフライを披露されたこともあり「水泳好き」な女優さんとしても知られています。
ネットニュースなどではその部分はほとんど取り上げられていなかったようですが、水泳が大好きでマスターズ水泳大会(年齢別水泳大会)に出場するのが楽しみな私には、そのエピソードが心に残りました。
6年前の2016年、女性だけのマスターズ水泳大会にゲストとして参加された吉永小百合さんにインタビューさせていただいたことを思い出します。
その時も「スイマー仲間と楽しく練習して、少しでも上達するとうれしい」とおっしゃっていました。
美しい国民的大女優さんがマスターズスイマーの合言葉?「自己ベスト」で乾杯されているとは、親近感とともにうれしすぎるお話でした。
大人アスリートの「自己ベスト」は格別!
タイム競技では自分の今までで一番速い記録を「(生涯)自己ベスト(タイム)」と呼んでいます。5歳刻みの年齢区分で競い合うマスターズ水泳大会では、順位はもちろん気になりますが、自分のタイムも大事な目標です。
(※水泳では、今までで一番長く泳げた距離を「自己ベスト(距離)」ということもあります。)
私は30歳過ぎてからマスターズ水泳を始めたので、40代までは毎年自己ベストを更新できるのがおもしろくて、すっかり水泳にはまりました。
「今までで一番速く泳げた!」「過去の自分に勝てた!」というのは、他人と競うよりも達成感があってモチベーションアップになります。
特に大人になってから水泳を始めた人には楽しい指標です。
ジュニアやエリート選手が自己ベストを出すのももちろんうれしいことですが、年をとりながら自己ベストを出すのは大人のアスリートにとっては格別です。
若いころにトップ選手だった人が、年齢を重ねて自己ベストを出すのはなかなか難しいことですが、それでも技術を磨いて若い頃の記録を超える人もいます。
そんなレベルの高い「自己ベスト」をかなえた選手には心から拍手喝采です。
言いわけ?をつけた「自己ベスト」
私の場合、水泳を始めて15年以上経ってからは「自己ベスト」からどんどん遠のくばかりでした。
仲間の自己ベストを一緒にお祝いするのも愉快なことですが、うらやましさもいっぱい……。
そこで「生涯自己ベスト」が出せなくなってからは、曰くつきの「自己ベスト」を目指しています。
「60歳になってからの自己ベスト」とか「コロナ後の自己ベスト」とか……。
中には「病気復活からの自己ベスト」「子供出産後の自己ベスト」「転職後自己ベスト」など、自身の設定で自己ベストを目指す人もいます。
「二日酔いでの…」「残業続き後の…」なんていうのもあって? これはどうかとは思いますが、いつも万全ではいられない大人の事情を抱えながら、レースに臨むマスターズスイマーのモチベーションアップに一役買っていることは確かです。
水泳ではなくても、この『目指せ○○な自己ベスト!』は、人生や生活のちょっとしたチャレンジにも使えて気持ちがアップします。
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