つよく、しなやかに生きる力になる!

胸に刺さる、人生の先輩たちの言葉の数々

公開日:2024.06.27

ハルメク365「プレミアムインタビュー」では、素敵に年を重ねた先輩方が、人生を赤裸々に語っています。今回は、そのなかでもわたしの胸に刺さった言葉たちをご紹介します。

胸に刺さる、人生の先輩たちの言葉の数々
ハルメク365 プレミアムインタビュー

自分らしく生きるためのヒント

誰の人生にも、困難はつきものです。けれど、周りの人が抱える困難は見えにくいもの。なぜ自分だけが、このような目に合わなければいけないのだろう、と抱え込んでしまうことってありませんか?

わたしには、ありました。 

今は、そんな感情も手放して、少しずつですが、自分の目指す生き方に近づいていると感じています。 その力の原動力となっているのは、尊敬してやまない人生の先輩たちの言葉であり、生き様です。

ハルメク365「プレミアムインタビュー」のなかにも、自分らしく生きるためのヒントがたくさんありました。 

「明日、死ぬかもしれない」と思って生きる 

山田詠美さんは、「明日、死ぬかもしれない」という思いを生き方の基本とされています。 

けれど、それを悲観的にとらえるのでなく、「今」この瞬間を大事にする、楽しむということで実践されている、というところに大いに共感し、励まされました。 

夫婦について、「お互いのことを面白がらないと、ダメなんじゃないかと思うの」という言葉も、とても深い。そして耳が痛い!

努力も経験も苦難もすべて「世間様のおかげ」  

綾戸智恵さんは、努力というものは、自分ひとりではできない。一緒にいる人、共に歩く人、いわば世間様が、それをさせてくれると思っているそうです。

仕事を続けながら、お母さまを15年間の介護生活ののちに、看取った綾戸さんだからこその言葉が胸に響きました。 

女は50代がいちばんツライ?でも抜け道は必ずある   

わたしは現在、ホットフラッシュに悩まされ、職場で恥ずかしくて仕事に前向きになれないときがあります。けれど、阿川佐和子さんの言葉「仕事と趣味を手放さないことが、自分を保ち続ける秘訣」に力をもらいました。 

自分ではどうしようもない状況ばかりのときに、他人と接して気分転換できる、悩みを忘れて集中できる、ささやかでも達成感を得られる……。

そういう場があるのは、自分を自分らしく保つために必要なことだと阿川さんが実感されている、という記事は、まさに今のわたしへのエールのようでした。

親の介護にどう向き合うか  

インタビューのなかで、介護や看取りについて多くの方が語っておられました。

今、わたしの両親は健在ですが、近い将来必ず、介護、看取りというテーマに、向き合う日がくると思います。わたしはひとり娘ですし、まわりに頼れる親類もおらず、そのことに大きな不安を感じています。

けれども、介護や看取りを経験した先輩たちの言葉が、わたしの不安を軽くしてくれました。 

先輩たちの言葉は、自分が、この先生きていく道を照らす光のようだ、と思いました。同年代の多くの方に、この光が届きますように。

庭のアナベルが見ごろを迎えました

■もっと知りたい■

由岐谷 万

24年間、専業主婦、3人の子ども(すでに成人)の母。50歳という節目の年だった2022年、母親業を卒業。これからは誰のためでもない、自分のための時間を気負わず、無理せず、しなやかに生きたい。そんな私のささやかなチャレンジの日々を、みなさまとシェアできれば…。
 

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