糖質オフ生活奮闘記22

金森式ダイエットからパレオダイエットへ

公開日:2020.12.08

糖質オフアドバイザーの資格を持つさいとうさんが、高脂質食ダイエット・金森式を実践しているという落語家の立川志の春さんについてレポ―トしてくれました。また、さいとうさんは別のダイエット法を実践することに。どんなダイエット法なのでしょうか?

金森式で9kg減量した立川志の春師匠

金森式で9kg減量した立川志の春師匠
金森式実践中のおやつは島のり

以前、「逆説の糖質制限「高脂質食ダイエット・金森式」」をご紹介させていただきました。金森式ダイエットは、極限まで糖を断ち、かわりに油脂をたっぷり取るという方法です。

志の春師匠が、高脂質食ダイエット「金森式」を始め、1か月と20日たったその日は、定例のオンライン落語会でした。画面越しでも、はっきりと痩せられたのがわかり、やっぱり金森式はすごいと思いました。

写真を見れば一目瞭然ですね。師匠は何と9㎏減量に成功したそうです。これならいくら何でも、みんなが気付いてくれると師匠は思っていましたが、なぜか誰からも反応がなく「どこか変わったと思わない?」と話し掛けたら、弟弟子(おとうとでし)さんに「髪型?」と言われ、これには師匠もがっかりしたそうです。

前座の頃、慣れないことの連続で10kg痩せたことはあるが、それ以来の体重だと喜んではみたものの、元が真ん丸だったので、この程度では誤差の範囲なのかと思い直し、予定通り、あと10日間は金森式を続け、その後2週間ぐらいおまけで実行して、軟着陸したいと話していました。

以前2~3kg痩せたときは、「大丈夫か? 病気をしてないか?」と言ってくれた志の輔師匠にさえ、今回はスルーされたそうで、かなりの落ち込みようでしたが、画面を見た方々からチャットで「顔がシュっとしましたね」と褒められ、気を取り直していました。

金森式は、糖からエネルギーを取っていた体が、油から取るようにシフトチェンジするので、最初の2週間はつらいですが、そこさえ過ぎれば、意外と楽だそうです。

足りない栄養素は、金森先生のサプリメントで補うとのこと。おやつは伊豆七島の「島のり」と「ナッツ」。それでも物足りないときは「バター」です。

と言ったところで、日本橋の金子半之助の天丼の画像が出て、師匠の顔がほころびました。「天丼はずっと食べてないので食べたいし、カツ丼も餃子もいずれ軟着陸したら食べたいな。白米大好きですから」と本音が出ました。そしてやっぱり「煩悩からは逃れられません」と言い切りました。

大好きな天丼の画像を見て、顔をほころばせる志の春師匠
大好きな天丼の画像を見て、顔をほころばせる志の春師匠

チャットで、「頭を使うときは糖をとってなくても大丈夫なのですか?」という質問を受け、「糖の代わりに油が働いてくれて、何の問題もなかったし、何よりお肌の調子がよくなって」と、思わぬ副産物に喜んでいました。

「恐らく油を大量にとっているせいだと思いますが、このまま続けたら、とめどなく痩せてしまうので、もう少ししたら止めます。でも、急に元に戻していきなり糖をたくさん取ると、体が大変なことになってしまうので、緩やかに軟着陸したいです」ということで、わたしも師匠のこれからを見守りたいと思います。

私はパレオダイエットにチャレンジします!

翌日、もう少し金森式を知りたくなり、YouTubeを見ていたら、「BMI20の前半の人は、何をやっても痩せませんよ」という内容の講義がありました。このひと言はショックでした。標準体型の私は痩せないのだそうです。

でも、せっかくだから、2か月間だけどうなるのか何か実験してみたいと思い、油を取る金森式は無理そうなので、以前雑誌で見た「原始人食」を思い出し、検索してみました。

旧石器時代の人の食事をするのが、「パレオダイエット」です。糖質オフ生活もマンネリになり、だんだん緩み始めていましたので、これはよい刺激になると思います。

私自身は病気をしたことはありませんし、老眼でもなく、白髪もほとんどどなく、痛いところもなく、毎日爽やかに過ごしておりますので、あまり無理をせず、ストレスがたまらない楽しい食生活を送りたいと思っていました。

しかし、この機会に見直して、より良い食生活を編み出したいと思い、早速「パレオダイエットの教科書」を取り寄せてみることにしました。

次回は、その後の志の春師匠と、私自身がパレオダイエットを実践した結果をお伝えしたいと思います。

パレオダイエット

 

■もっと知りたい■

さいとうひろこ

趣味は落語鑑賞・読書・刺しゅう・気功・ロングブレス・テレビ体操。健康は食事からがモットーで、AGEフードコーディネーターと薬膳コーディネーターの資格を取得。人生健康サロンとヘルスアカデミーのメンバーとなり現在も学んでいます。人生100年時代を健康に過ごす方法と読書や落語の楽しみ方をご案内します。

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