薬膳コーディネーターになりました
2021.06.242022年03月24日
糖質オフ生活奮闘記(39)
チョコと春の養生薬膳「かぼちゃのサラダ」
チョコレートは体に良いの? バレンタインやホワイトデーに、チョコレートを食べた方は多いと思います。ただ「体に悪いのかも」と、心配した方もいらっしゃるのでは。大丈夫です。元々、東洋医学では、チョコレートの原材料のカカオは、薬だったのです。
実は体にいいチョコレート
チョコレートには、補気といって気を補ったり、強心つまり心の機能を強くしたり、血液の流れを良くしたり、利水といって水の流れをよくして浮腫みを改善したり、疲労を回復させたりと、数多くの効果があるといわれています。
ただし、薬ですから大量に食べてはいけません。1日5粒(25g)位にしておきましょう。
チョコレートの効能
肥満抑制・虫歯予防・歯周病予防・がん予防・認知症予防・うつ病の予防・コレステロール抑制・高血圧予防・ピロリ菌をやっつける働き・インフルエンザ予防・傷の治りをよくする効果・便秘解消効果。
情報元:NHK「ためしてガッテン」、テレビ朝日「林修の今でしょ講座」
ホワイトデーが終わると、すぐに春がやってきます。そこで今回は、春の養生薬膳についてご紹介致します。
春の養生薬膳 かぼちゃのサラダ
春の養生法のポイントは、冬の間にため込んだ不要なものを体外に排出すること。それと同時に、解毒機能を持つ肝の働きを高めることが大切です。
肝は、気や血流などをコントロールしています。春はストレスにより自律神経の乱れやすい季節ですので、気分が落ち込みやすい方は、体を動かしたりして気を巡らせると良いでしょう。気を巡らせることで、肝の働きも高まります。
気血を補い、気の巡りをよくし、うつ予防にもなる「かぼちゃのサラダ」を作ってみましょう。
かぼちゃのサラダ
【材料】
かぼちゃ 300g
玉ねぎ(少) 1個
ゆで玉子 1個
干しブドウ 30g
赤ワイン 小さじ1
酢 小さじ2
白胡椒 少々
塩 少々
マヨネーズ 大さじ3
【作り方】
1.玉ねぎを細切りにし、酢と混ぜておく。
2.干しぶどうは赤ワインで戻す。
3.かぼちゃは蒸してから粗くつぶす。
4.かたゆでにした玉子の白身を、1cmの角切りにする。
5.容器にマヨネーズと、ゆでたまごの黄身と、白胡椒と、塩を合わせ、1と2を和える。
肉料理の付け合わせだけでなく、サンドイッチにしてもおいしいです。
【食材の効能】
かぼちゃ 吐き気・胃・腹部の冷え・痛み・下痢・便秘・高血圧
玉ねぎ 食欲不振・腹部の張り・下痢・消化不良・げっぷ・吐き気・胃もたれ・発熱・悪寒・胸・背・腹の冷え・痛み・うつ・胆石・二日酔い・虚弱体質・風邪
玉子 目の充血・空咳・喉のかわき・声がれ・のどの痛み・めまい・精神不安・不眠・下痢・胃弱・低血圧
ブドウ のどの渇き・四肢のしびれ・痛み・むくみ
※参考文献
『薬膳コーディネーター講座・薬膳レシピ集』
『薬膳コーディネーター講座・食薬編』
『台所はくすり箱』
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