念願の四次元パーラー あんでるせんに行ってきました
2023.12.072022年09月27日
私の選択「小さな暮らし」で「豊かな人生」を(11)
Withコロナ下の娘母子との夏休み(後編)
長女母子の帰省は最初につまずきました。薬局で受けたPCR検査の結果が出発前日になっても届かなかったのです。薬剤師が検体をラボに出し忘れていたそう。アメリカあるある話。それを見越してすぐに結果が出る別の薬局を見つけておいて危機回避。
初めての現地集合
こちらの孫は12歳と17歳。地元小学校に体験入学させてもらっていたので、コロナ禍前は毎年1か月~2か月半我家でプチ同居していました。だから、以前のように話してくれるかな? 遊んでくれるかな? のドキドキはありませんでした。
これまで8人乗りワゴン車で「関西国際空港」や「伊丹空港」、私が不自由になってからは「高速バス停留所」まで迎えに行っていたのですが、「小さな暮らし」で軽自動車にしたのでとても3人分のスーツケースを積むことはできません。そこで、今回初めて「現地集合」することにしました。
今年(2022年)は、清水寺と錦市場を見せたいと前もって連絡があったので、どちらにも比較的アクセスの良い京都市内の「動物園ビュー」自炊式アコモデーションを予約。私たちがチェックインしてすぐに娘達も到着。荷物の整理を済ませると早速夫と背比べです。
夕食は老舗京料理のケータリング。残念ながらこの時節柄お弁当形式。娘は日本料理に飢えているのです。飢えているのは手作りパンも。アメリカには菓子パンがないのです。
翌日、買っておいた手作りパンと夫お手製の野菜サラダ、ベーコンエッグ、牛乳、果物の朝食を済ませると、夫の運転でデパートまで行き夕食用にデパ地下でお惣菜の買い物。デパ地下の食料品売り場もアメリカにはないのです。清水坂まで夫が送りいよいよ観光開始です。
清水寺で、胎動巡りやおりん等の体験をし、産寧坂ではお土産さんや和風スィーツを楽しみ時間切れ。二寧坂は駆け足で通り過ぎてアコモデーションへ帰ってきました。夕食は、デパ地下でそれぞれが選んだ日本らしく季節感いっぱいのお惣菜を頂きました。
次の日の目的地は、「錦市場」と「マンガミュージアム」。私たちはチェックアウトを済ませると、3人分のスーツケースを軽自動車に積み込んで自宅に向かいました。娘達はJRとバスを乗り継いで、久し振りの実家に帰ってきました。
レンターカーで愛着のログハウス行き
今回も全員が乗れるレンターカーを借りてログハウスへ。17歳の孫は2歳の頃から作業中のリフトに乗ったり、アトリエの白壁の砥の粉塗りを手伝ったり、ログハウス建設の経過を見てきました。
ログハウスに到着すると、すぐに扇風機が壊れていることに気づき、「タイマーが使えなくなっても良いのなら、ペンチと絶縁テープがあれば簡単に直せると思う」と、早速分解に取りかかり見事動くように!「タイマーのところには赤いビニルテープを貼っておこう」。良く気がつくこと!!
今年の夫の願いは、孫たちに釣果を上げられるまで釣りを教えること。12歳の孫娘もベラ(キュウセン)を釣り上げるのに成功! 夫は、それを丁寧に3枚に下ろして朝食のパンに合うようにムニエルに。自分で釣った新鮮な魚は格別です。
2泊後、御在所岳のロープウェイに乗ってから帰路に着くことにしました。
新しい形での帰省を楽しみ、1年間のお別れ
長女家族の特徴は、よく食べ、ダンスが得意で、ボードゲームをみんなで楽しめること。
ログハウスの行き帰りにも日本らしい食べ物と見ると抜かりなく。回転寿司と京都発○○ラーメンは外せません。ログハウスの帰りには○○ラーメンでの夕食が恒例になっているのですが、開店まで間があったので信楽にある陶芸の森に立ち寄りました。彫刻作品に触発されて親子3人そろってポーズを。
昼間は別々の行動でも夕飯には集合。食後には景品をつけてのゲームを夜な夜な楽しみました。
こうして、コロナ禍前より短かった今年の帰省は、荷物だけを軽自動車に載せ、娘母子はバスで移動して、初めての最寄りJR駅での見送りでおしまいになりました。「小さな暮らし」に合わせた新しい「帰省の仕方」の始まりの夏となりました。
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