私史、第三章が開幕。現在フルチャレンジ中
2024.10.202023年10月18日
このたび私、陶芸サークルに入りました
陶芸好きは器用者?多才な人たちからもらった刺激
陶芸教室に通い始めておよそ1年。憧れののぐちヤスコさんに誘われて、草陶会(そうとうかい)という陶芸サークルへ入会しました。
講師はいないからみんな対等
草陶会に集まる人たちは、陽気で元気な40代から80代、男性1人、女性10人です。陶芸歴40年以上の方から初心者まで。日本人も中国人もいる。そこには芸歴、年齢、性別、国籍の壁はありません。
みんなが対等、陶芸を楽しみつつも互いに助け合う、そんな優しい空間です。
初めての本焼き、窯を開けてみんなの作品を並べる。どれが誰のか分からないまま、品評会が始まります。
家でテーブルに並べると、パキパキと貫入(冷ましている過程で生まれるヒビのような模様)の音が。それは私にとって、がんばりを讃えてくれる拍手のようで胸がキュンとしました。
あこがれの人、のぐちヤスコさん
のぐちさんはみんなに優しい。自分のことをやりながらも、困っているとスッと近くにやってきてアドバイスをしてくれます。
そんなのぐちさんの本業は、長財布の作家です。
使う人のことを考えて、軽くて、中身が見やすくて、それでいて小銭がこぼれない上にモダンで美しい。のぐちさんの人柄が、そのまま形になったような長財布を作って、百貨店のイベントやインターネットで販売しています。
もちろん私も愛用中。本焼き後に計量をして材料費の徴収を始めたら、あの人もこの人も、手元には柄違いののぐちさんの長財布です。なんだか皆さんを身近に感じられて、小さな幸福感を得ました。
草陶会は器用者の集まり
80歳を超えた刺繍好きのステキなご婦人がいます。草陶会のメンバーはとにかく器用。日傘を自分で作ったり、着物を洋服に作り替えたり、観葉植物に花を咲かせたり。
写真を見せ合ったり、リメイク品を着てきたり持ってきたり。「ステキね!」「すごいわね!」「どうやって作ったの? 教えて!」と、褒めあい教えあう。
気づけばみんなが日傘を作ってきて撮影会が始まる。なんて素敵な会なんだろうと考えていたら、「あなただって! そのバッグ、手編みでしょう?」と声をかけてくださる方が。
私もこの先も「好きを楽しむ」をずっと続けていこうと思っています。
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