- ハルメク365トップ
- ハルトモ倶楽部
- 人生の転機
- やってきました終の棲家へ―「小さな暮らし」スタート
2021年11月1日、予定どおりやってきました終の棲家へ。自宅の4分の1程の、文字通り「小さな暮らし」の始まりです。荷物は自家用車で少しずつ自宅から運んでは片付け、片付けては運び、1日目からスッキリ「小さな暮らし」のスタートです。
コロナ禍の中でのお引っ越し
ミニバンの自家用車に、パソコン用のデスク、パソコン、プリンターを積み込み、空いたスペースに洗面・入浴・化粧用具、2日分の食料・調味料、最低限の食器類、小さな鍋・釜、積めるだけの衣類を詰め込んで、京都府南部の山間にある我家を夫と2人で出発しました。
1時間余りで終の棲家となる滋賀県の「介護付有料老人ホーム」に到着しました。後30分ほどと見通しが立ったところで電話を入れておいたので、4人のスタッフが台車を持ってスタンバイしてくれていました。
生活部のスタッフによって荷物がどんどん運び込まれる一方で、夫と私は応接室に招き入れられ、総支配人、看護師長、担当コンシェルジェ等から歓迎のご挨拶を受け、すぐに部屋に飾れるようにアレンジメントフラワーのプレゼントを頂きました。
アッという間に荷物は運び込まれ、これから48時間は自室隔離期間です。「レストランから食事を配膳しましょうか」と聞いて頂いたのですが、レストランの食事はレストランで始めたいと思っていた私たちは、持ってきた食材で48時間をしのぐと決めていました。
購入した家具や電化製品は、営業部のスタッフと電話でやり取りしながら配置を決め、立ち合ってもらって前以て入れておいたので、すぐに生活を始めることができました。
グッスリ眠って爽やかに迎えた朝
「小さなお引っ越し」「優しいスタッフ」であっても、やはりよほど疲れていたようです。初めての場所、初めてのベッド、布団、枕でも、夜中に一度も目を覚ますことなくグッスリ眠って爽やかに朝を迎えることができました。
寝室のカーテンを開けると対岸から部屋のすぐ下まで伸びた金の道。そうそうこれなんです。ここを選んだのは。
その翌日は11月3日の祝日。この日も晴天で、空には見事な光のカーテンが。そしてカヌー教室の楽しそうな子どもたちの声が聞こえてきます。葦林を挟んだ距離感と5階という高さが幸いして適度な賑やかさ。もうそれだけで、ここに決めて良かったと思えた自室隔離期間の48時間でした。
館内巡りでこれからの生活をイメージ
入居3日目の正午過ぎ、晴れて自室隔離から解放され昼食前にコンシェルジェの案内で館内を巡りました。入居を決める前に2回見学はしていたのですが、その時は緊急事態宣言中でごく限られた所しか見ていなかったのです。
まず生活に欠かせないゴミ置き場は、2部屋挟んでゴミステーション。いつ出しても良いそう。次に郵便物や施設からのお知らせが入るポストステーション。
それから麻雀、囲碁、その他の趣味の部屋。夫が興味を示したのはビリヤード・工作室。いずれゆっくりサークル活動の様子や、個人でも使えるかどうか等探ってみようと思いながら回りました。
最後に、私がもっとも心配していた温泉と機能訓練室を案内してもらいました。さすがに高齢者住宅だけあって、温泉には4つ脚の杖や、シャワーチェアが置かれていて、浴槽の中にも手すりがついています。これなら私一人ででも温泉に入り温泉効果の恩恵にあずかれそうです。
機能訓練室は1階の琵琶湖に面した開放的な場所にありました。障害のあるなしに関わらず、2人の理学療法士さんの指導の下でそれぞれに合った機械を使って1時間訓練ができます。私たちは週2回の予約を入れることにしました。
![館内巡りでこれからの生活をイメージ](https://halmek.co.jp/media/uploads/20afad881e5cb2c7a46548723935cf951637043099.6222.jpg)
それからレストランへ。毎食、肉か魚のメニューから選んで注文するのだそうです。この日私たちは、肉料理を選びました。
11月10日頃冬鳥が渡ってきて湖は賑やかになりました。名前はまだ知りません。これから、渡ってくる鳥の名前を調べたり、施設の周りに生息する動物や植物の生態を調べたり、新たな趣味が加わりそうです。
■もっと知りたい■
-
いきなり来る強い尿意…
尿モレを心配し過ぎて水分摂取を控えるのは絶対NG!生活習慣を変えれば、尿モレ対策は出来ます! -
圧倒的においしい「水」
国際味覚審査機構(ITI)主催のiTQi優秀味覚賞で、最高ランク「三ツ星」受賞!モンドセレクション金賞!「真においしい水」の条件とは一体? -
クーポン進呈!尿モレ対策
ハルメク読者の約8割が「不安」な尿モレ。その対策に、注目の「夜~朝専用」吸水パッドをご紹介。特別クーポンも進呈! -
突然の出費はこれで解決!
住宅ローンや子の教育費などお金がかかる50~60代。一方で親は高齢となり、その金銭面の援助も不安。解決策を探ります。 -
「疲れ」感じにくい体に!
気温も湿度も高い夏は疲れやすい季節。夏バテになる4つの原因と猛暑を乗り切る「体づくり」の方法を解説! -
何歳からでも若返り!
老けた印象に見える「顔たるみ」は簡単なケアの継続で解消できます!年齢のせいと諦めず、2週間チャレンジしてみましょう!