私オリジナル!

靴下で楽しく踊る「フラメンコ風ダンス」をご紹介

公開日:2023.04.28

はじめまして。編集ライターの相川未佳です。初回の投稿では、私のライフワーク「リベロ・フラメンコ」についてお話しします。今後は、この私流フラメンコを多くの方に広めていきたいと思っています。

自由に楽しく踊れる「リベロ・フラメンコ」を発案

本や雑誌の編集・ライターの仕事をしている私ですが、週に1回水曜日、月に2回土曜日にオリジナルのフラメンコ風ダンス「リベロ・フラメンコ」を教えています(「リベロ・フラメンコ」とは、自由なフラメンコと言う意味で、私の作った造語です)。

どんな経緯でこの踊りを始めたのか、どのようなダンスなのかをご紹介しますね。

自由に楽しく踊れる「リベロ・フラメンコ」を発案

習うには敷居が高い本格的なフラメンコ

本物のフラメンコはスペイン発祥の踊りで、18世紀に抑圧されたジプシーが、言葉で言えない思いを踊りに託して表現したアートと言われています。

情熱的で、五感に訴えるリズムが特徴。ギターと歌い手、そして踊り手が三位一体で作り出す芸術で、ジャズのように即興性も楽しめます。華やかな衣装や小道具も素敵ですよね。

ただ、習うとなると、シューズを履いて踊るので、練習する場所が限られています。さらに、踊りだけでなく、ギターや歌との合わせなどがあり、本格的にフラメンコをレッスンするのは、かなり敷居が高いんです。

私は20代の頃、懸命にレッスンをして、タブラオ(食事をしながらフラメンコを見れるお店)に月1回出演するまでになりました。とても魅力的な時間でしたが、仕事とフラメンコの両立はかなり大変なものがありました。犠牲にしたものもたくさんありました。

習うには敷居が高い本格的なフラメンコ

「リベロ・フラメンコ」はどこでも気軽に踊れる!

結婚し、子どもが生まれてからは、体力的にも経済的にもフラメンコを続けることが難しく、しばらくお休みすることに。

そんなとき、地域の人から簡単にできるフラメンコを教えてほしいと懇願されました。ただ、区の練習場は、音の出るシューズを履くことができません。

そこで考案したのが、シューズを履かずに、靴下で踊るフラメンコ風のダンス「リベロ・フラメンコ」です。

フラメンコの振りや音楽を使いながら、簡単に踊れる振りを作り、教えることにしました。生演奏もなく、シューズの音も響かないということで迫力には欠けますが、私の作ったフラメンコダンスは音源さえあればどこでも手軽に、そして華やかに踊れるのが特徴です。

「リベロ・フラメンコ」はどこでも気軽に踊れる!
ギターリストや歌い手がいなくても、気軽に踊れるのが「リべロ・フラメンコ」の魅力

ボランティアは私のライフワーク

初めは、身内で楽しむ程度でしたが、やがて地域の介護施設、養護施設から依頼があり、ボランティアで踊るようになっていきます。

施設のみなさんに楽しんでもらえること、生徒さんに無料で舞台を用意できること、どちらにも喜ばれて、このボランティアは一石二鳥なんです。そして、このボランティアが私のライフワークになりました。

そんな中、亡き母が入所していた施設で、母の目の前で踊れたことは、素敵な思い出になっています。母にも施設にも感謝の思いで、心を込めたフラメンコを踊ることができました。

「リべロ・フラメンコ」はコロナ後に生徒さんが減ってしまいましたが、これから体験会などを開いて、生徒さんを募集する予定(私のレッスンは地域の施設を借りているので、かなり格安なんですよ)。秋のボランティアに向けて、生徒さんとともにショーを作り上げていこうと思います。

今後も、フラメンコの話はときどき発信していきますね。

ボランティアは私のライフワーク
亡き母の入所した施設で踊りを披露できたのは、心に残る思い出です

■もっと知りたい■

「ハルトモ倶楽部」読者ライターの記事はこちら

相川未佳

ライター、エディター。インテリア、教育、料理などの女性誌を担当。8年前、介護のため単行本のライターに。主に企業家である「斎藤一人さん」の本を企画・制作。8年で20冊出版しました。また、靴下で踊るオリジナルのフラメンコを教えています。本や踊りの話の他、健康や美に関する体験レポートも書いていきたいです。

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