知らないと損!美容の豆知識#37

50代の「鼻が大きく見える」を解決!大人のノーズメイク、正解は?

50代の「鼻が大きく見える」を解決!大人のノーズメイク、正解は?

公開日:2025年10月09日

50代の「鼻が大きく見える」を解決!大人のノーズメイク、正解は?

年齢を重ねるにつれ、鼻が大きくなってきた気がする、鼻が悪目立ちして余計に老けて見える……。そんな悩みが出てくる方が多いです。今回は、50代ならではのノーズメイクのシェーディングの入れ方、アイテムの選び方を詳しく解説していきます!

ノーズメイク初心者が押さえておくべきポイント3つ!

ノーズメイク初心者が押さえておくべきポイント3つ!
糸花織 / PIXTA

50代に突入して、鼻がペタッと立体感がなくなってきてしまった、小鼻が横に広がって大きく見えてきたなど、鼻にまつわる悩みが増えてきます。
その悩みを解決するために、ノーズメイクをしてみたいけれど、ノーズシャドウの入れ方やアイテムの選び方などがわからないという人も多いのでは? そこで今回は、ノーズメイク初心者さんにもわかりやすく解説していきます。

ノーズメイクについて、まず知っておいてほしいポイントは次の3つです。

ノーズメイクのポイント

  1. アイテムの選び方が重要
  2. シェーディングを入れる前の手順も大切
  3. 鼻の形に合わせて、シェーディングを入れる位置を変える

ノーズメイクに使うシェーディングアイテムにはさまざまあります。クレヨンのようなペンシルタイプ、アイブロウパウダーのようなパウダータイプ、最近ではリキッドタイプも多くのブランドから発売されています。まずはどのシェーディングアイテムを選べばいいのでしょうか。

また、シェーディングを入れる前の手順とは「ベースメイク」のこと。土台が綺麗に完成していなければ、ノーズシャドウで美しい鼻の形を演出することはできません。

これらを詳しく解説していきます!

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1. シェーディングアイテムは、ズバリ「リキッドタイプ」を選ぶべし!

1. シェーディングアイテムは、ズバリ「リキッドタイプ」を選ぶべし!

ノーズメイクに使うシェーディングアイテムにはペンシル、パウダー、リキッドタイプがあるというお話をしましたが、50代の方におすすめしたいのは、ズバリ「リキッド」タイプ!

まず、ペンシルタイプは密着感は高いですが、ノーズラインの太さの調整が難しく、太くなりすぎてかえって鼻が大きく見える場合があります。

また、主流となっているパウダータイプですが、こちらは比較的若い方に向いています。大人世代が使うと、粉っぽさが残り不自然な印象に。ぼかしすぎて失敗すると肌自体がくすんで見える場合があります。

一方リキッドタイプは、ベタっとせずかなり透け感があるので、濃くなりすぎる心配もほとんどありません。液体なので密着感が高く、大人世代の乾燥した肌にもきれいに溶け込むような自然な仕上がりに! さらにテクスチャーが柔らかくぼかしやすいので、ムラになりにくく「くすみ」のような失敗した影にもなりにくいのがポイントです。

リキッドタイプは直接筆を鼻筋に沿って撫でるようになじませるか、いったん手の甲に取り、少しずつなじませる方法があります。

初心者さんは指で少しずつなじませるのがおすすめ! 慣れてきたら、サッと筆でノーズラインを描き、スポンジや指でなじませましょう。

2. ノーズシャドウの前の仕込みが一番大切

そしてノーズシャドウの前に、まずは鼻まわりのベースメイクの仕上がりが重要になってきます。

例えば小鼻のキワの赤みや、メガネの跡、毛穴の開きや毛穴の黒ずみ……。

このような肌トラブルが隠れていない状態でノーズシャドウを入れると、影が入ることで余計に暗さが出てしまい、立体感どころかくすみ感がアップされる……なんてことになってしまいます。そこで、ノーズシャドウを入れるときは、鼻まわりのベースメイクを美しく仕上げる必要があります。

例えば小鼻キワの赤みには、グリーンのコントロールカラーやコンシーラーを使用しましょう。小鼻のキワはファンデーションが崩れやすい部分なので、できるだけ厚塗りは避けたい部分。コントロールカラーをうまく活用して薄膜できれいに仕上げましょう。

また、メガネの跡や日焼けした後のくすみが気になる方は、トーンアップ系の下地を使い、スポンジで叩き込むようにファンデーションを薄く重ねましょう。それでもカバーされない場合はファンデーションの量をごく少量にし、硬めのコンシーラーでピンポイントでカバーしましょう。

そして毛穴の開きや黒ずみが気になる方は、毛穴を埋める部分用下地を使います。全顔に使う部分下地と違い、毛穴の凹凸を埋めてなめらかに整える効果があります。色付きであれば黒ずみもカバーできますよ。

3.鼻の形に合わせてシェーディングの「長さ」を変えよう

3.鼻の形に合わせてシェーディングの「長さ」を変えよう

基本的にノーズシャドウは写真のように、鼻筋、小鼻のVラインに入れるのが一般的です。

ただし、全員が同じ入れ方ではありません。鼻の形に合わせて変える必要があります。

小鼻のVラインは、50代の方のほとんどが入れたほうがいい場所です。年齢を重ねると、ここが大きく広がり「団子鼻」のような形になりやすいからです。細かい部分なので、指でなじませるのもいいですが、厚みのある菱形のスポンジを購入し、角の部分を当ててぼかすとなじませやすいですよ。

そして鼻筋ですが、もともと鼻の長さが短い、お顔全体の縦幅が短く丸顔に見えやすい方は、一直線に長くシェーディングを入れても構いません。

対して、もともと鼻の長さがある方、顔の縦幅が長い面長さんは一直線に入れると余計に鼻が長く見え、鼻の大きさが目立ちます。この場合は鼻の中間までの長さにとどめておきましょう。

いずれにせよ、眉頭の下のラインから内側に入れることで、自然なノーズラインを描くことができます。
自分の鼻の形、そして顔型に合わせてノーズシャドウを入れましょう!


ノーズメイクは奥が深く、細かいパーツになりますがお顔の印象も大きく左右されます。
この記事を参考に、最適なノーズアイテムを選び、自分に合うノーズシャドウの入れ方を試してみてくださいね。
 

写真・文:SAKI(メイク講師・美容ライター)

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HALMEK up編集部
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