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- コンサート、さて何を着て行こう?
マナー講師として生徒様と学び合いの中で見つけた、ご自分をどんどん素敵にしてご機嫌よくするシンプルなワザを書いていきたいと思います。今回はおしゃれして出かけたいけれど、何を着る? となった時についてです。
自分へのご褒美
コロナ禍で外出や、人と会うことが激減。年齢のせいもあって、何を買ったらいいのか、似合うのか分からなくなり、物欲も激減しています。
そんな自分への1年分のご褒美は、ヴァイオリニストの親友が選んでくれるコンサートに連れて行ってもらうこと。一見、変化のない日々に思えても、心の奥には雪のように音もなく、さまざまな想いが降り積もっているのでしょう。旋律と共にわっと感情があふれ出しても、それは演奏の感激と溶け合って、恥ずかしくも、ためらいもなく。あふるる涙はただただ美しい。
私にとって楽器の練習は、語学の習得に似て、終わりのない挑戦です。練習はおおむね大変、ちょっぴり楽しく、できると大満足。セカンドライフのスパイスに、あの曲が弾けるまで続けてみようかと。演奏しながら涙できるほど弾き込めたら、最高のデトックスかもしれません。
上半身を華やかに
お集まりのお席は客ぶりで盛り上がるものです。お呼ばれには自分の装いをお土産の一つと思って、その場に相応しい華やかさで参加してみましょう。それが主催者への敬意と感謝を示すことになります。
ヴァイオリニストの親友はいつにも増して、演奏会へお出かけの際の装いが麗しく、フリルや透け感のある素材使いがお得意です。彼女と会った瞬間、花が咲き美しいBGMが聞こえてきたかのようでした。
着席するお集まりには、上半身にポイントを置いた装いを考えると良いでしょう。男性とペアで出席するお席では、彼らのダークスーツが背景となって貴女を引き立たせてくれます。お色は自然の花の色合いから選んでみましょう。だれしも花を見ると、心が安らぎ笑顔がこぼれるものです。
今日のこころえ
「まねることは学ぶこと」まずは素敵な方をまねてみましょう。無地に次いでフォーマルな柄は、花柄とドット。チェックと縞はカジュアルなシーンで身に付けます。
今日よりもっと明日は素敵な貴女がそこにいることを私は知っています。
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