自分のための特別なパワースポットに行きませんか?

マイパーソナル・パワースポットのすすめ

公開日:2023.09.18

Wikipediaによれば、「パワースポット(power spot)とは、地球に点在する特別な“場”のこと」。パワースポットって、一体何なんでしょうか?

マイパーソナル・パワースポットのすすめ
パワースポットって何だろう?

パワースポットって

パワースポットと呼ばれる場所に行くことはありますか?

Wikipediaによれば

「パワースポット(power spot)とは、地球に点在する特別な“場”のこと。エネルギースポット、気場とも言う。(中略)日本では、1975年以降に、超能力者を称する清田益章が『大地のエネルギーを取り入れる場所』として『パワースポット』という語を使用し、1990年代前半から、その言葉がひろまった」

と説明されています。

Power Spotと英語で綴ることはできますが、海外の人にPower Spotと言っても理解してもらうことはできませんでした。

Spiritual Energy SiteとかSacred places filled with spiritual energy, like Sedona などと説明を加えてみたところ、なんとか通じたようでした。

パワースポットって、和製英語だったのですね! 

パワースポットって

とは言え、パワースポットという言葉はすでに広く浸透しているわけですから、パワースポットというものの概念も、日本人の中には完成されているのだと思います。

おススメのパワースポットを尋ねられたら

実は私の親戚には神主が何人かいて、神社という場所を身近に感じていますし、若干の知識も持ち合わせているつもりです。

おそらくそのためだと思うのですが

「おすすめのパワースポットを教えて」

「人間関係をよくしてくれる神様がいるのはどの神社?」

などと尋ねられることがあります。

日本の神様は「八百万の神々」と言われるほど数が多く、外国の宗教とは異なり「唯一神」ではありません。

日本の神様は得意分野をお持ちです。それぞれが、各分野のスペシャリストですから、どうせ行くならその得意分野の神様がいる神社に行きたいと思うのは当然かもしれません。

常にスマホが手の届くところにあり、わからないことはすぐに調べることができる現代。

私に尋ねてくる友人たちの中には誰もが知る「縁結びなら東京大神宮」とか「明治神宮の井戸」というような答えを求めているわけではなく、「えっ、そんな場所があったの?」というような、知る人ぞ知る的な答えを期待していることも少なくありません。

だとするならば、自分専用のパワースポットがあったら最強だと思いませんか?

たしかにテレビやネットなどで紹介されている有名なスポットは、多くの人たちを魅了したくさんのエネルギーに満ちた場所もたくさんあると思います。

でも「いざというとき」「エネルギーが落ちているな」「不安でたまらない」……というような場合だけでなく、日頃からふと足が向いてしまう場所、なぜか行くと落ち着く場所。

そういう場所こそが、まさにパワースポットになるのではないでしょうか。

マイパーソナル・パワースポット

私の場合は、母方の親戚が代々護ってきた、とある山中にあるとても小さなお宮がマイパーソナル・パワースポットです。

なかなか気軽に行ける場所ではないのですが、先日数年ぶりに母や叔母を連れて訪ねてみました。

気温35度を超える猛暑の日でしたが、鳥居をくぐったとたん気温が数度下がったように感じました。真夏で蒸し暑いのに、研ぎ澄まされたような冷たい空気に包まれた感覚です。

すぐ横を流れる小川の水音も急に大きく聞こえ、天に向かって伸びる木々が、別の世界への入り口のように見えました。

決して大きなお社ではありませんが、その場に立っているだけで、杜に抱かれ大きな安心感を得、自分が内側から洗われて、とてもすがすがしい気持ちになります。

 

マイパーソナル・パワースポット
祖父の歌碑の写真を撮ったのですが、家に帰ってから写真を見てみると、歌碑の前に小さな光がありました
スマホカメラでよく見られるゴーストかもしれませんが、私には数年ぶりに家族がこの場に集まったことを祖父が喜んでくれているように思えます

地図にも載っていないような小さなお社ではありますが、ご先祖様が葬られている土地であり、彼等が代々護り続けてきたお社ですから、自分の内観を深めるのに最適な場所。そして自分に必要な最高の力をいただける場所なのだと思います。

マイパーソナル・パワースポットのススメ

パワースポットとして万人に広く知られた場所でなくても、その場所に行くと明らかに空気が変わり、大きな愛で包み込まれるような場所。そんな一人ひとりのパワースポットは必ずあるはずです。 

幼い頃の記憶、懐かしい場所、日常の中で気になってふと足が向く場所など、ほかの人には感じることがなくても、自分自身で感じることができる、自分専用のパワースポットを探してみませんか? 

それは必ず見つかるはずですし、最も自分自身を癒やし、力づけてくれる場所であるはずです。

■もっと知りたい■

堀井 あん

バツイチ、子なしの独り身。母の世話のために勤めを辞めて実家に戻りました。還暦を目前にして、あれこれ考え始めた今日この頃。きっと同じようなことで笑ったり泣いたりしているだろうと思われるハルメク読者の皆さんと繋がれるといいなと思っています。Instagram

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