日々是好日(4)
元気で若々しい私でいるために
元気で若々しい私でいるために
公開日:2025年03月07日
石井哲代さんのこと
哲代さんは、広島県尾道市の山里に住む104歳のおばあちゃま。ドキュメンタリー映画『104歳、哲代さんのひとり暮らし』のヒロインです。地元のテレビ局が哲代さんの101歳からの日常生活を追いかけ、放映していたのを、再編成して一本の劇場映画にしたのです。

広島県内で先行公開されましたので、初日に映画館に足を運びました。初日の初回の上映でしたので、監督さんたちの舞台挨拶も拝聴しました。
「一人暮らしだけど一人じゃなかった」という監督の言葉通り、笑顔を忘れず、地域の人たちと親しく交わり、いつも周囲に感謝して生きる前向きな哲代さんの姿が観客の笑いと涙を誘いました。
信友良則さんのこと
『ぼけますから、よろしくお願いします』及びその続編『ぼけますから、よろしくお願いします〜おかえりお母さん〜』の2本の映画の主人公の一人が良則さんです。

『哲代さん』を観た帰途、この映画のことを思い出しました。この映画は娘の信友直子さんが監督したドキュメンタリー映画で、3年前に観ました。
認知症を発症した母親とそれに寄り添う父親の老々介護の日常を撮った映画です。このときも監督の舞台挨拶を拝聴しました。広島県呉市にお住まいの良則さんも、今、哲代さんと同じ104歳。奥さまを5年前に看取られたそうです。
良則さんは、「ええ女房をもろうた」と妻を褒め、「こがなええ子」と娘直子さんのことも褒めたたえます。そしてご自分のことを「運の良い男」と臆せず言います。
新聞社のトークイベントで、直子さんは、周囲に感謝する「このポジティブな捉え方」、よく食べる「食べ力(ちから)」、「好奇心」が良則さんの一人暮らしを支えている、と語っていました。
若さを保つ「かきくけこ」
キーワードは以下の通りだそうです。近所の薬局の薬剤師さんに教えていただきました。
【か】−感動
【き】−興味
【く】−工夫
【け】−健康
【こ】−恋
では、わが身をまな板に乗せて
<か>加齢につれて感動することも少なくなりましたが、今年の1月初めに訪れた大竹市の下瀬美術館には驚きました。水盤に浮かぶコンテナが美術館だなんて。カラフルなコンテナが水面に映え、外観も芸術的でした。
カラフルな8基のコンテナ美術館の遠景に大竹市のコンビナート
日本人の感性に合った美術館庭園ですよね!
<き>大抵のことにすぐ興味を持つのですが、あまり長続きしません。「門前の小僧」のレベルにも達しないことも多々あります。
<く>得意ではありませんが、着物でなにを作ろうか、と考えるのが好きです。1日中考えても決まらない、でもそれが至福の時なのです。「下手な考え休むに似たり」かもしれませんが。
残りは惜しみながら処分しました
古いバンダナと母の端切れ布で作った小物入れ
<け>膝が痛い、腰が痛い、と言ってはいますが、今のところ(約20年間)内服薬は使用していません。多分、年相応ながら、健康な方だと思います。
<こ>「広島カープ」推し、です。2024年の劇的な1位敗退で、多くの野球コメンテーターの話題になり、カープファンはあっけにとられました。今年、私は春キャンプ前から気合(?)が入っています。

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ステキなプルオーバーです! 一種類でなく、同系色でまとめた組合せが絶妙です。私も何をどのように作ろうか?という時間が楽しいです。いろんな事を学んでチャレンジするとし古さん、素敵です。これからも期待しています。・渡来夢
色々挑戦していらして生きることのお手本です。 それにしてもハルトモ倶楽部が終わってしまうのが残念です。せっかくとし古さんと知り合えたのに・・・。 いつか渡来夢さんと3人でお会いしたいですね。翠
渡来夢さん、翠さん ハルトモ俱楽部クローズは本当にショッキングなニュースでした。今までありがとうございました。そして、これからもよろしくね。近い将来お目にかかれるのを楽しみにしています。とし古