糖質オフ生活奮闘記29

手前味噌の話~味噌作り体験記~

公開日:2021.05.09

夫の血圧を下げるために始めた糖質制限生活で、ついにホームベーカリーまで購入。すっかり手作りにハマってしまいました。今回は、味噌作りにチャレンジしてみました。

手作り味噌の作り方

便利なオイシックスの手作り味噌キット

手作り味噌の作り方
[Kit]季節の手仕事を楽しむ!手作り味噌 オイシックスHPより

約2kg、使いきりやすい量の味噌が作れるセット。材料が揃っているので、味噌づくり初心者の方でも安心です。※現在はすでに売り切れで販売されていません。

  1. 煮沸消毒
    味噌を仕込む容器とふたの内側に、湯を少量かけて煮沸消毒し、湯を捨てる。

  2. 大豆を湯煎で温める

    手作り味噌の作り方


    煮大豆を袋ごと湯の入った鍋に入れ、5分ほど中火で全体を温める(指で潰れるくらいの柔らかさにする)。

  3. 塩切り(塩こうじと塩を合わせる)
    塩大さじ2を、仕上げ用に取り分けておく。大き目のボウルにこうじを入れ、手でほぐす。残りの塩を加えてこするようにして、塩とこうじを混ぜ合わせる。この作業、思ったよりも大変でした。

  4. 大豆をつぶす

    手作り味噌の作り方


    火傷に気を付けながら、1の大豆を袋の上から、手でつぶす。手が痛くなってしまい、すりこぎを登場させました。「簡単ですよ」の言葉にのせられましたが、ふと「やらなきゃよかった」という思いが、頭をよぎりました。

  5. 大豆を加える
    大豆が大体つぶれたら、3のボウルに加え、全体をよく混ぜ合わせます。この時点で、もう両腕がガクガク。くたびれました。

  6. 大豆を詰める

    手作り味噌の作り方


    味噌を、野球ボールの大きさに丸めて1の容器の底に打ち付けるようにして詰めていく。空気が抜けるようにするためで、遊んでいるわけではありません。

  7. 塩を振る

    手作り味噌の作り方


    表面を平らにし、3で取り分けた塩大さじ2を表面にまぶす。もうクタクタです。

  8. 重しをして保存
    清潔なペーパーなどで、容器の内側についた味噌を拭きとる。空気が入らないように、味噌の表面にラップをピッタリ貼る。重しをのせてふたをしめる。kitにセットされていた容器は小さめで、重たい本などは入りませんで、仕方なくダンベル2本をのせました。
    半年から1年ほどで完成します。手間と時間がかかり、私にとっては重労働でした。

後日談 噺家の橘家文蔵師匠とTwitterでのやり取り

翌日、Twitterに噺家の橘家文蔵師匠が「手作り味噌キットが届いた」と、呟いていました。ごひいき筋からのプレゼントのようです。パワーのある師匠でも、かなり大変な作業だったみたいです。そういえば、師匠はいつもお味噌汁は世田谷自然食品でした。

Twitterに「私もお味噌を作りました」と返したら、「重しは『圓生全集』にしました。うちで重い物は『圓生全集』しかなかったから」と返ってきました。「イイね」は押したものの、名人圓生師の本を重しにするなんて「この罰当たりめぇ」ですね(笑)。

いずれ手前味噌自慢をしたいのですが、はたしてどんなお味噌ができるでしょうか。楽しみです。

 

■もっと知りたい■

さいとうひろこ

趣味は落語鑑賞・読書・刺しゅう・気功・ロングブレス・テレビ体操。健康は食事からがモットーで、AGEフードコーディネーターと薬膳コーディネーターの資格を取得。人生健康サロンとヘルスアカデミーのメンバーとなり現在も学んでいます。人生100年時代を健康に過ごす方法と読書や落語の楽しみ方をご案内します。

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