専業主婦からパートへ。自分に合った働き方とは?
2024.11.292023年09月24日
つれづれ女は今日もゆく(6)
とにもかくにもやってみた!「自分のために働く」
20数年間の専業主婦から「はたらくおばちゃん」になりました。51歳、由岐谷 万です。仕事に就いて半年、自分時間を楽しんでいます。
働くということ
娘の「これに応募してみたら?」の一言をきっかけに、仕事に就いてから半年が経ちました。働き始めたことで、心の自由とささやかな自信を取り戻し、とても充実した毎日を送ることができています。
最初は緊張と不安でいっぱいでした。
仕事内容は思っていたよりもずっと複雑で、なかなか仕事が覚えられず、パソコン操作もおぼつかない。老眼で文字も見えず、聴力も衰えて聞き取れない。
「こんなはずでは……」と落ち込むこともしょっちゅうです。それでもがんばってこれたのは、やはり「自分の夢をかなえるため」という目的があったからだと思います。
働いてよかったこと
仕事を始めるとき、自分の中で決めていたルールが3つありました。
- 職場は徒歩か自転車で通勤できる範囲で探す
- 稼いだお金は自分のために使う
- どんなことがあっても最低半年は仕事を続ける
ということです。
夢をかなえるために働き始めたので、自由な時間の確保と収入のバランスを考えて、平日週3日勤務が可能な仕事を探しました。
職場までは徒歩で約20分ほど。往復で1日約7000歩、勤務中の歩数を合わせるとだいたい1万歩です。行動範囲が狭く、歩く習慣がなかったわたしにとって、1万歩を週に3日歩くことだけでもすごい変化です(笑)。
体調が良くなり、更年期の不調も仕事で気を張っているせいか、以前より気にならなくなりました。
そして収入を得ることで、できることの選択肢がひろがりました。
たとえば「近所のカフェでお茶」から「ホテルのアフタヌーンティー」。「日帰り旅」から「一泊二日の旅」というふうに。
そんなちょっとした贅沢がかなえられるようになったことが、何よりもうれしかったです。
やりたいことリスト
50歳になったとき、これからやりたいことや行きたい場所などを書いていくノートを作りました。
実現したら丸印をつけ、願いがかなったときの気持ちや思い出などを書き込みます。またショップカードや包装紙、チケットなどもスクラップして楽しんでいます。
今のところ、予想以上に順調に願いをかなえることができていて、自分でも驚いています。
とても遠い夢だと思っていたことも、自ら行動すればかなえられるのだ、と身をもって実感できました。
どうにかこうにか「半年は仕事を続ける」という目標は達成できたので、次の目標は何にしようかと考えています。
これからも自分のペースで、あせらず、日々楽しんで。
■もっと知りたい■