五行学説と春の養生薬膳その2
2022.04.212021年06月24日
糖質オフ生活奮闘記30
薬膳コーディネーターになりました
糖質オフ生活を頑張ってきましたが、3年も経つと緊張感が薄れ制限ばかりの暮らしに限界を感じ始めていました。ダメと言い続ける事にも疲れ、これは食べた方がいいよと言えたら、どんなにいいでしょう。と、思った矢先、薬膳の講座があると知りました。
70の手習い!?
薬膳の講座があると知りすごく興味が湧き、迷わず申し込んでしまいました。60の手習いならぬ、70の手習いです。
私は、老眼ではないので、毎日文庫本を眼鏡要らずで、読んでおります。薬膳のテキストも当然スイスイ読めると思っていました。ところが、教科書となると違います。すぐに目がショボショボして疲れてしまい、中々進みません。
やはり、もう10年早く始めるべきだったと思い、何度も泣き出したい気持ちに陥りました。でも、始めた以上は最後までやり通したいので「目が疲れる前に本を閉じる」というルールを、自分で決めました。
急がず・休まず・諦めず
急ぐことはない、その代りに諦めずに毎日続けること、焦らずゆっくり歩もう。そう決めたら、気が楽になり、慣れてくると、予定したよりも、はかどる日もありました。そして、学ぶことが段々と、楽しさに変わっていきました。
最終試験に合格
3回添削課題を提出し、最終試験を受け、ついに合格! 薬膳コーディネーターの認定状を頂く事ができました。
つらい時もありましたが、結果が出て、すべて喜びに変わりました。まだ、ほんの入り口に立っただけですので、これからもっともっと勉強して、薬膳の情報をお伝えできたらと思っています。
それでは早速ですが、梅雨時に食べると、体が喜ぶ養生薬膳をご紹介します。
レシピ:カリフラワーとピーマンの炒め物
食材のはたらきと適応症状
- カリフラワー
胃痛・胸やけ・腎の虚弱による耳鳴りなどに効果的。 - ピーマン
胸・背・胃・腹の冷え・痛み・食欲不振・消化不良などに効果的。 - 生姜
胃の冷え・痛み・吐き気・嘔吐・食欲不振・冷えによる咳・白い痰・喘息・鼻づまり・めまい・のぼせなどに効果的。
分量
カリフラワー 150g
赤・青ピーマン 各1個
生姜薄切り 3枚
塩 少々
オリーブ油 大さじ1
ゴマ油 小さじ1
片栗粉 小さじ1
水 大さじ1
作り方
- カリフラワーを一口大に切り、蒸します。
- ピーマンはそれぞれ細切りにし、蒸します。
- 生姜はみじん切りにします。
- フライパンにオリーブ油を入れ、2の生姜を入れて熱し、香りが出たら、カリフラワーとピーマンを入れて炒めます。
- 塩で味を整え、水溶き片栗粉を絡めます。最後にゴマ油を加えて完成です。
生姜とゴマ油が味のアクセントとなり、思った以上に美味しくて、もう3回も作ってしまいました。このメニューは、砂糖を使いませんので、糖質制限も気になりませんし、体を温め水分の排泄を促進しますので、梅雨時に最適です。
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