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2024.11.012024年08月26日
心が温かくなるハルメク365
明日死ぬかもしれないよ?山田詠美さん
台湾が好き過ぎて、2022年に台湾好きが集まる会を立ち上げたロータスです。プレミアムインタビューの山田詠美さんは、20代の頃に大好きでよく読んでいた作家さん。記事に出会い、我が青春を思い出してしまいました。
20代で1番読んだ本は山田詠美さん
20代の頃に1番読んだ作家さんが山田詠美さん。小説はもちろんエッセイも読んでは考えや生き方、生活に憧れていました。
20代後半、結婚をして出産育児と遠ざかってしまった山田詠美さんの作品。一昨年だったでしょうか、またふと手に取ったのはエッセイでした。
読んでいるとあれ? パートナーがアメリカ人にしては違和感が……。そして読み進めていくうちに当時のパートナーとは離婚し、日本人と再婚されていました!
衝撃でした。だって当時のエッセイでとても仲良しな様子が描かれていたから。仲良し過ぎて兄弟のようなだという描写もありましたが。
当時憧れていた詠美さん
生活に憧れていたと言いましたが、光熱費を払うのをつい忘れてしまい、電気が止まって当時同棲していたパートナーが家にある小銭をかき集めて慌てて支払いに走るというシーンが大好きで、それくらい大らかに生活ができたら楽しそうとうらやましく。
実は家庭的で、料理もお上手でミートソースの隠し味は黒糖と読んでからずっと私の自慢のミートソースにも欠かさず黒糖やざらめを加えています。
当時の編集者さんとお茶の水の今は無い山の上ホテルのラウンジでのやり取りにも憧れて、ラウンジには寄れなかったですがカフェに何度か行きました。ここのプリンアラモードは世界一でした(泣)。
ご家族のネタも大好きでした
いろいろとあったでしょうがご実家のご家族との関係も面白く、やはり料理ネタになりますが、帰省した際のお母様の手料理が素晴らしかったのです。
山田家のちらし寿司は、錦糸卵でなく卵焼きがごろごろとのっていたらしく想像しただけでおいしそうで、自分で作る時に毎回思い出していました。
お父様のおっとりとした描写も好きでご家族の大ファンです。【プレミアムインタビュー 山田詠美】♯4では、そんなご両親が2022年に相次いで亡くなっていらしたと読んだ時は涙が出ました。
明日死ぬかもしれないよ?
私の中ではまだまだお元気なご両親。月日は確実に経っている。そう思えて寂しくなりました。
20代の頃にたくさん読んで感化された詠美さんをハルメクの記事で見つけた時は実は驚いたのです(ハルメクさん失礼しました)。そうか……60代になられたのか……。
#5で再婚された方とまた楽しく仲良くされている様子が伺えうれしくもあり、夏休み中に夫と大喧嘩をしてずっと口をきいていない私は反省しなくてはならないのか? と思ったり。いや今回は許せない! とまた思い直したり。
この記事でまたエッセイを出版されているのを知り購入しました。
「明日死ぬかもしれないよ」と子どもの頃から思われていたそう。
つい言い訳して何もしたくなくなる時、私もこの言葉を思い出して奮起してみようか? 何者かになりたくて焦っていた青春の頃を思い出し、あまり今も変わっていない自分に気がつきました。
そう、私の野望は台湾の本を出版したい! です。人って何歳になっても本質は変わらないことに苦笑です。
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