ちょっと仕事辞めてみました……(3)

そうだ!やっぱり日記が書きたい!

公開日:2022.03.12

書きたいという思いがたびたび芽生え、書き始める日記。しかしまったく続くことなく、60年が経過しました。仕事を辞めたのを機に、「日記書こう!」と懲りずに始めてみました。

どうしたら、日記は続けられるんだ

何をしてもなぜか続かない私です。まったく自慢にならないのですが、究極の三日坊主です。特に日記においては、オギャ~と生を受けてから60年続いたことがありません。

小学校の夏休みの絵日記は、夏休み開始後3日程度は書いていましたが、残りは8月後半から怒涛の追い込み。なんとなく覚えていることを当てはめていくのと、あとは嘘八百の作り話でした。

何事も計画通りというのが、苦手なようです。宿題もあったので、本当に夏休み後半は悪夢のようでした。まぁ、自分が悪いのですが……。

ちなみに、「そうだ!パソコン入力なら続けられるかも……」とパソコンを媒体にブログを始め、日記代わりにしてもみましたが、これも続きませんでした。

続かないのに、書きたくなるのはなぜ?

自分は絶対に続けられない、とわかっているのに、なぜか書きたくなる日記。

進学、就職、結婚、出産等々。ある意味人生の節目を迎えると無性に書きたくなるのです。意気揚々とお気に入りのノートを選び、家に山ほどあるボールペンも新調し、書く気満々で始める日記なのです。

きっと形から入るタイプです。けれど続きません。挙句の果てには「私、B型だからなぁ。飽きっぽい」と血液型に責任を擦り付ける始末でした。私の本棚にある引き出しには、半分ほどしか使っていない、新しげな何やら可愛げなノートが何冊もあります。

日記が続けられない理由

日記が続けられない理由

ネットで調べてみました。

「完璧さにこだわってしまう」「ネタがみつからない」「新鮮さが薄れてくる」「書くための余裕がない」等。まぁ、だいたい似たようなコメントやアドバイスが記載されていました。

私にあてはめると、まさしく「新鮮さが薄れていきつつ、飽きてしまう」。また、フルタイムの仕事をしているときは、「時間的にも気持ち的にも余裕がない」というのも、日記が続けられない大きな理由だったのではないかと思います。

仕事を辞めてから、日記が続いている

生まれこのかた60年、1回たりとも続かなかった日記ですが、現在続いています。令和3年(2021年)4月からですので約1年。そんなに負担にならず、当たり前のルーティンのように毎日欠かさず書いています。

退職時、職場のみなさんから記念にいただいたのが、万年筆でした。退職したらぜひゆっくり手紙や日記を大好きな万年筆で、と願っていた私の希望でもありました。

私が選んだ日記帳は、見開き2ページで1週間分が書け、1日分は数行です。もっといろいろ書きたいと思う時もありますが、1日を振り返り凝縮して書きます。この文字量なら、あっという間に書けます。そしてなにより、時間や気持ちにゆとりができたことも大きいと思います。

仕事を辞めてから、日記が続いている

仕事を辞めてから、日記が続いている
「日記 しあわせA」MIDORI(R)

「日記続けられない病」を克服できそうです。そろそろ同じタイプの日記帳を新調します。

 

■もっと知りたい■

たこりん

看護職として無我夢中で駆け抜け、気づけば定年。少しゆっくりできればと思う間もなく、いろんな課題が降ってきます。でも今の時間を無駄にするのも輝かせるのも自分次第。環境とともに「しあわせ」の尺度や考え方が変化していく様を、文字にお手伝いしてもらいながら可笑しく前向きにお伝えしていきます。
 

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