公開日:2021/02/01
ご馳走三昧の年末は無事通過しましたが、さらなる試練はお正月です。何しろパレオダイエット中ですので、ここで体重が増加しては元も子もありません。そこで糖質控えめのお節料理を、自分で作ろうと決めました。
お正月は、いつもご馳走三昧で、後で決まって後悔するのですが、今回はパレオダイエット実践中ですので、そうはいきません。心して掛かりましょう。
振り返ると、結婚以来ずっとお節料理は自分でこしらえていました。それをお重に詰めて、元日に実家に持って行き、母のお節料理と交換して食べるのが習わしでした。
それが崩れたのは、父が亡くなったときでした。母が作る気がしないと言って、その年と翌年はみんなでホテルで食べました。今から13~14年前のことです。
その後、母がホテルに出向く元気もなくなり、京都の料亭から取り寄せたり、オイシックスやハルメクにお節をお願いしたりしました。
母が亡くなると今度は私が、お節担当となりました。気が付けば私も60代、全部作るのは大変で、きんとんや伊達巻や黒豆は自然食品店で買い、お煮しめやローストビーフや豚の紅茶煮などをこしらえました。
いつも思うのですが、市販のはおいしいですが甘いです。お正月くらいはいいかと、目をつむっていましたが、やはりそれはまずいので、今回は自分で作ろうと決めました。なにせお正月はダイエットの正念場ですから。
まずは、前日から下準備が必要な黒豆から取り掛かりました。
黒豆(まじめに働き、健康に暮らせるようにと願って食べる祝い肴)
材料
☆水A 1L
☆ラカントS(白砂糖の替わり)150g
☆塩 小さじ1/2
☆しょうゆ 小さじ2
下準備
作り方
煮汁が大量に残りました。粉寒天があるのを思い出し、温めて寒天を溶かし冷やし固めてみました。おいしい水羊羹が出来ました。
栗きんとん(黄金で財をなす、豊かな一年になることを願った一品)
材料
☆みりん 大さじ1
☆水 大さじ1
☆塩 ひとつまみ
作り方
伊達巻(学業成就の願いが込められています)
材料
作り方
お煮しめには、はちみつ大さじ2とオリゴ糖大さじ1を加えました。
ローストビーフはいつも作るのですが、今回はハルメクで購入しました。
紅白なますには、大さじ1/2のオリゴ糖を入れました。
京都の一の傳から取り寄せた紅白の味噌漬け魚(鮭・銀鱈)は焼きました。
元日の朝は、お餅1個入りのお雑煮だけにし、お節はお昼に夫と妹と3人でいただきました。どれも程よい甘さでおいしかったです。と同時に、市販品がいかに甘かったかを思い知りました。お昼に食べ過ぎて、夕飯は食べられませんでした。
翌朝体重を量りましたが、変わりませんでした。良かった。
志の春師匠は、3日に配信された「志の春新春落語劇場」で、一時10kg減りましたが、ただいま2kg増え、8kg減で落ち着いたと言っていました。体調良好、お肌つやつやですが、まだお餅は食べられないそうです。
「金森式」は厳重に炭水化物を制限するので、炭水化物がうまく処理できない体になってしまい、急に食べると爆発するのだそうです。パレオダイエットの場合は、8割方守れば良かったので、その点は心配要りませんでした。何事もほどほどと言う言葉が、ふと浮かびました。
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