私史、第三章が開幕。現在フルチャレンジ中
2024.10.202023年07月10日
斎藤一人さんの編集者として(1)
粋で、優しい一人さんに、初対面でファンになる!
私の本業は、本や雑誌の編集ライターです。10年ほど前から、主に斎藤一人(さいとう・ひとり)さん、そのお弟子さんたちの本を手掛けています。今回は稀代の実業家、斎藤一人さんとの突然の出会いをお話ししますね。
斎藤一人さんとの出会いは突然に!
一人さんとの出会いは、雑誌の仕事をしている10年前。仲の良い編集者から「斎藤一人さんのお弟子さんである舛岡はなゑさんの自己啓発本を作らないか」とお誘いを受けたのです。
斎藤一人さんが「まるかん」という健康食品会社の創業者で、高額納税者として有名だということは知っていたものの、舛岡はなゑさんのことも、斎藤一人さんが多数の本を出していることも、実は知らない無知な私でした。
さらに、私自身、本格的な単行本のライティングや編集は初めてのこと。ドキドキ緊張しながら、はなゑさんとの打ち合わせに行ったのを覚えています。
初対面のはなゑさんは、華やかで、明るくて、キラキラ輝く女性でした。「オーラ」って見えるんだと、このとき初めて実感しました。
ただ、億万長者とは思えない、気さくなお人柄。ざっくばらんに楽しいお話をしてくださり、今まで取材した女性実業家とは異なる印象でした。
2時間ほどの打ち合わせの後、「一人さんが私の担当編集者に会いたいというの。どんな顔をしているか気になるみたい」と突然はなゑさんに言われます。
まさか一人さんと面談するなど思いもしなかったので、緊張というより、急なことでびっくり。一瞬、私も編集担当も手が震えたほどでした。
カッコよくて優しくてユーモアたっぷり
ご存じの方もいると思いますが、一人さんはメディアに一切顔を出していません。声しか聴いたことのない方も多いはず。
初対面で登場した一人さんは黒のポロシャツ、黒のパンツでサングラスにリーゼント。粋で、かっこいい出で立ちに、“舘ひろしさんにそっくり”と私は心で叫んでいました。
企業家のトップとは思えないほど、優しい口調。1時間ほどの対話の中で、一人さんは「喉は乾いていないかい?」「暑くないかい?」「時間は大丈夫かい?」と常に私たちを気遣ってくださいました。
優しさと思いやりにあふれ、真摯でありながらユーモアたっぷりのお人柄に、私もすっかりファンになっちゃいました。
会う人は誰もがファンになるといいますが、コレまさに事実です。
常識をぶち破る一人さんの成功法
「我慢はしちゃいけない。イヤなら逃げていい」
「二者選択するなら楽しい方を選ぶ」
「自分を愛して、ゆるしていくと、他人もゆるせるようになる」
「仕事は6割の力でやるとうまくいく」
「未来は常に明るい」
など、一人さんは今までの常識を覆す人生の成功方法をたくさん伝えています。
私自身、仕事、子育て、そして介護をするうえで、一人さんの考え方に大きな影響を受けました。どんな場面でも、明るくポジティブな方向に変換できるようになった気がします。
新刊本には一人さんの美学が満載
この初めての本から、3年ほどお仕事をすることはなかったのですが、あることをきっかけに7年前から一人さんやはなゑさんの本を多く手掛けるようになります(このことは、またゆっくりお話ししますね)。
6月末に、斎藤一人さんと舛岡はなゑさんの共著『男の美学 女の美学』(ぴあ)が発売されました。この中でも、お二人の人生の美学がたっぷり書かれています。
私の手掛ける20作品目。ぜひハルメク世代の方々に読んでいただけたら、うれしいです。
■もっと知りたい■
・母が患ったレビー小体型認知症とは?(1)
・靴下で楽しく踊る「フラメンコ風ダンス」をご紹介
・2023年、 “走って、磨く” を試してみた
・ドライヘッドスパでむくみを取って頭の中をクリアに!