つれづれ女は今日もゆく(3)

とにもかくにもやってみた!整理収納アドバイザー2級

公開日:2023.06.24

50歳を目前に「自分軸で生きる! やらなかった後悔だけはしない」を人生のテーマに掲げたわたし。「考えすぎず、気軽にやってみた」整理収納アドバイザー2級編です。

きっかけはテレビ 

きっかけは、偶然目にしたテレビ番組の片付け特集でした。 

片付けのプロが、お宅訪問をして片付けに関する悩みを解決する様子を見て、そういえばわたしも、わりと片付けが好きなほうかしら……。

早速、スマホで整理収納アドバイザーについてリサーチ。

2級なら、1日の講座受講で取得可能であることがわかりました。しかも、家から徒歩圏内のところで、数週間後に講座が開かれることも判明。 

これまでのわたしならば、後先考えて二の足を踏むところなのですが、こんなにもタイムリーに目の前にきっかけが置かれたのですから、とにかくやってみよう、とすぐに受講を申し込みました。

①きっかけはテレビ 

資格を得て思ったこと 

一日の講習も無事終え、整理収納アドバイザー2級の資格を取得できました。 

②資格を得て思ったこと 

残念ながら、そのままの勢いで1級を取得して仕事に……とはなりませんでしたが、わたしは十分満足したのです。 

無駄なものがひとつもない、すっきりとした暮らしが理想ではあるけれど、徹底するとなると、それなりの覚悟が必要です。いつもの片付けを少しだけバージョンアップするぐらいが、わたしにはちょうどいいと思いました。 

この学びで、もう一つの気づきがありました。

整理収納のスタート地点は整理です。不要なものを取り除き、区別してから適切な場所に収納していきます。

ですから講座では、整理について理論立てて学びます。片付けのスキルは、心を整えることにも通じていると思いました

②資格を得て思ったこと 

ここ数年、気持ちがこんがらがると、自分の感情や考えていることを紙に書き出す、ということをするようになりました。誰に見せるものでもありませんから、思うまま、自由に書き出します。

気が済むまで書き出したら、そのなかで不要なものを整理していきます。過ぎてしまったことや考えても仕方のないことなどは処分です。残ったものを分別して、優先順位(大切にしたいこと)を決めていきます。 

気持ちというものは、複雑で、また日々変化するものですが、ことばで書き表し整理してみると、俯瞰的に見ることができます。

そうすると、どのような感情にも味わいやおかしみがあるように思われ、心が整い落ち着きます。

考えすぎず、気軽にやってみること

資格取得を目的にせず、完璧も目指さない。教養として学び、楽しんでできる範囲で生活に活かす。

そんなふうに柔軟に考えると、視野が広がり「ちょっとやってみようかな」というものに出会いやすくなりました。新聞や広報誌、雑誌やサイト、公共施設の掲示板やチラシなどを、意識して情報収集するように……。 

「これから何をしようか」と悩めるのは、ある意味とても贅沢なことです

今何かに取り組める環境にあるというのは、当たり前ではありません。

だからこそ、できるときに気軽にやってみる。夢があるならば、それをいつも胸の中に抱き続けることを心がけたいと思います。

高齢の両親、自身の健康、人生はいつ何が起こるかわかりませんから。 

「考えすぎず、気軽にやってみること」おすすめです。 

③考えすぎず、気軽にやってみること

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由岐谷 万

24年間、専業主婦、3人の子ども(すでに成人)の母。50歳という節目の年だった2022年、母親業を卒業。これからは誰のためでもない、自分のための時間を気負わず、無理せず、しなやかに生きたい。そんな私のささやかなチャレンジの日々を、みなさまとシェアできれば…。
 

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