6か月の職業訓練を修了。仕事への新たな気づき
2023.12.192024年09月17日
若者たちに引っ張られ夢の世界
58歳夏の思い出にギャラリーカフェ、作品展への参加
十数年ぶりに3枚描いた透明水彩画。自分的に一番上出来だった作品を1枚、若者たちと一緒にギャラリー喫茶一隅さんで展示していただきました。
思わぬ余波から描くことに
切り絵作家Yukaさんは娘の友だち。2024年7月から8月は、本当なら彼女の個展。
同年6月上旬に「作品が足りない」と相談を受け、この5月に入籍したばかりのイラストレーターをしている長男のお嫁さんに「3~4枚の作品を出展して欲しい」と打診。
ウエディングフォト、新婚旅行など多忙な中で彼女は快諾してくれました。
「お母さんは? 人に至急案件頼んで、自分描かないとかある?」末っ子から痛烈批判。
やむなく、納戸から道具を引っ張り出して描き始め……。久しぶりに描いた1枚目はハスの花、ヘタクソすぎて笑いの種に。
それでも末っ子は「ヘタクソは自己評価、どう見るかは自由、私は好き」涙が出そう。
ならば2枚目、亡き愛犬の絵。自分らしいって何だろうと悩みながら3枚目。2週間で3枚の絵を描き上げました。
ギャラリーに並んだ自分の絵
Yukaさんからの切り絵、お嫁さんからの絵、届いたものはどれも素晴らしい。並べてみた全体の雰囲気に合わせて、自分の絵1枚を選びました。
7月早々、10枚の絵を車に積み搬入へ。店主の高塩さん、偶然居合わせた油絵画家の先生と壁に並べてみました。
全く違う画材と画風なのに、なんとも調和のとれた不思議な雰囲気が店内を包みます。
搬入を終え、おいしいランチ。かつて看板犬チャコちゃんの指定席だった隣、隅っこの席でその味をゆっくりと堪能。
店内にいらっしゃったお客様方と店主の高塩さんが、ガラリと変化した展示作品のお話をしています。それぞれの絵に好印象を抱いてくださっているのが伝わる会話に、うれしさが増しました。
やってみて良かった
約2か月の展示を終え、2024年8月末、絵の回収に行ってきました。
回収はお店の休業日に合わせて行いましたが、回収のお話を耳にされた常連のお客様がちょうどのタイミングでやって来ました。
「ブドウの絵、可愛くて好きよ」
ただそれだけを伝えるために? 疑心暗鬼になりながらも、自分の内側を表現してそれが誰かの胸に届くという、日常では決して味わうことのできない体験をさせていただいたことを、その一言で実感しました。
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