知っておきたい箸のマナー!箸置きがないときの方法も
2023.05.252022年01月21日
会話や服装で一流の客へステップアップ(18)
最終回「今日のこころえ」
マナー講師として生徒様と学び合いの中で見つけた、ご自分をどんどん素敵にしてご機嫌よくするシンプルなワザを書いていきたいと思います。今回は「今日のこころえ」最終回です。
念ずれば花開く
「今年(2022年)こそ何々をしよう!」と言葉に出して言うのが少しばかり恥ずかしく思われる内容も、今年こそ言葉に出してみたいと思います。
日本では古くから「言霊(ことだま」」として、発せられた言葉の通りになる力があると信じられています。さらには「予祝(よしゅく)」として、未来の姿を先に喜び、祝ってしまうことで現実になる、と言われています。
マナーでも、発する言葉や行動は必ず自分に戻ってくると考えます。特にご家族など近しい間柄では、お互いをうつし鏡だと思い行動を顧みて、温かく照らし合いましょう。まずはご自分がこころえて。
名前の使命を知る
「自分の名前で生きてみよう!」で始めたブログも今回が最終回です。ここまで「自分の名前」で走り続けられたのは、ハルメクWEBのスタッフの皆さんをはじめ、関わってくださったすべての方々が足元を温かく照らして下さったおかげです。ありがとう存じました。
私の名付け親は、母方の祖母。記憶に残っているのは彼女の着物姿です。旅の往復だけは慣れない洋装をしていたことが思い出されます。朝起きると、さっと着付けをしていました。その様子を見たくて、私は目が覚めるとすぐに祖母の部屋へ通っておりました。
もっともっと聞きたかった、教えてもらいたかったことがいっぱいあると思う時、祖母が私の名に残した願いを想い起こします。「和」を尊み慈しみ、「美」しく表現できる女性になって欲しいというメッセージ。
これからもマナーを通じて、雪の中に凛と咲く梅花のような日本の魅力をお伝えしていきたいと思います。
皆さんのお名前にも必ず使命が宿ります。どうぞ今一度お確かめいただいて、明日の歩みのヒントにされてください。
今日のこころえ
マナーは愛「思いやり」の表現です。幾重にも「ありがとう」が交わされる時、マナーが自然に表現されています。
今日よりもっと明日は素敵な貴女がそこにいることを私は知っています。
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