ちょっと仕事辞めてみました……

楽しく元気がみなぎる「推し活」のすすめ

公開日:2022.10.10

2021年の新語・流行語大賞にノミネートされたこともあり「推し活」という言葉が一般的に使われるようになりました。どちらかといえば肯定的な印象です。今回は私の「推し活歴」を想起します。誰も興味ないでしょうが読んでください(笑)。

部活に明け暮れたJK時代、ベイ・シティ・ローラーズ

スコットランドのエジンバラ出身のロックグループ、ベイ・シティ・ローラーズが日本へ上陸したのは1977年ごろでした。

部活に明け暮れたJK時代、ベイ・シティ・ローラーズ
1977年(昭和52年)『平凡』5月号の付録 ベイ・シティ・ローラーズ大百科

スコットランドの象徴である伝統的な「タータンチェック」の衣装はかなり衝撃的で、当時のファッションへの影響も大きかったです。私もスカートやシャツまた定番のマフラー等、タータンチェックの影響を受けまくりでした。

学校に『明星』『平凡』などの雑誌をこっそり持参、楽しくて仕方なかったと記憶しています。高校時代の「推し」は、空想の世界に導いてくれる存在、歓喜、夢として普通の女子高生の日常をキラキラにしてくれる存在でした。

ひょんなことでハマった、宝塚歌劇

ひょんなことでハマった、宝塚歌劇
夢の世界

職場の互助会のツアーの申し込みで当選した「お弁当付き宝塚歌劇」。当時中学生だった娘と、その友達親子とともに参加し、私と娘はまんまとハマりました。

それまで「宝塚歌劇」という言葉は聞いたことがありましたが、生で観たのは初で、まぁキラキラと華やか、非日常の夢の世界です。そしてトップスターだけでなく、舞台の端から端まですべての方が輝いているのです。

以後、何回となく宝塚に足を運びました。大劇場に続く「花の道」も過去と現在が通じるような素敵な空間です。「宝塚歌劇」を含む街が大好きです。あぁ~長らく行ってないなぁ。

落ち込みがきっかけで、Mr.Children

落ち込みがきっかけで、Mr.Children
『SWITCH』 Mr.Children 30th ANNIVERSARY SPECIAL ISSUE

おそらくMr.Children(ミスター・チルドレン)の曲に救われたとか前に進めたとかいう方は、ごまんといらっしゃると思います。

私は、仕事と子育てと同居にまつわるさまざまなこと、一つ一つは小さな事でも自分に余裕がなくてしんどい時、ミスチルの曲を聴き、立ち位置に戻れました。

そのきっかけでファンクラブにも入り、またまた娘を道連れにドームツアー等々行きました~。やっぱり若かったのか、行動力がありました。好きな曲は「彩り」「蘇生」です。

過去も現在もずっと、オリエンタルラジオ(中田敦彦)

オリエンタルラジオは、2003年デビューのコンビです。

気づいたらファンになっていて、東京・渋谷のヨシモト∞ホールの単独ライブにも行きました。さまざま良きこともそうでないことも話題性の高いコンビですが、私はずっと中田敦彦さんの大ファンです。

なぜかと考えてみると、中田さんの考えや行動が私の考えや理想と似ていて心地よいのです。

自分の生活が順調でもそうでなくても、「目の前のことに熱狂していきその対象は次から次へと変わる」。いつも全力投球し「もっとまだやれることがある」と考えて考えて行動するという、なんとも素敵な生き方が大好きです。

過去も現在もずっと、オリエンタルラジオ推し(中田敦彦)
左『独学の教科書』 中央『幸福論』 右『中田式 ウルトラメンタル教本』

「推し活」は自分のために

「推し活」は、その当時の情景を思いおこさせてくれます。誰のためでもない、自分が楽しい、元気になる、やる気が出るためのものです。

今後の「推し」出現が楽しみです。

 

■もっと知りたい■

 

たこりん

看護職として無我夢中で駆け抜け、気づけば定年。少しゆっくりできればと思う間もなく、いろんな課題が降ってきます。でも今の時間を無駄にするのも輝かせるのも自分次第。環境とともに「しあわせ」の尺度や考え方が変化していく様を、文字にお手伝いしてもらいながら可笑しく前向きにお伝えしていきます。
 

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