八十路を元気に(6)

開いた開いた、フタが開いた!

公開日:2024.10.28

70代後半頃から、私はペットボトルのフタを開けることができなくなりました。高齢者にとってよくある話のようですが。

加齢とともに

内臓はともかく、体型の変化と体のあちこちの痛みを感じる始まりは、更年期世代や熟年世代でしょうか。もちろん個人差はあります。

そういうことには無頓着だった私は、60代なかばで白内障の手術を受け、70代に入って変形性膝関節炎で注射治療を受けました。へバーデン結節にもなりました。順調に老化の道を歩んでいるわけです。

最近、近所の知人から「とし古さんいいね、背筋がまっすぐ」と声をかけられました。思いがけない言葉だったので、即座に「えっ、ありがとう」と答えてしまいました。

加齢とともに背中上部が丸くなる女性が多いようです。時折書棚のガラス戸に我が身のシルエットを映してチェックしていました。

中村格子先生の格言にはまる

子どもの頃から「運動は苦手」で、そのままこの年まできましたが、一念発起で取り組んだのが中村格子先生の「すこやかBodyを目指す」です。

「痛みの元は歪みから」という格言に励まされて「入門編『歪み取り』でまずは体を整える!」に挑戦したのです。毎日はしない、思い付いたときにするという自己流で、入門編に半年かけてしまいました。

しかし、その成果が出て、先述の「背筋がまっすぐね」と声を掛けられたのだと思っています。それだけでなく、ペットボトルのフタが開けられるようになったのです。

後者に関しては因果関係はわかりませんが、意識していなかった体の歪みが是正された結果だと信じています。

ひざ痛・腰痛は時折感じますが、入門編のストレッチをすると回復します。やはり、「痛みの元は歪みから」なんですね。

初級編に挑戦しています

半年も入門編をうろちょろしていましたが、初級編は「ながら筋トレ」です。

「寝ながら」「座りながら」「立ちながら」と私向きではないかと始めました。

「スタイルアップは体幹が鍵」「脂肪は動かさないところにつく」「ストレッチは笑ってできるところまで」「見られることで美しくなる」と先生の格言に納得しながら、昨日も今日も少しずつ取り組んでいます。

■もっと知りたい■

とし古

祖母は60歳の頃、針仕事や寺参りを日課にしていました。母は70歳の頃不自由な体で家族のために働き趣味の書道教室にも通っていました。そして私はいま八十路を歩いています。体力・知力は衰えを感じますが考える事・感じる事は昔と変わらないと思っています。死ぬまでにやっておきたい事に色々チャレンジしたいです。

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    さすが、とし古さん。ちゃんとやれば結果が出るのですね。頭が下がります。筋肉が戻って良かったです。講釈を言ってないで、やってみる行動力。やっぱり「貯金より貯筋」で ... すね!  ・渡来夢

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