【イメチェンビフォーアフター2】メイク編

【メイク編】眉とクマをカバー!50代60代の若見えアイメイク術

【メイク編】眉とクマをカバー!50代60代の若見えアイメイク術

公開日:2025年12月01日

イメチェン企画第2弾のメイク編です。眉の左右差や目の下のクマが気になり、つい前髪で隠してしまう……。そんな50代60代女性に向けて、プロが教える若見えアイメイク術を紹介。

眉&目の下のクマが悩み…長めの前髪で目元を隠す日々

イメチェンというと、ヘアカットで髪の長さを変える印象が強いものですが、今回挑戦する読者モデル・佐々木さんは、もともとショートヘア。なるべく髪の長さを変えず、ショートからショートへイメチェンしたいそう。

また、左右の眉の高さが違うため、アイメイクが上手にできないのがお悩みとのこと。そこで、撮影日はいつものメイクで来てもらい、前髪カット&プロのアイメイクでどこまで変化するのか比較することにしました。

※今回も1回目同様、‎シニア専門ヘアサロン「えがお美容室」でヘアカット&「ビューティー体験(ネイル・メイク・ヘアセット・撮影)」をセットで実施。

イメチェンに挑戦する人:佐々木恵子さん(61歳)

Before:長めの前髪&サイドが重い印象。後頭部のボリュームダウンがお悩み
Before:長めの前髪&サイドが重い印象。後頭部のボリュームダウンがお悩み

「一番の悩みはアイメイク。眉の高さが左右違うことと目の下のクマを上手にカバーできず、今は仕方なく前髪で隠しています。コロナ禍でパーマをかけなくなったため、後頭部のボリュームダウンも気になります。元からショートなのであまり髪の長さは変えず、春らしい明るい印象にイメチェンできるとうれしいです」と佐々木さん。

メイク:鈴木みほさん

メイク:鈴木みほさん(えがお美容室)

「加齢により顔の筋肉が衰えるにつれて、眉の位置は徐々に下がっていきます。左右で同じように下がるとは限らないので、佐々木さんのように、眉の高さの違いに悩む50代60代女性は多いです。でも大丈夫! 眉の高さ&頑固なクマをしっかりカバーして、目元を明るく、若々しく見せるメイクに挑戦しましょう」(鈴木さん)

ヘアカット:石川貴文さん

ヘアカット:石川貴文さん(えがお美容室)

50代60代におすすめのショートヘアは、後頭部にボリューム感のあるショートです。パーマをかけなくても、グラデーションカットでボリュームはカバーできますよ。ショートは、もみあげや前髪の長さで印象がかなり変わります。顔まわりをスッキリさせれば、明るく小顔に見えるはず。春らしい軽さのあるショートヘアを目指しましょう」(石川さん)

イメチェンのポイント1:クマはチークで隠して若々しく

まずは、アイメイクのお悩みから解決していきます。

クマと聞くとコンシーラーを思い付く人が多いと思いますが、「頑固なクマには、クリームチークがおすすめ」と、メイク担当・鈴木さん。

クマにはコーラルピンクのクリームチークがおすすめ
クマにはコーラルピンクのクリームチークがおすすめ

「粉のチークだとマットな仕上がりですが、クリームタイプはツヤが出るので、目元が明るく見えます。頬骨の位置より少し上、目の下指1本分離した辺りに、クリームチークを3か所くらい載せて、ポンポンと肌になじませます。色は、幅広い人の肌に合うコーラルピンクがおすすめ。チークで血色をよくすることで、クマや目元のくすみをカバーできます」

最後に普段使っているファンデーションを薄く重ねて、肌になじませればOK。

イメチェンのポイント1:クマはチークで隠して若々しく
クマがなくなり、若々しく

「クマがなくなるだけでグッと若々しい印象になるので、ご自宅でも面倒くさがらずに、ぜひこのひと手間をプラスしてみてくださいね」

イメチェンのポイント2:バランスのいいナチュラル眉に

イメチェンのポイント2:バランスのいいナチュラル眉に
まずは眉頭の位置をパウダーで整える

佐々木さんのもう一つのお悩みが、眉メイク。

「佐々木さんのように、左右の眉の高さが違う場合、アイブロウペンシルでいきなり線を引くのはNG! 始まりの位置がズレると、すべてのバランスが崩れてしまいます。パウダーで眉頭の位置を左右対称になるように整えてから、そのまま自分の眉に沿って眉尻までパウダーを載せます。その後、足りない部分だけペンシルで描くのが失敗しないポイントです」

眉を描くときに注意したいのが、鏡をまっすぐ見て高さをそろえること。

「鏡を見るときに眉を持ち上げてしまうクセがある人が意外と多いんです。でも、普通に生活しているときは、眉を上げませんよね? そのちょっとした差も、眉メイクで失敗してしまう原因です。鏡の向こうにあるものを見るような、少し遠くを見るイメージがちょうどいいです」

大人女性に似合う眉は、ナチュラルなやや太めの眉。色味は、ダークブラウンからグレーがおすすめ。あまりカーブをつけず、眉頭と眉尻が同じ高さになるように描きましょう。

左右のバランスを見ながら、自眉に沿ってペンシルで描き足す
左右のバランスを見ながら、自眉に沿ってペンシルで描き足す

最後に、まつ毛をビューラーでしっかり持ち上げてからマスカラを塗り、黒目の上にアイラインを引けば、アイメイクの完成です!

【アイメイク】Before:眉の違い&クマが目立つ→After:若々しい印象に
【アイメイク】Before:眉の違い&クマが目立つ→After:若々しい印象に​​​​​

眉のバランスが整い、クマが目立たなくなったことで、明るく若々しい目元になりました。

50代60代女性をおしゃれに変える美容室はこちら!

えがお美容室

シニア専門ヘアサロン「えがお美容室」

年齢を重ねた素敵な女性のための美容室。白髪が気になる、髪にボリュームがでない、 髪が細くなってきた、艶がなくなってきたなど、シニア世代ならではのお悩みにお答えします。スタッフの検温やマスク着用、器具の消毒、換気などの新型コロナウイルス予防対策も徹底しています。
 
TEL:03-5980-7522 
東京都豊島区巣鴨3-20-14 山下ビル2階/不定休

美容師:石川貴文さん

20年以上のキャリアを通してお客様の理想に応え続け、えがお美容室でのサロンワークにてシニア世代の髪の悩みを解決している。講師としても活動し、そのノウハウに注目が集まっている。

メイク:鈴木みほさん

40代以上の女性を愛らしく輝かせるメイクを得意とするメイクアップアーティスト。広告をはじめ舞台、 CM、PV、コスメブランドなどでアーティストやモデルのヘアメイクを手掛け、活躍中。
 
取材・文=竹下沙弥香(ハルメクWEB) ヘアカット=石川貴文(えがお美容室) メイク=鈴木みほ(えがお美容室) 撮影=吉原潤一(えがお写真館) ネイル=橋本まりえ(えがお爪工房) 衣装スタイリング=久瀧ゆき(えがお洋品店)

>>ヘアスタイルの変化は「若見えショートヘア編」でチェック

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HALMEK up編集部
HALMEK up編集部

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