エッセイスト・青木奈緖さんのお正月の料理帳
2022.10.112024年08月24日
自分の意見もどこかに反映されてるワクワク感!
絶対買いたい!ハルメクのおせち2025 試食会レポ
ハルメクイベント、初めての参加は「ハルメクのおせち2025 読者試食会」。壮大で、斬新で、ストイックなハルメクおせちの裏側を少しだけのぞいてきました。
ようこそ、ハルメクおせち試食会
「ハルメクのおせち2025 読者試食会」東京会場に参加しました。
11時から受付、私の到着は10時50分、10分前なのにすでにたくさんの人が会場前で待機していました。さすがハルメク読者たち、意識が本当に高い!
テレビ局のカメラやハルメク インスタグラム担当者、スタッフの人数も圧倒されるほど多く、ハルメクの手掛けるよりおいしいおせちへのこだわりを感じます。
2025年は「驚きと発見」がテーマ。
そうは言っても、伝統的なおせちにそこまでの期待感はありませんでした、今日までは。私の中にある冷凍おせちの常識が変わりました。
満腹満足の26品、真剣にいただきます!
試食会は、総勢60名の読者が4名ごとにテーブルを囲み、ひと口ずつ試食を繰り返す形。
試食のおせちは、プラチナ「七福神」と「さくら」、プレミアム「福寿」、スタンダード「彩」の4種類。
試食品は、「七福神」「さくら」から各3品、「福寿」「彩」から各10品で、合計26品をひと口ずつ。
26品すべてが伝統的だけど新しい、知ってるけど知らない、似て非なる逸品です。冷凍なのに鮮度抜群、冷めているのにおいしい。
古くから冷めたまま食卓に並ぶ、冷めたまま食べるのはおせち本来の提供なのに、目の前にあるすべてがまさしく驚きと発見ばかり。
おいしいものだらけの中の存在感
あくまでも個人的嗜好ですが、すべておいしかった中で、私のお気に入りをいくつか紹介します。
全てのおせちに共通する黒豆。丹波篠山の黒豆をじっくり丁寧に焚いて、ふっくら柔らかく優しい味わいです。
「七福神」鰤の塩こうじ焼きと「彩」鰤照焼は、どちらも魚特有の臭みもパサパサもなく、厚切りなのにふっくらして中まで味が沁みていて、強いこだわりを感じました。
それとは対照的に噛めば噛むほど旨みを感じたのが「七福神」のど黒手綱焼き。
「さくら」ごまめとナッツのココナッツ風味は、新感覚。田作りのようだけれどそれとは違う、新しい味わい。「さくら」豚肉とドライフルーツのパテも新感覚おせち、新発見の味わいでした。
もうひと口お代わり頂戴と思った2品は、「七福神」山形牛旬菜巻と「福寿」真鱈のムニエルバジルソース。
「彩」いちじく入りクリームチーズは、まるで洋菓子屋さんのケーキのよう。
そして私が最も気に入って、ずっと食べていたいと思う程ハマったものが、サクッとした軽い口当たりが癖になる「福寿」カシューナッツ飴炊き。
冷凍おせちという概念を、すべてひっくり返された試食会でした。
テーマパーク並!めちゃくちゃ楽しい夢の時間
ハルメクのおせちは、その年のおせちを食べた人へアンケートを行い、その意見を受けて改善点をメーカーさんと相談ののち社内で試作品を試食。完成したものをこうして多くの読者を集めて試食とアンケートを行ない、さらに改善をして完成するんだとか!
今回、こうして私の意見もどこかに反映されているかと思うと、実物を食べる日が待ち遠しく感じます。
イベント最後は、超難問が5問のテーブル対抗クイズ。1位から3位までに賞品が、参加者全員にお土産が渡されて終了しました。
私の座ったテーブルでは5問中1問だけが正解。残念ながら商品ゲットはできませんでしたが、初めてお会いするハルメク読者の皆さんがハツラツとしていて、「こういう人たちが私の記事を読んでいてくれる」と考えてなんだかうれしくなりました。
ハルメクのイベント初参加で、何かと度肝を抜かれた私。この感覚にハマりそうで、またチャンスがあれば参加したいと思います。
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ハルメクのおせち 2025 今年のテーマは“玉手箱”
ご購入された方からのアンケートや、「読者試食会」など、ハルメクのおせちにいただいたご意見は全部で過去最高の2,423人分。おせち職人と一緒に何度も試食・試作して作り上げたこれまでのおせちを超える、19年目の集大成です!