糖質オフ生活奮闘(34)

秋の薬膳と簡単ぬか漬け

公開日:2021.10.20

更新日:2021.10.19

2021年4月に薬膳コーディネーターの資格を取りました。秋は空気が乾燥し、肺の機能が盛んになりますが、肺は乾燥を嫌うという特徴があります。そこで肺を潤し、温めることが大切になります。薬膳の世界では、白い物を食べると良いといわれています。

秋の薬膳と簡単ぬか漬け
白い物の代表、大根の煮物

秋におすすめ!大根の煮物

白い物の代表は、大根です。

『養生訓』の著者、江戸時代を生きた儒学者であり、医者でもある貝原益軒さんも「大根は野菜中の上の品、常に食うべし。脾(ひ・消化器)を補い、痰を去り、気をめぐらす」と大いに推奨されています。

一年中食べても良いのですが、特に秋はおすすめです。

そこで、おいしい大根の煮物を作ってみました。

大根の煮物

【材料】
大根    200g~250g(多めでも大丈夫)
インゲン  適宜

【A】
水     1/2カップ
しょうゆ  大さじ1と1/2
酒・みりん 各大さじ1
砂糖(あまみちゃん) 大さじ1/2
胡麻油   大さじ1

【レシピ】
1.大根は輪切りにしてから皮をむく。
2.フライパンに【A】をいれ、輪切りにした大根を加えて、強火にかける。
3.沸騰したら、中火にし、大根に竹串が通るまで煮る。
4.器に盛りつけ、茹でたインゲンを添える。

大根の煮物は、しばらく置くと味がしっかりしみて、さらにおいしくなります。作り置きもできますから、たくさん煮て、常備菜にしても良いと思います。

甘味料、あまみちゃんとは?

甘味料、あまみちゃんとは?

いつものラカントSに替えて、今回はやさしい甘さの天然由来甘味料あまみちゃんを使いました。ラカントSは茶色ですが、あまみちゃんは白です。

あまみちゃんの主な原材料は、難消化性デキストリン・エリスリトール(トウモロコシ由来)・ラカンカです。カロリー82%オフ、糖質98%オフ。人工甘味料を使用せず、純度の高いラカンカを使用しているため、雑味やえぐみがなく、砂糖よりちょっとやさしい甘みです。

便利なチューブで簡単ぬか漬け

便利なチューブで簡単ぬか漬け

今回は大根と、きゅうりを漬けてみました。ぬか漬けというと、ぬか床の管理が難しいと思われるかもしれませんが、お手軽なぬかチューブを使うので簡単です。

【材料】
大根、きゅうり  適宜

【レシピ】
1.大根をよく洗い、縦1/2に切ります。きゅうりは、両端のヘタを切り落とします。
2.ラップの上に大根をのせ、ぬかチューブを絞り出し、広げます。ラップで包みます。
3.きゅうりも同様。
4.冷蔵庫で一晩漬けたら、出来上がりです。水洗いし食べやすいように、カットしましょう。

どちらもおいしく出来ました。

購入したきゅうりには「稲ワラ、もみ殻、米ぬか、野菜くず、鶏ふん、カキ殻などの有機質で育てました。化学肥料や、化学農薬は使用していません」と明記されていました。大根も「自然農法で育てました」と、ありました。どちらも近所のお店で購入できました。こういう野菜を食べたいですね。

便利なチューブで簡単ぬか漬け

ぬか漬けも、こんなに手軽に出来ますので、ぜひお試しください。

 

■もっと知りたい■

さいとうひろこ

趣味は落語鑑賞・読書・刺しゅう・気功・ロングブレス・テレビ体操。健康は食事からがモットーで、AGEフードコーディネーターと薬膳コーディネーターの資格を取得。人生健康サロンとヘルスアカデミーのメンバーとなり現在も学んでいます。人生100年時代を健康に過ごす方法と読書や落語の楽しみ方をご案内します。

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