女は50代がいちばんツライ?でも抜け道は必ずある
2024.10.13
公開日:2025年01月17日
楽しく暮らす
【女性の休日】我が家の場合(1)
春に結婚50年目を迎える私たち。思い起こすと、当時はまだ男女同権とは言い難く、世の中の風習に従っていた時代でした。今現在はどうでしょう。皆さんの家庭内では男女平等ですか? 働いている方はどうですか?
朝ドラ【虎に翼】から
三淵嘉子さん(女性初の裁判所所長)モデルのドラマは、ちょっとした疑問などを言ってくれて、うれしくなりました。
強く印象に残っているのは、卒業式の祝辞の場面です。

『長年に渡って、沁みついた物を変えるというのは、容易ではない。当たり前だと思っていた法律が、習慣、価値観が、間違っていると分かっていても、受け入れられない、変えられないのが人間だ。それでも、それを我々は引き伸ばし溶かし、少しずつでも新しく上塗りしていくしかない』
私の無言ストライキ
気が小さい割に気が強い私。つい本当の事を言って、周りの人がヒヤッとする事もあるようです。
夫はと言えば、おっとりしたタイプ。特別封建的ではないし、男女平等・女性の活躍などにも理解がある方だと思います。
ですが、大正生まれの父母、9歳も離れた兄と5歳上の姉に可愛がられ、育てられた甘えん坊の末っ子でもあります。
普段の生活で特別不満があった訳ではありません。が……1年位前だったか、ある夜、私は夕食後の片付けや明朝の準備など台所仕事を、すっぽかしました。
無言のストライキです。何が原因だったか? 詳しい事はもう忘れていますが、それが始まりです。
以来、夕食後の食洗機へのセットは夫がしています。
念のため申し添えます。かかあ天下で、無理にやらせているのではありません。
アイスランド【女性の休日】というストライキ
2024年10月、BS世界のドキュメンタリーで放送された 【女性の休日 女たちがいなくなった日 男女平等先進国アイスランドの原点】を見ました。私の小さなストライキも【女性の休日】と感じました。
アイスランドで1975年10月24日実施の【女性の休日】は、教育を受けられない、仕事で男性に比べ低賃金、家庭労働は仕事と認識されていない、能力を発揮したい、等の切実な思いから始まったと知りました。
女の子だから弁護士になるのは無理と言われた少女フィンボガドッティルさんは、世界初の女性大統領になり、16年も活躍されたんですね!
社会における女性の重要性に気づいて欲しいという願いは少しずつ叶っているようです。
■もっと知りたい■
ホッコリするようなご家庭の雰囲気と渡来夢さんのチャレンジ精神、まさに「いいね!」です。私もがんばらなくっちゃ。とし古