大人のメイク再入門#3
しぼみがちな目と唇を若々しく!印象アップテク
しぼみがちな目と唇を若々しく!印象アップテク
公開日:2024年07月13日
教えてくれた人:えがお美容室 鈴木みほさん(左)・テルイタカヒロさん(右)

シニア世代の髪や顔の悩みに寄り添うヘアメイクに定評がある美容室「えがお美容室」(東京・巣鴨)のメイクアップアーティスト、ヘアディレクター。
お問い合わせ先/えがお美容室
眉:どんな眉でも「スタート地点」さえ間違えなければ簡単
「左右で形が違う」「若い頃とは形が変わってきた」などハルメク世代の多くが悩む眉。えがお美容室の鈴木さんは眉の「スタート地点」をそろえることが大切だと指摘します。
「特に『左右で形が違う』と悩んでいる人が多いですが、『スタート地点』である眉頭の位置が左右である程度そろっていれば、自然な仕上がりになります」。「スタート地点」の目安は目頭の上。
まずはそこからパウダーで黒目の上まで、次に眉尻までと描き足しておおよその輪郭を作ります。その後ペンシルで毛がまばらで穴が開いている部分を埋めたり眉尻を整えれば、若々しい自然な眉になります。眉山を作ろうと意識し過ぎないこともポイントです。
さっそく読者の齋藤さんが実践しました。
老け見えしない!ナチュラル大人眉の書き方
1.「目頭の上」から「黒目の上」までパウダーで描く

パウダーで目頭の上から黒目の上まで描きます。眉頭の高さが左右で異なる場合は、低い方に合わせて太めに描くと若々しく見えます。
2.「黒目の上」から「目尻の上」までパウダーで描く

次は眉尻まで描きましょう。眉尻の目安は目尻の上ですが、元の眉が目尻より長い場合は無理に短くせず自然にパウダーでなぞって。
3.穴が開いてしまったところをペンシルで描き足す

パウダーで輪郭を作ったら、ペンシルで微調整します。パウダーがのらずにすき間ができたところを埋めたり、眉尻の形を整えましょう。
4.あればブラシでぼかす

もしもアイブロウブラシを持っていれば、最後に眉全体にかけて形をぼかしましょう。よりナチュラルな仕上がりになります。

「年齢とともに眉の下側の毛が減り、同時に目も小さくしぼんでくると、目と眉の間が間延びしやすい。若い頃は『眉山』を頂点にした高低差のある細い眉がお手本とされましたが、それでは目と眉の間延びが強調され、かえって老けて見えてしまうんです。大人の眉は抜けてしまった下側の毛を補うくらいの方がはつらつとした印象になりますよ」(鈴木さん)
唇:口紅を塗る前に「輪郭を広げ」てボリュームアップ
年齢とともにしぼみやすい唇。「唇より大きく口紅を塗るといいとよくいわれますが、肌の上に口紅を塗っても色がのらず、すぐにとれてしまいます。口紅を塗る前に、『輪郭を広げ』ましょう」と鈴木さん。
「輪郭を広げる」と聞くと難しそうですが、リップペンシルで1~2mmほどはみ出して唇の輪郭を描くだけです。「特に上唇の輪郭を広げると、女性らしい唇になります」
上品&ふっくら唇の作り方
1.リップペンシルで唇の輪郭の外側を引く

元の輪郭より1~2mmほどはみ出して描きましょう。色は唇より少し濃い目のピンクがおすすめです。
2.口紅でリップペンシルの中を塗る

(1)で作った輪郭の中を好みの色の口紅で塗ります。「グレイヘアの方はツヤのある口紅を使うと、華やかさが出ますよ」

読者2人も大変身!
肌、頬、眉、唇と、大人に似合うメイク術を学んだ読者も大変身!イキイキと若々しく、華やかな印象になりました。
※年齢は撮影当時のもの
齋藤久子さん(68歳)

伊藤和美さん(73歳)

最終回は、大人のメイクのお悩みQ&Aを紹介します。
取材・文=大矢詠美(ハルメク編集部)、撮影=日高奈々子、メイク=鈴木みほ、ヘア=テルイタカヒロ
※この記事は、雑誌「ハルメク」2023年11月号を再編集しています




