知らないと損!美容の豆知識#38
50代に涙袋メイクはアリ?ナシ?下まぶたメイク術
50代に涙袋メイクはアリ?ナシ?下まぶたメイク術
公開日:2025年10月23日
「涙袋メイク」は若い人にだけ許されるの?
若い方からは「涙袋が無いとかありえない!」「涙袋メイクに失敗すると、一日中萎える…」そんな声も聞こえてくるぐらい、涙袋メイクが定着しています。アイシャドウやマスカラ、アイラインを引かなくても涙袋だけは完璧に仕上げる!と言う方も多いです。
それほど涙袋のメイク効果は絶大なのですが、50代からすると、若い子がするメイク方法でしょ?と思う方も多いのでは?。若者のメイクは似合わない!と感じる方、実は諦める必要はありません。
涙袋メイクは目を大きく見せる効果だけでなく、たるみによってお顔の面積が大きく見えてしまうといった大人ならではの悩みを解決してくれるのです。
結果、50代に涙袋メイクは「アリ」と言えます! ただし、50代は涙袋メイクをする際に注意すべき3つの点があります。
大人の涙袋メイクで注意するポイント3つ
- 涙袋の影は入れないほうが無難
- ふくらみの部分に入れるシャドウに気を付けるべし
- エレガント、クールメイクに涙袋はNG
一般的には涙袋メイクは影を入れ、ふくらみの部分に明るめのコンシーラーやラメ、グリッターを入れてふっくら感を強調します。影の位置や長さで目の大きさや涙袋の存在感が大きく左右されます。
ですが、50代の涙袋メイクでは「影」は入れないほうが無難です。目まわりの小じわに入り込み、時間が経つとややくすみっぽく見えてしまうことが多いからです。
では、どのような涙袋メイクが50代には理想なのでしょうか。
50代からの涙袋の作り方、また、涙袋に頼らない大人の下まぶたメイク術をこのあと詳しく解説していきます!
50代から垢抜ける、下まぶたメイク術
1.涙袋のふくらみは、ベージュホワイトのパールシャドウを
涙袋の影は描かずとも、ふくらみの部分は明るく見せたほうが目まわりもパッと華やぎ、くすみ感も気にならなくなります。50代からの涙袋メイクでは、ふくらみ部分に色をのせるのはぜひ実践してほしいポイントです。
ここで気を付けたいのがふくらみ部分に入れる色。アイシャドウやハイライトを使用しますが、若い方ならホワイトに近いベージュ、さらに大粒のラメやグリッターを使ってさらに華やかさをプラスします。
一方、大人世代の肌には明るすぎる色や大粒のラメアイテムは浮いてしまう可能性が高くなります。
大人世代におすすめは「ベージュホワイト」。ベージュに近いやや明るめの色を選びましょう。程よい明るさが出るぐらいがちょうど良く、肌色から浮きにくいです。
また、ラメやグリッターではなくパールが入ったアイシャドウを選びましょう。繊細なツヤ感がプラスされることでさらに立体感がアップします。
「程よく涙袋をふっくらさせる」が、50代らしい垢抜け涙袋メイクになります。
2.エレガントに仕上げたいなら、ライン状にブラウンシャドウを

涙袋を入れると若々しさはアップしますが、年相応のエレガントな大人の女性を演出するなら涙袋はない方が無難です。
ただ、上まぶたのみアイシャドウやアイライン、マスカラで完璧に仕上げても、下まぶたが寂しいとのっぺりとした印象に見えます。
そんなときは、涙袋を作らなくても下まぶたに色やパールを仕込むのが、大人の垢抜けメイクには必要不可欠です。
エレガントな女性を演出するなら、下まぶたのキワにブラウンのアイシャドウをライン状に細く入れてみてください。太く入れるとクマっぽくなるので注意です。このとき、上まぶたのアイシャドウの色の濃さと合わせると、統一感が出ます。
目尻から目頭のキワまでは入れず、目頭は少し間を空けることで抜け感が出ます。
目頭には、涙袋メイクでも使えるベージュホワイトのハイライトカラーを入れ、目の中心に明るさを出します。濃くなくても、細く入れたアイシャドウと目頭のハイライトで十分目ヂカラアップが叶いますよ。
3.ピンクシャドウをさりげなく入れると女っぽさUP!

一方、大人っぽく女性らしい雰囲気を出すなら、下まぶたにはブラウンではなく明るい色を使用するのがおすすめです。
ピンクブラウン、ピンクベージュ、ピンクグレーなどピンクを感じるくすみカラーが50代女性の肌によく合います。
上まぶたがブラウンなら、下まぶたはピンクブラウン。上まぶたがグレージュなら、下まぶたはピンクグレーといったように、こちらも上下で色を統一するとこなれた雰囲気を出すことができます。
また、若々しさも女性らしさもほしい!と言う方は、涙袋のふくらみに色を乗せつつ、キワの方にピンク系のアイシャドウを入れるのもおすすめです。その際もアイラインのように細く、さりげないピンク感がおしゃれです。
上の写真のように、アイラインはリキッドアイライナーで目幅よりやや長めに引き、マスカラで長さを出してしっかり引き締めることで子どもっぽくならず、大人の雰囲気をしっかり残すことができます。
今回ご紹介した涙袋があるメイク、無いメイク、ぜひ50代の大人世代の方もさまざまなバリエーションメイクを楽しんでくださいね。
写真・文:SAKI(メイク講師・美容ライター)




