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- 正しい姿勢とは?「立つ」「座る」「歩く」の学び直し
コロナ禍で腰痛が発症した私。生活が変わったこともありますが、どうやら普段の姿勢に問題があることに気づきました。60歳を過ぎて「立つ」「座る」「歩く」姿勢の学び直しです。
コロナ禍で腰痛発症!「姿勢改善」が治療法!?
腰痛を発症して、すでに1年半が経ちました。
整形外科では「腰椎、脊椎のズレと狭窄」を指摘され、痛み止めや鍼、ストレッチ、マッサージ等の治療を続けていますが、なかなか完治しません。
痛みがない時は気にしないで行っていた普段の動作(立つ・歩く・座る・寝る)を腰痛のおかげで? ものすごく気にするようになりました。
私は水泳が好きで、マスターズ大会(年齢別競泳大会)に出ています。少しでも速く、きれいに泳げるように、泳ぎのフォームを研究して練習する日々。
でもよく考えてみると、日常の動作については「正しい」や「美しい」を意識しないで、60年以上過ごしてきてしまいました。
私は性格が「せっかち」で動作もがさつなので、正直、いろいろな動きに良くない癖がついています。いわゆる「姿勢が悪い」「動作が雑」というヤツです。
今さらですが「姿勢と動き」を見直したいと『大人の休日俱楽部 趣味の会』の「スタイリング講座」を受講しました。
まずは立ち姿勢の基本を知る
第1回は、立ち姿勢のチェックから行われました。
鏡に囲まれたスタジオで、前から横から自分やお仲間の立ち姿勢を確認しあいました。
- 目線はまっすぐ前
- あごの位置は上げすぎず、引きすぎず
- 肩の力を抜いて肩甲骨を下げる
- 骨盤の位置はニュートラル
- “丹田”を意識する(おへそから握りこぶし1個分下に位置)
- 膝を閉じる
どれも初めて知ることではなく「よく注意されることだわ」と改めて確認することばかりではありました。
私の場合、肩が前に出やすのと、気が抜けると骨盤後傾、意識しすぎると前傾になって背中が反ることがわかりました。
自分の癖に気づく
さらに自分で気づいたのは「いい姿勢」を意識すると筋肉に力が入り過ぎるということでした。
良い姿勢を作る時「おなかを締める」「肛門を締める」と言われると、どうやら私は必要以上に力を加えてかえっていい姿勢から遠ざかっていたことに気づきました。
“丹田”に力を入れるのではなくて「意識をする」ということがミソでした。
逆にお仲間の中には「うまく力が入らない」「指摘されたように体が動かない」という方もいました。講師の方は「柔軟体操や筋肉をつけること」をアドバイスされていました。
私は水泳を続けていたおかげで、筋力と動きの理解はできましたが、力の入れ方とバランスに課題があると思いました。
一番自分に欠けていたこと
今回の講習で一番自分に欠けていることに気づきました!
ズバリ「美意識」です!
講習に申し込んだ動機は「腰痛改善に役立つかな~」でしたが、講習会の副題は『~素敵な女性への第1歩~』(汗)。講師の先生は元客室乗務員で「美しい立ち居振る舞い」を基本にレクチャーしてくださいました。
60年生きてきましたが、自分自身の姿勢や動作が「美しい」かどうか、俯瞰して見ることに欠けていました。そして「美しさ」は「健康」や「故障のない動き」に通じているのだと改めて痛感しました。
これからは「姿勢のきれいなおばあさん」を目指して、腰痛改善したいと思います。
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