陶芸作家「千妣絽」として生きる

私史、第三章が開幕。現在フルチャレンジ中

公開日:2024.10.20

千妣絽工房として、人生で初めて大きなイベントへ出展しました。娘たちや師匠の手を借り、新たなステージへと走り始めた私です。

私史、第三章が開幕。現在フルチャレンジ中
オリジナル絵本とおまめさんをモチーフにした和紙染めの器

みんなの手を借り初出展!

2024年9月、東京ドームシティプリズムホール『東京ハンドメイドマルシェ』へ初出展しました。

みんなの手を借り初出展!
オープン30分前に準備完了。周囲を見渡し、緊張で頭が真っ白の時でした

お茶碗や湯呑、花卉、オリジナルの絵本、その絵本をモチーフにしたお皿、陶器のアクセサリーなど、出展作品は自作品80点ほど。

手探りでの出展は、二人の娘と師匠が手伝ってくれました。普段知らん顔の娘が「母がコツコツ作っているんです。私も母の器でごはんを食べていて、すごく使いやすいんですよ」と接客。

おかげさまでおよそ半分の42点を販売することができ、予想以上の結果。わずかでも利益があるなら立派な仕事です。

大きなイベント会場に所せましと並ぶブースの中を、びっくりするほど多くの来場者が行き交い、私の作品を手に取る。購入してくれたのは知らない人、見ず知らずの人からの「ステキ!」の声に泣きそうです。

千妣絽工房、本格スタート!

2024年10月には42回目を迎える市の美術展へ出品、同月から市内の店舗に私の器が並び、同年12月最初の土日にはさいたま市『けやきの下のマルシェ』へ出展します。

手元の作品が随分と減ったため、次へ向けての作陶。

12月はクリスマスシーズン、それっぽいものを作ろうかな、日常に使えるお茶碗は必須かな、万能な小皿は喜ばれるな。と、プリズムホールでの経験があったからこその思考が、私の頭を巡ります。

千妣絽工房、本格スタート!
評判の良かったお茶碗や小鉢、キャンドルドームも

手作りは、一つ一つが同じだけどどこかが違う。同じ土、同じ形、同じ釉薬なのに、失敗だったり、想像を上回ったり。微妙に違う世界中にたった一つしかないものが完成します。

私の人生、第三章突入!

寝不足になりながら憧れのコピーライターをがんばっていた20代。お客様のため、従業員のため、夫のため、義両親のため、子どもたちのために母業女将業と、寝ずに働いた30代、40代。

50代半ば、ようやく自分の時間を手に入れて始めた陶芸。それをきっかけに、瞬く間に世界が広がって、私の人生いよいよ第三章に突入しました。

私の人生、第三章突入!
自分の個性、私色は和紙染めの古代呉須!

まだまだ人の手を借りながらよちよち歩き。目標は、ギャラリーカフェを開いてみんなの作品を展示すること、工房を開いて老若男女へ陶芸を広めること。

寝る間も惜しんでの作陶、人生これから。のんびりゴロゴロは性に合わないようです。

■もっと知りたい■

晴間千妣絽

はるまちひろ。老舗旅館を閉館して2023年より電子小説「大人だって友だちが欲しい」を配信中。女性の人生の悲喜交々を小説に綴り暮らしています。ハルトモ倶楽部を通して、日常のあれこれを楽しくほっこりとお伝えできればいいなと思っています。ブログ『普通の主婦のこだわり日記』『私の見ている世界

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