続・つれづれ女は今日もゆく

専業主婦からパートへ。自分に合った働き方とは?

公開日:2024.11.29

「はたらくおばちゃん」になる夢がかなってもうすぐ二年。はたらく厳しさも、楽しさも、少しだけわかったわたしのここから……。

転職しました

転職しました

20数年間の専業主婦から「はたらくおばちゃん」になり、実は半年ほど前に、わたくし転職しました。

「今よりもっとやりたい仕事を見つけた」というのが理由です。前職に不満があったわけではありません。求人に応募して、もしもダメだったらそのまま仕事を続けるつもりでした。

ようやく慣れてきた仕事を変えることに、抵抗がなかったわけではありません。

以前のわたしは、変化よりも安定を望む気質でした。 ただ、50代、資格なし・経験なしだから……というのをあきらめる理由にしたくなかった。

やってみないことには、わからないと自分を奮い立たせて応募したところ、たまたま運良く採用されたということです。 

転職してわかったこと 

今の仕事は、図書館のサポートスタッフです。

もともと図書館が好きで、本に囲まれて働ける仕事がしたいと思っていました。勤務形態や時給は前職とほぼ変わりなく、パートとして同じペースで働くことができています。

転職してわかったこと 

現職の求人は、求人サイトで知りました。

最初に仕事を探したときも、一番に図書館の求人を調べましたが、そのときは見つかりませんでした。それからも、ときどき図書館の求人がないか、サイトをチェックしていたら募集が見つかって。 

一般的に、求人サイトには、おおまかな労働条件しか掲載されていませんが、実際に採用されてからわかったことがいくつかあります。 

勤務年数によって、決められた日数の有給休暇がもらえるということ。そして、勤続一年目からは賞与がいただけるということ。他にも、インフルエンザワクチンの接種代が全額補助など、前職ではなかった制度でした。 

一見、同じ労働条件であっても、職場によって福利厚生の内容には大きな違いがあるのですね。

そんなことも知らなかったのか? と笑われてしまうかもしれませんが、本当に働いてみなければわからなかったことばかりです。 

もうひとつの副業 

もうひとつの副業 

そして、もうひとつはじめたのが、「内職」です。

きっかけは、新聞に入っていた求人のチラシでした。かわいいポチ袋やおしゃれなレターセットなどの紙製品を枚数ごとに組んで袋詰めする作業です。

会社の場所が近所だったこと、紙製品が好きという理由で始めました。会社の倉庫に行って資材を受け取り、1週間から10日間で仕上げて納品します。 

すきま時間に、手先を使って家でこつこつできるのが私には合っているようです。正直、賃金はとても低いのですが、1か月の美容代(ヘアサロンとネイル)ぐらいにはなっています。

具体的なお金の使い道を決めると、モチベーションもアップ! 無駄な時間の有効活用と考えています。 

もうひとつの副業 

先日、娘の誕生日祝いにアフタヌーンティーに行ってきました。わたしの背中を押して、働くきっかけをくれた娘です。

ひとりの人間として、じたばたとあがいている私を、娘はどう見ているのでしょうか?

「おばさんになるのも悪くないもんだ」と思ってもらえたらいいのですが……。 

もうひとつの副業 

 ■もっと知りたい■

由岐谷 万

24年間、専業主婦、3人の子ども(すでに成人)の母。50歳という節目の年だった2022年、母親業を卒業。これからは誰のためでもない、自分のための時間を気負わず、無理せず、しなやかに生きたい。そんな私のささやかなチャレンジの日々を、みなさまとシェアできれば…。
 

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