天然「粉だし」でおいしさアップ!簡単クッキング
2022.02.242021年05月09日
糖質オフ生活奮闘記29
手前味噌の話~味噌作り体験記~
夫の血圧を下げるために始めた糖質制限生活で、ついにホームベーカリーまで購入。すっかり手作りにハマってしまいました。今回は、味噌作りにチャレンジしてみました。
手作り味噌の作り方
便利なオイシックスの手作り味噌キット
約2kg、使いきりやすい量の味噌が作れるセット。材料が揃っているので、味噌づくり初心者の方でも安心です。※現在はすでに売り切れで販売されていません。
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煮沸消毒
味噌を仕込む容器とふたの内側に、湯を少量かけて煮沸消毒し、湯を捨てる。 -
大豆を湯煎で温める
煮大豆を袋ごと湯の入った鍋に入れ、5分ほど中火で全体を温める(指で潰れるくらいの柔らかさにする)。 -
塩切り(塩こうじと塩を合わせる)
塩大さじ2を、仕上げ用に取り分けておく。大き目のボウルにこうじを入れ、手でほぐす。残りの塩を加えてこするようにして、塩とこうじを混ぜ合わせる。この作業、思ったよりも大変でした。 -
大豆をつぶす
火傷に気を付けながら、1の大豆を袋の上から、手でつぶす。手が痛くなってしまい、すりこぎを登場させました。「簡単ですよ」の言葉にのせられましたが、ふと「やらなきゃよかった」という思いが、頭をよぎりました。 -
大豆を加える
大豆が大体つぶれたら、3のボウルに加え、全体をよく混ぜ合わせます。この時点で、もう両腕がガクガク。くたびれました。 -
大豆を詰める
味噌を、野球ボールの大きさに丸めて1の容器の底に打ち付けるようにして詰めていく。空気が抜けるようにするためで、遊んでいるわけではありません。 -
塩を振る
表面を平らにし、3で取り分けた塩大さじ2を表面にまぶす。もうクタクタです。 -
重しをして保存
清潔なペーパーなどで、容器の内側についた味噌を拭きとる。空気が入らないように、味噌の表面にラップをピッタリ貼る。重しをのせてふたをしめる。kitにセットされていた容器は小さめで、重たい本などは入りませんで、仕方なくダンベル2本をのせました。
半年から1年ほどで完成します。手間と時間がかかり、私にとっては重労働でした。
後日談 噺家の橘家文蔵師匠とTwitterでのやり取り
翌日、Twitterに噺家の橘家文蔵師匠が「手作り味噌キットが届いた」と、呟いていました。ごひいき筋からのプレゼントのようです。パワーのある師匠でも、かなり大変な作業だったみたいです。そういえば、師匠はいつもお味噌汁は世田谷自然食品でした。
Twitterに「私もお味噌を作りました」と返したら、「重しは『圓生全集』にしました。うちで重い物は『圓生全集』しかなかったから」と返ってきました。「イイね」は押したものの、名人圓生師の本を重しにするなんて「この罰当たりめぇ」ですね(笑)。
いずれ手前味噌自慢をしたいのですが、はたしてどんなお味噌ができるでしょうか。楽しみです。
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