日々の生活で瞑想を実践!

心の疲れを癒やす「川野泰周マインドフルネス瞑想」

公開日:2024.11.02

精神科医であり禅僧でもある川野泰周さんの「マインドフルネス瞑想」。日常生活に取り入れられる手軽さで、心の疲れが癒やされます。動画の実践編もぜひご覧ください。

精神科医から僧侶へ

精神科医から僧侶へ

川野泰周さんは、もともとお寺の一人息子として生まれました。

ところが「人の心」というものへの関心が強くなり、慶應義塾大学医学部へ進学。

卒業後、精神科医として病院に勤務していましたが、次第に薬物療法中心の治療に疑問を持つようになり、医師を辞め、禅僧への道を歩き始めたのだそうです。

その修業から見えてきたのが、「マインドフルネス瞑想」の効果。

多くの人にそれを伝えるべく、川野さんは医師と禅僧という二足のわらじを履くこととなりました。

川野さんの生き方を変えた、「マインドフルネス瞑想」とは……。

「川野泰周のマインドフルネス瞑想 #1」
禅僧で精神科医、川野泰周さんが説く「心の平穏」とは

日常の中でできる「生活瞑想」って?

日常の中でできる「生活瞑想」って?

どうしてもネガティブな思考に陥ってしまう時や、後悔の気持ちで苦しくなってしまう時……誰もが経験する心のつらさを軽減してくれるのが「マインドフルネス瞑想」です。

これは堅苦しい形式に縛られたものではなく、日常生活の中でも手軽に行うことができます。

そのコツと注意点を川野泰周さんに教えていただきます。

「川野泰周のマインドフルネス瞑想 #2」
禅僧で精神科医、川野泰周さんの心の整え方
禅から生まれたマインドフルネス瞑想の、気軽なやり方

心の疲れが出やすい情報化社会

心の疲れが出やすい情報化社会

川野泰周さんによると、インターネットの普及によって世の中の情報量は20年前の1万倍にもなっているとか。

あまりに多くの情報にさらされることによって、肝心の自分自身の声を聞くことがおろそかになり、心の疲れを感じる人が増えているそうです。

心の疲れは自律神経の乱れにつながります。

そんな時代の、疲れを癒やす考え方の指南です。

僧侶が教える!心の疲れを癒す最も大切なこととは
心と体の疲れ、眼の疲れまでまとめて解消#1

気持ちの切り替えに「すきま瞑想法」

気持ちの切り替えに「すきま瞑想法」

子育てや介護、仕事などで忙しい日々を送っている時には、ほんの少しの時間でも自分のことだけに集中することが大切なのだそうです。

そんな「すきま瞑想法」の具体的なやり方を川野泰周さんに教えていただきます。

心の疲れが今すぐ取れる!5つの「すきま瞑想法」
心と体の疲れ、眼の疲れまでまとめて解消#2

瞑想は身近なもの

瞑想は身近なもの

50代後半を迎えてから、寝つきが悪かったり朝方に目が覚めてしまったり、私は眠りの悩みを抱えることが多くなりました。

お布団に入ってからも、「明日はまず、これとこれをして」「まだできていないアレもしておかなくてはならないな」「そうそう、あの人にメッセージも送らなくては」等々、あれこれ思ううちに何だか目が冴えてしまうのです。

これはまさに「思考を止める」ことができていない状態。

川野泰周さんの記事を読んでからは、お布団に入るとまず深い息で呼吸を整えつつ、部屋の闇の落ち着いた深さをじっくり感じ、外から聞こえる微かな虫の音に耳を澄ませるようにしています。

まだまだ上手くいかないこともあるのですが、瞑想というやり方を知っている、ということがとても心強いです。

瞑想は身近なものだと改めて体感できる記事でした。

以下は川野泰周さんと一緒に実践できる瞑想の動画です。ぜひこちらも併せてご覧ください。

禅僧・川野泰周さんの心の疲れを癒す瞑想法【全4回】

■もっと知りたい■

美年~mitoshi~

自然豊かな和歌山県在住のフリーライター。高野山や丹生都比売神社、和歌浦三社が暮らしの中にある日々を送っています。神仏や野の花と向き合えば心の風通しが良くなり、視界がすっと澄むような。(社)和漢薬膳食医学会認定 和漢薬膳師。(社)自分史活用推進協議会認定 自分史活用アドバイザー。

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