糖質オフ生活奮闘記(37)

冬の養生薬膳「鮭とキャベツのスープ」「肉じゃが」

公開日:2022/01/18

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薬膳コーディネーターのさいとうひろこです。大自然の中で生きている人間は、「天人合一(てんじんごういつ/自然界で起こることは、人体にも起こるという考え方)」に従い、寒い冬はエネルギーを温存するために、体を休ませる季節です。

冬の養生薬膳「鮭とキャベツのスープ」「肉じゃが」
鮭とキャベツのスープ

冬におすすめ!鮭とキャベツのスープ

この期間は、寒くて乾燥していますので、腎を温め、気血の循環を良くすることが大切です。薬膳の面からみると、鮭とキャベツのスープがおすすめです。

冬におすすめ!鮭とキャベツのスープ

鮭とキャベツのスープ

【材料】
鮭         150g
キャベツ      1枚
ゆで銀杏      8個
人参        30g
生姜薄切り     5枚
万能ネギ      1本
片栗粉       大さじ1
水(水溶き片栗粉用)大さじ1
水         800cc
カツオだし     大さじ2
醤油        大さじ1
塩・胡椒      各少々

【鮭の下味】
塩         小さじ1/3
日本酒       大さじ2

【作り方】
1.鮭は厚さ7~8mmのそぎ切りにし、下味をつける。
2.キャベツは、短冊に切る。
3.人参は皮つきのまま千切りする。
4.生姜も千切り。
5.万能ネギはみじん切りにする。
6.沸騰した湯の中に1の鮭を入れ、さっとゆでて取り出す。

7.鍋に水800mlと生姜を入れ、煮立ったらカツオだし・塩・醤油・胡椒を入れる。
8.鮭とキャベツ・人参・ゆで銀杏を加え、沸騰したら水溶き片栗粉でとろみをつける。
9.最後に万能ネギを散らす。

【食材の効能】
鮭    めまい むくみ 下痢 食欲不振 胃痛 腹部の冷え
キャベツ 食欲不振 胃痛 胸やけ
ぎんなん 血中内のナトリウムのバランスを整える 動脈硬化の予防 食欲不振 肩こり
※呼吸困難 腹痛 下痢などを引き起こすため、大量または長期に食べるの避ける。

この鮭とキャベツのスープで温まりましょう。

砂糖少なめ!薬膳肉じゃが

臓腑(内臓)の働きが低下している方におすすめのお料理もご紹介いたします。気を補いながら巡りも良くなります。おなじみの肉じゃがですが、薬膳の肉じゃがは砂糖少なめですので、糖質を気にされている方にも最適です。

砂糖少なめ!薬膳肉じゃが

砂糖少なめ肉じゃが風煮物

【材料】
牛肉(薄切り)       150g
じゃがいも         3個
人参            1本
玉ねぎ           1個
インゲン          2本
オリーブ油・砂糖      各大さじ1
だし            150ml
酒・みりん・醤油      各大さじ1

※砂糖は以前「秋の薬膳と簡単ぬか漬け」の記事でご紹介したやさしい甘さの天然由来甘味料あまみちゃんを、だしは粉だしを使いました。

【作り方】
1.皮をむいたじゃがいもと牛肉は一口大にする。
2.皮つきの人参は乱切りにする。
3.玉ねぎはくし形に切る。
4.インゲンは食べやすい長さに切る。
5.鍋にオリーブ油を入れ熱し、牛肉、玉ねぎを炒める。

6.残りの材料を入れて、炒める。
7.だし・酒を加える。
8.強火にし、煮立ったら弱火で5分煮る。
9.砂糖、醤油、みりんの順で加え、落としぶたをして、中火で煮汁がなくなるまで煮る。

【食材の効能】
牛肉    疲れ 自汗 息切れ めまい むくみ 不眠 足腰のだるさ 頻尿 夜尿 
じゃがいも 疲れ 無気力 自汗 胃痛 吐き気 便秘 食べる量が少ない
人参    目の乾燥 視力低下 かすみ 慢性の咳 消化不良 食欲不振 下痢 便秘
玉ねぎ   食欲不振 腹部の張り 下痢 消化不良 げっぷ 胃もたれ 発熱 悪寒 胸・背・腹の冷えと痛み

普段私が作っている肉じゃがと、薬膳の肉じゃがは、作り方が違いました。だしが入って、味に深みが増したため、とてもおいしかったです。これからは、この作り方にしたいと思います。

※参考文献
『薬膳コーディネーター講座・食薬編』本草薬膳学院監修
『薬膳コーディネーター講座・薬膳レシピ集』本草薬膳学院監修
『台所はくすり箱』市川加代子著/銀河出版舎

 

■もっと知りたい■

さいとうひろこ

趣味は落語鑑賞・気功・テレビ体操・読書・トールペイント・美術館めぐり等。健康は食事からがモットーで「AGEフード・コーディネーター」の資格を取得、老化や病気の原因となるAGEを溜めない食事の仕方や調理の仕方をご紹介します。また、これから落語を楽しみたい方のためにその魅力もご案内します。

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