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- ようやく見つけた「陶芸」という趣味を楽しむ
昨年(2021年)の体験以来、とりこになった陶芸。ようやく本格的に陶芸を習い始めました。しっとりと冷たい土の感触が、心地よくて気持ちいい。
描くという楽しみ方
事前に用意された素焼きの器から、どんなふうに使おうかとイメージしつつ、悩み続けて15分。どれだけ悩んだって、自分が欲しい形がないのだから、決まるわけがないです。
最終的に私が手にしたのは、大きさの違うタンブラーを2つ、娘はマグカップを1つ。
絵付けのコツは、絵の具を混ぜながら使うこと。そうすることで、ムラなく色付けできるそうです。
慣れない筆遣いに、微妙にずれてしまう絵も、完成を見ると良い味になった気がしています。
ろくろはあばれ馬
陶芸のイメージと言えば、やっぱり『ろくろ』でしょうか。
爽やかな秋空のもと、娘たちと窯元まで足を運びました。5kgほどの粘土を使って、回り続ける電動ろくろに向かい、「これでもか」というほど器を作りました。
「ろくろ10年と言ってね、思うように操るのは簡単じゃないよ。でもね、テレビで見るようなグチャっとなっちゃうことは滅多にないから」
先生から言われて、物の数分。長女の手元がグチャっといくと、続けて二女も大失敗。母娘3人で思わず笑い転げてしまいました。
慎重に、大胆に、失敗を繰り返しながらも、それぞれ思いの詰まった器を完成することができました。
やっと見つけた陶芸教室
陶芸は、やればやるほど楽しくて、あのねっとりと手にまとわりつくような感触がクセになります。
そんな私に、地元のアンテナショップで働く友人が、地元にも陶芸を習える場所があることを教えてくれました。
さっそく連絡。見学も体験もしないまま、即入会を決め、その場で第1回目の教室に入りました。
カルチャーセンターの一室に設けた陶芸教室は、窯元の雰囲気とだいぶ違いがありますが、陶芸を楽しむ同世代の仲間と一緒というのは、ここに来たからこそのつながりです。
子育ても仕事も終えた、この年齢になったからこその充実した時間。土と仲間と楽しめたら良いなと思っています。
■もっと知りたい■
晴間千妣絽
はるまちひろ。老舗旅館を閉館して2023年より電子小説「大人だって友だちが欲しい」を配信中。女性の人生の悲喜交々を小説に綴り暮らしています。ハルトモ倶楽部を通して、日常のあれこれを楽しくほっこりとお伝えできればいいなと思っています。ブログ『普通の主婦のこだわり日記』『私の見ている世界』
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