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- 秋の薬膳と簡単ぬか漬け
2021年4月に薬膳コーディネーターの資格を取りました。秋は空気が乾燥し、肺の機能が盛んになりますが、肺は乾燥を嫌うという特徴があります。そこで肺を潤し、温めることが大切になります。薬膳の世界では、白い物を食べると良いといわれています。
秋におすすめ!大根の煮物
白い物の代表は、大根です。
『養生訓』の著者、江戸時代を生きた儒学者であり、医者でもある貝原益軒さんも「大根は野菜中の上の品、常に食うべし。脾(ひ・消化器)を補い、痰を去り、気をめぐらす」と大いに推奨されています。
一年中食べても良いのですが、特に秋はおすすめです。
そこで、おいしい大根の煮物を作ってみました。
大根の煮物
【材料】
大根 200g~250g(多めでも大丈夫)
インゲン 適宜
【A】
水 1/2カップ
しょうゆ 大さじ1と1/2
酒・みりん 各大さじ1
砂糖(あまみちゃん) 大さじ1/2
胡麻油 大さじ1
【レシピ】
1.大根は輪切りにしてから皮をむく。
2.フライパンに【A】をいれ、輪切りにした大根を加えて、強火にかける。
3.沸騰したら、中火にし、大根に竹串が通るまで煮る。
4.器に盛りつけ、茹でたインゲンを添える。
大根の煮物は、しばらく置くと味がしっかりしみて、さらにおいしくなります。作り置きもできますから、たくさん煮て、常備菜にしても良いと思います。
甘味料、あまみちゃんとは?
いつものラカントSに替えて、今回はやさしい甘さの天然由来甘味料あまみちゃんを使いました。ラカントSは茶色ですが、あまみちゃんは白です。
あまみちゃんの主な原材料は、難消化性デキストリン・エリスリトール(トウモロコシ由来)・ラカンカです。カロリー82%オフ、糖質98%オフ。人工甘味料を使用せず、純度の高いラカンカを使用しているため、雑味やえぐみがなく、砂糖よりちょっとやさしい甘みです。
便利なチューブで簡単ぬか漬け
今回は大根と、きゅうりを漬けてみました。ぬか漬けというと、ぬか床の管理が難しいと思われるかもしれませんが、お手軽なぬかチューブを使うので簡単です。
【材料】
大根、きゅうり 適宜
【レシピ】
1.大根をよく洗い、縦1/2に切ります。きゅうりは、両端のヘタを切り落とします。
2.ラップの上に大根をのせ、ぬかチューブを絞り出し、広げます。ラップで包みます。
3.きゅうりも同様。
4.冷蔵庫で一晩漬けたら、出来上がりです。水洗いし食べやすいように、カットしましょう。
どちらもおいしく出来ました。
購入したきゅうりには「稲ワラ、もみ殻、米ぬか、野菜くず、鶏ふん、カキ殻などの有機質で育てました。化学肥料や、化学農薬は使用していません」と明記されていました。大根も「自然農法で育てました」と、ありました。どちらも近所のお店で購入できました。こういう野菜を食べたいですね。
ぬか漬けも、こんなに手軽に出来ますので、ぜひお試しください。
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