モデル・黒田知永子さんが着こなす開襟シャツコーデ
2024.05.192024年09月28日
トライ・トライ・渡来夢
【手作り】適当で良いじゃない!オリジナルを編む
趣味で集めた布や糸があります。今回は、糸を物に変えました。ごみを作らないための片付けです。
考えた事
先月、親戚の老婦人が集め過ぎた布製品の片付けを手伝ったけれど、他人事ではありません。自分にも、ためてしまった布や糸があります。
何とかしなくてはなりません。ゴミとして処分される前に。
気になっている細い糸を、何とかして使おう。毛糸の他に、麻の糸・綿と麻の混紡糸があります。何かアイディアがないものか。と考えてはいるものの……。手付かずです。
月に一度の【早朝ウォーク】に参加した日、参加者に可愛らしいチュニックを着た方がいました。遠くから見ると、ところどころ水色やピンクの色が飛んだ白いサマーヤーンのようです。思い切って声をかけ、見せてもらいました。
肩を指さし、上から編んでいると教えてくれました。その模様が 5・5・5、それだけ覚えて帰りました。「そうだ! あの糸でやってみよう」と思い立ちました。
1本では、ちょっと叶わない。細い糸なので、2本どりに決めました。
模様は「5・5・5」Go Go Go !
早速、始めました。
「長編み5、鎖編み5、鎖編み5」、それを基本にしました。
図面がある訳ではないし、そんなに細かく習ったのではありません。ただ、自分の頭と体が入れば良い。同じ物を作りたい訳じゃない。長編みが縦につながりスッキリと見えました。そのイメージを形に。
自分なりに試し編みをして、寸法を計算しました。1段目は教えてもらった 5・5・5。次の段は考えて、5・3・4・3にしました。単純な編地でも、鎖4目が縦に伸び、リズミカルな模様が出来ました。
上から下へ編むことにしました。そうだ、袖もつなげて編んだらいいんじゃない。もう片方の身頃も続けて編むことにしました。
袖下は接ぎ合わせ、身頃は編みながらつなげました。1か所、頭の空きが開きすぎていたのを直し、細編みで縁を編み10日で完成。思った通りにできました。
調子に乗って、もう1枚
気を良くし、他にも編もうと考えました。糸があるのか、足りるか分からない(巻きの中央の芯が重そうで、見当がつかない)。多分足りると思う。
同じ物を作ってもつまらない。そこで、少し模様を変えました。一応計算をしたのに、幅が狭くなってしまいました。やり直しはしないで、身頃をつなげる時、適当に幅を出しました。
今度は袖が無いタイプで、より透け感があります。糸は余りました。
あー、まだ麻の糸は手付かずです。
と、その時遠くから『いつまでやっているの? 夏が終わるよ』の声が聞こえてきました。
■もっと知りたい■
すごい、すごい、とっても素敵。色も編地もとてもすっきり、さすがです~。 カッコいいです。私も頑張らないと・・・。翠(みどり)
この記事…80歳の母親と一緒に見ました! 早速、編み棒持ってきていますよ~。編んでみたくなったみたいです♪ ~izuming~